【相対性ゴルフ論】目指せ@月一ゴルフでシングル(級)

毎週行けば誰だってシングル。月一だから苦労する。心構えと頭の使いようで今日から貴方が別人になる【相対性ゴルフ論】。

この時期に友達を探す

2005年11月30日 | 実戦ラウンド
◆ダンベル1本を持ってウォーキング
 これ、意外と楽しいですよ。
 世界が、運動が、自分が違って見えます。
 ただし、重いのはダメ。長いのもダメ。
 振り回すと迷惑になります。あくまで常識的な線でお願いします。
 
1)たまに立ち止まって、スイングをイメージしてダンベル素振りをします。

 右手でやると「畳む」⇒「伸ばす」の感じが確認できます。
 左手でもヒジの角度を変えると「畳む」⇒「伸ばす」のイメージになります。

2)右手で擬似スイングします。
 ゆっくり歩きながら、1歩、2歩、3歩で1回振り出します。
 これで窮屈な人は1歩、2歩、3歩、4歩、5歩1回振り出してください。

 これは筋力トレーニングではありません。
 下半身と腕とのシンクロ、テンポを覚えるためのものです。
 世間一般で使うスイング時の「体重移動」をマスターするためのものです。

 

◆この時期こそアマチュアにとってはゴルフジーズンです。
 晴れがいい、暑いのがいい、無風がいい、芝のコンディションがいい・・・
 どれもプロや一部競技ゴルファーの欲です。
 ただ、「いいスコアがほしい」人の欲です。

 自然環境と闘っていると「自惚れている」人の欲です。


◆プロは雨だと試合が中止になります。
 「グリーンに水が浮いてちゃ試合にならん」とかいってね。
 アマチュアは、相当の雨で中止になりません。どんなに風が強くても中止になることは少ないのです(生命に危険がある場合は別です)。
 

◆本題です。
 この時期に「ゴルフ友達」をつくりましょう。
 ゴルフで最も大切なのは、個人の肉体的な資質ではありません。
 貴方をとりまくゴルフ環境です。

 中でもやはり人間関係が最重要になります。

 1、師を選ぶ
   よい師に恵まれないとよいゴルファーにはなれません。
 2、友を選ぶ
   よいゴルフ友達こそ上達のエンジンです。

◆この時期はコースに出る回数が減ります。
 その分、練習場やスポーツクラブなど、ゴルフ場以外でゴルフのことを考える時間が増えます。「オレは夏もそうだ」という人もいるでしょうが・・・

 ゴルフは遠距離恋愛に似ています。
 遠距離恋愛は、相手のことばかり考えます。
 次に会ったときはああ言おう、こう話そう、とそればかり考えます。
 なのに会ったときには思っていることの1/10しか話せません。
 
◆こんな時にこそ、来シーズンの目標を探します。
 「ニギッテ」くれる相手です。できれば「スクラッチで」。

 つまり、貴方より明らかに上手な人です。
 でも、上手すぎる人は逆効果です。

 いっしょに練習場に行きましょう。
 どういう練習をしているのかじっくり観察しましょう。
 何を課題として練習しているのか観察です。

◆今の自分が何をマスターすればライバルに勝てるのか。
 それをしっかりと掴みましょう。


◆ゴルフを初めて間もない人は、来ジーズンに4,5回連れてってくれそうなゴルフ友達を探しましょう。
 1)お小遣いに余裕がありそうな人
 2)それほど下手ではなさそうな人
 3)あまりおしゃべりでない人
 4)強引な性格や病的でない人
 5)車を持っている人
 アッシー&ゴルフ友達を探すわけです。
 ここは「ヨイショ」するしかないですね。

ゴルフに効くウォーキング

2005年11月29日 | 実戦ラウンド
■そろそろ今年のゴルフおさめです
 1月15日~2月一杯(関東以南では)、ゴルフには向かない気象条件です。
 最高気温が10℃以下(最低気温が3℃以下)だと、そうとう厳しい条件です。

 
 「雨だと5打」足すと言ったのはグレック・ノーマンだったと思います。
 10℃以下だと同じく5打足したくらいが目標になります。

■冬の雨だと、「10打は覚悟する」
 スコアより怪我がなく、カゼも引かずに無事帰ってくることが目標になります。

■手前のボールを狙って打つ
 だんだん遠くのボールを狙う。30yまで。
 手前かだんだんとボールを狙っていくとヘッドアップしなくなりますね。

 ボディターンによる60yショット(40y狙いも可)。
 体幹と腕の動きがシンクロしないと、安定しませんね。

 この動きは全てのショットにつながります。
 スイングを単純化すれば、「体幹と腕のシンクロ」なのです。

■足腰にはウォーキングが
 いいことは誰でも知っています。
 スポーツ科学からみると、歩く筋肉を鍛えるには、走る筋肉を刺激しておく。
 つまり、もう少し負荷を大きくするほうが効果的です。

 休日に1時間、しっかり歩けるようになったら(時速5~6)、
 1時間中に、15分間のジョギングを入れましょう(時速7~8k)。

 呼吸が乱れないくらいの運動強度です。
 速さは、ウォーキングしている人を追い越す程度。
 市民ランナーに抜かれる程度です。

■ジョギングが終わったら大きく深呼吸
 鼻から大きく。
 呼吸筋群を刺激しておくと苦手な朝一ショットの克服につながります。

■冬場のおすすめゴルフウォーキング
 1k程度の軽めのアレイを1本持ちます。
 短めに切ったクラブでも可です(古いパーシモンのDrでつくってください)。

 これを振りながら歩きます。
 1)左手に持って、ヒジはL字にまげたまま腕を振る。
 2)右手に持って、 〃     〃       。
 3)左手に持って、ヒジは前にきたときはL字、後ろに行ったときは伸ばす。
 4)右手に持って、 〃            〃          。

■2本持って走っている人がいますが
 あれはムダ。1)と2)の状態を続けると、筋肉が固まってしまいます。

■肩と胸と背中の筋肉を使って
 大きく腕を振ります。
 ポイントは下半身との連動です。リズムカルに歩きましょう。
 
 ☆早く歩くとか、大股で歩く必要はありません。
  1)、2)、3)、4)とも200m交代くらいです。
  1時間通して歩く必要もありません。
  10分程度、1)~4)を4セット程度です。


60yを打つ

2005年11月25日 | 実戦ラウンド
◆ランニングアプローチ
 ボールをボールで狙う。
 手前からだんだん遠くのボールを狙う。
 当ると、快感です。

 この練習のメリットは、ヘッドアップしないこと。
 
 2mタテ狙いのアプローチで方向が出る打ち方をマスターしていれば、
 次は距離感です。
 距離感を出すには、ボールをあまり上げられません。

◆野球のキャッチボールを考えます
 相手が子供のとき、下からトスしますよね。正確に相手の胸に投げるためです。
 このときボールは目の高さですよね。
 目の高さだと、方向も距離もあいます。

 では、バレーボールの天井サーブのように高くボールを上げてください。
 真っ直ぐ方向は出せても、相手の胸に届かせるのはたいへんです。
 
 目の高さだから距離感が出る。ご理解いただけましたか?

◆今日は距離感が出しにくい高いボールを打つ練習です。
 高いボールでの距離感を養成します。

 よく100yが基本といいます。
 確かに、コースにはグリーンまで100yのクイが立っています。

 それを目標にボールを打ってきます。その意味では基本は100yです。

◆100yはショット練習になります
 アマチュアにはかなり遠い距離です。
 腕の使い方、肩の回し方、体幹の回転など身体全体がうまく連動しないとよい結果がでません。
 つまり、確率の練習です。

◆60yのドリルはショット練習ではありません
 ボディターンによる体幹の回転運動の習得です。

 女性の場合やシニアは40yでもOKです。

 ボールの落下地点が確認できるところ。
 そしてそのボールが転がる距離が見えるところです。

◆PWやSWなどウェッジ類を使います。
 できるだけ高くボールを上げます。

 ゆっくり振ると高く上がります。

 身体を使って全体でクラブを振ると距離が一定してきます。

 フィニッシュが取れる人は確実にとってください。


身体の大きな筋肉を使った距離感を出すドリルです。

ランニングアプローチの練習方法2

2005年11月24日 | 実戦ラウンド
◆2m先のタテの目標を狙う
 これは家の中でもできます。
 テーブルの脚にタオルを巻いてください。床がフローリングだとダメですよ。
 カーペットや絨毯。なかったらバスタオルを敷いてください。

◆練習場では次の手順でやってみましょう
 1)2m先にボールを落とす。
 2)このボールが止まったところを狙う。ボールをボールで狙います。
 3)今度は2球目のボールを狙う。
 4)次は3球目を狙う・・・・・
 5)30y以内まで、自分の打ったボールを狙います。
 6)30yを越えたら、また2mからです。
 7)ボールがボールに当りそうな、惜しい当りがありましたか?
 8)手前から狙っていくとヘッドアップしません。
 9)距離感の養成は手前からが鉄則です。
 10)小さなボールを狙うことで集中力が養われます。
 11)最大のメリット、それは、球筋の安定です。
    目線より高くボールが飛びにくくなります。

◆方向は努力です
 距離感は生まれつき、才能といわれます。
 でも正しい練習方法を積み重ねると、距離感も着いてきます。

◆頑張ってトライです!

これはいい!
自宅でいつでも練習OKです。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=omoideboxcoco-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000AQN0T2&=1&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

↑↑↑↑↑教えてください↑↑↑↑
アマゾンでいい練習道具をみつけたんのですが、投稿のプラウザには画像が表示されます。
でもアップしてみると・・・
どなたか、教えてください。お願いします。

ランニングアプローチの練習方法

2005年11月22日 | 実戦ラウンド
◆今日は「ランニングアプローチの練習方法」です。
 「ランニングアプローチの練習」については、お近くの資格をもったレッスンプロに聞くのが一番です。
 
 知ったかぶりの教え魔には要注意です。
 特に若い頃からゴルフをしてきた恵まれた環境の人は、自然に出来上がっています。
 苦労を知らないから、「かんたんでしょ」で済ませてしまいます。
 誰でもできると思ってしまいます。

 会社(仕事)でも同じです。
 やり方を教えずに何でも「かんたんじゃん」という先輩や上司には注意です。
 そんな人は、意外と出来そうで出来ない人が多いようです。
 残念ながら、それに気づくのは5~10年後ですが・・・


◆「ダンロップフェニックス」でもカップインしたアプローチはランニングアプローチでした。
 林の中から「上」を通して寄せるというのはごく稀です。
 バンカー越しでもランニングが多かったようですね。

◆しかし、やっている人に「ランニング」や「ピッチ」など、意識としての違いがあったかどうか、疑問です。状況により「ボールを落とすべき所が決まる」それだけのような気がします。上りは止まるし、下りは長く転がる、だたそれだけだったように感じました。


◆「落とすべきところ」に落とすには2つの要素があります。
 1つ目は「方向」、2つ目は「距離」です。
 
「ランニング」はグリーン上を転がりますから、「方向」さえしっかりしていれば、カップの近くを通る可能性があります。
うまくすればピンに当たり、「ニア」に止まります。
もっとうまくすればそのまま「カップイン」の可能性だってあります。


◆つまりランニングアプローチは「方向」の練習といえます。
 1)2m先の10cmの木を狙う。
ゴルフ場の適当な場所を探します。練習場の近くがベスト。パターグリーンの周りでもできます。うるさいゴルフ場や名門ゴルフ場は見つかると「ダメ」といわれます。アプローチ練習できる場所があってはじめて名門ですどね。
また、ティーグランドの近くだと、そこがOBゾーンでも「ライのテスト」になりかねません。正式な競技会ではやめましょう。

 2)PWと8Iを使います(僕は53℃と9Iです)
 3)PWで10回連続して立っている木の幹を狙います。地面から5~20cmのところです。
   次に8Iで10回連続して木の幹を狙います。
   どっちが当る確率が高いですか?
   グリップの位置に注意しましょう(クラブの長さに)。
   両方とも10回連続で当るように練習しましょう。
 4)ヒジと手首が楽に伸びていないと10回連続は当りません。
 5)腕とクラブがシンクロされていますか?
 6)ポイントは画像です。左手の甲とフェースが同じ方向をむているかチェックしてください。
   左手の甲でボールを運ぶイメージで。
 7)グルップはストロング(フック)でもウィークでもかまいません
   フィンガーでもパームでもかまいません。
   「手の甲とフェースは同じ向き」と貴方が感じられればOKです。

 8)10cmの木でうまく行ったら、次は5cmの木の幹。最後はロープや紐です。

 9)自宅でも出来ますよね。カーペットの上から机の脚を狙います。
   机の脚にはタオルを巻いておきましょう。


◆2m先の狙ったところに安定して9割以上当るようになると、ゴルフが楽しくなります。
 10回連続に挑戦です。


○-------------ご意見募集--------------------○○

うちのクラブはここがいい、あそこのゴルフ場はここがいい、
巷の評判と実際のゴルフ場(クラブライフ)は違っています。

ゴルフ場(クラブ)で気がついたこと、気に入ったこと、
うちの自慢、なんでも結構です。ご意見を募集しています。

○-------------どしどし、メールください-----------○○


これはいい!
この冬はこれで特訓です。

冬場のコンディショニング

2005年11月21日 | 実戦ラウンド
この「月一」ブログ、平日の閲覧数が800~1000。アクセスIPが180~250。
日によっては「Goo」の1000位以内に入ります。「Goo]は1000以内しか表示されません。
1000位以内がひとつの目標です。

メルマガ『読むゴルフ』の定期購読数が1500。
「月一」のアクセスIPが200強。
あとがきブログの「日々是口実」が50(11月からアクセスポインターを設置しました)。

3つのメディアを総合的に利用していただくと、ゴルフがもっと好きに、もっと深くなると思います。

もっと利用しやすいようにしなければいけないと思っています。

■今日はコンディショニング
 アマチュアゴルファーはあまりコンディショニングということを考えないようです。 コンディショニングよりテクニックと思う傾向が強いようです。

■冬場にサングラス、手袋、防寒グッズ
 これも大きく言うとコンディショニングです。コンディショニングのうちの備品、携帯品です。

 スポーツにおけるコンディショニングとは
 「身体を整えて準備する」
 「ココロを整えて準備する」
 「道具を整えて準備する」

 アマチュアの場合、これに
 「お金を貯めて準備する」
 「休日をやりくりして準備する」が加わります。
最後の2つを整えることの方が難しくて、これが解決出来ているときが一番スコアがよかったりしますね。

■今日は冬場のコンディショニングの身体の部です。
 冬場のゴルフは思った以上に疲れます。寒いと消費カロリーが大きく、身体に負担がかかるからです。
 
 寒いと身体は緊張します。その緊張が好きな人がいます。集中力が上がっていると勘違いする人もいます。そんな人は身体が温まった午後や、緊張が解けた一休み後に大叩きします。
 ゴルフは1ショットや短時間の勝負ではありません。18H5時間の勝負です。
 温度変化には細心の注意を払いましょう。

■ジョギングで足腰は作れます。主に鍛えられる大きな筋肉、抗重力筋は2~3ヶ月は強さを貯金することができます。8月によく走れば(歩けば)、11月までは持ちます。

これに対して、一番着きやすい筋肉はホールドする筋肉です。大胸筋とか上腕の力瘤です。ジムでつける筋肉です。この筋肉がエネルギーを貯金できる期間は1~2ヶ月。早くついて、早く効果がでますが、すぐに失われます。

このことを知って、コンディショニングはプランニングされます。

11月に目標とする試合(ゴルフ)があれば、7、8月に下半身強化し、9月に上半身強化が加わり、10月にテクニック中心で仕上げる・・・これでバッチリです。


■もうひとつ筋肉群があります。それは呼吸筋です。
 呼吸筋というとすぐに横隔膜を思い出しますね。大きく息を吸って深呼吸!

背筋を使って胸を広げる、肩をあげる、首を伸ばす、アゴを開く、口や鼻を広げる、ノドを広げる・・・・。呼吸にも色んな筋肉を使います。色んな筋肉をつかって横隔膜の働きを助けているのです。

■横隔膜は随意筋ですが、心筋と同じように付随意筋でもあります。

■ギックリ腰は、カゼの治りかけや疲れなど体調が万全でないときにおきます。
 年齢による体調の変化などのときにも起こしやすいようです。

 カゼの治りかけや体調不良のときは、往々にして横隔膜の働きが万全ではないようです。
 呼吸筋のバランスが悪いときにギックリ腰は引き起こされます。
 鍛え抜かれたスポーツマンでもギックリ腰を起こします。

■ゴルファーの最大の敵は腰痛です。
 ゴルファーの腰痛、よく原因を聞いてみると、小さなギックリ腰が多いようです。
 「あんときヒヤッとしたんだ」「あれヘンだなと思ったんだ」
 
 それを「無理して」「無視して」「忘れて」、続けていたら腰痛になったという人がほとんどです。


■冬場のコンディショニングの最大のポイントは、ずばり「呼吸筋」を鍛えるです。
 
練習場でガンガン打っても、所詮は冬場。いい当たりはしません。
いい当たりしないと、うまくなったように感じません。
うまくなったように感じないと、アマチュアは本当にうまくなりません。

練習場に行く回数を半分にして、呼吸筋のトレーニングをしましょう。

1)朝起きたらすぐに外にでて、大きく呼吸しましょう。
  ・鼻で大きく呼吸する。
  ・腕を広げて呼吸する。
  ・意識して冷たい空気を気管に通す。乾布摩擦と同じです。冷気刺激です。
2)休日はできるだけ外で活動する。
  ・筋肉への負荷は小さくてOK。汗をかくだけがトレーニングではありません。
  ・10分ごとに休憩して大きく呼吸する。
  ・指先、足先まで血液が循環していることをイメージする。
3)オフロの後に鏡の前で大きく呼吸する。
  ・胸を開く。
  ・肩を高くする。
  ・口・鼻・ノドを開く。
  ・意識して呼吸し、身体の動きを確認する。

■呼吸筋を鍛えると、気管も寒さに順応します。
 冬に早朝が気持ちよく迎えられ、しかも活力が長続きします。
 身体が思うように動きますから、大叩きしません。
 しかも、腰痛も起こしづらいし、カゼも引きにくくなります。

呼吸筋を鍛えても貯金は1、2週間しかもちません。
つねに意識して鍛えておかないと、ダメになってしまいます。  

冬は陽が低い

2005年11月18日 | 実戦ラウンド
■冬場のゴルフの注意はいろいろあります
 その中で、関東以北は陽がかなり低くなります。
 この時期に宮崎や沖縄に行くと、関東地方の陽の低さに改めて気づかされます。

■陽が低いと見づらい
 コースが見づらくなります。グリーンが見づらくなります。
 特に、逆光だとボールがぜんぜん見えません。

■同伴競技者はプレー進行をスムーズにするため
 相手がショットしたボールをよく見ておきましょう。
 
 いつも真っ直ぐ打てればいいのですが、そんな時に限ってシャンクします。

■今日の本題です
 冬場の逆光では「シャンク」が出やすくなります。
 打とうとする瞬間、光線が視界に入り、思わず顔を背けるからです。

 顔(=頭)が動くと、スイング軸がぶれます。
 ブレるとボールを打つタイミングがずれて「シャンク」します。

 ゴルフの「ハウツー・メルマガ」でシャンクの記事を見かけました。
 「右膝が出る」「右肩が突っ込む」などもっともらしい原因を上げていました。

■「なぜミスしたか」の原因は何に対してもいろいろあります。
 それを解説しても意味がありません。ぼろがでるだけです。
 
 だって、それでも右膝が出てしまうからです。


■「シャンク」が出たときは、「スイング」が悪かったのです。
 なぜ「スイング」が悪かったのかというと、貴方が「下手P」だったからです。

 次に起こさないためには、冬場だと「サングラスをかける」が有効です。
 夏場だと「自分のスイングの集中しよう」しかありませんね。

【画像】
最近、頭にサングラスというスタイルが流行っています。
でも、だれもサングラスをかけませんね。
冬場はぜひ利用してください。
もうひとつ、老眼年齢に近づいたと思っている人は、夏場の紫外線はきつ過ぎます。ラウンドの後半に目が疲れたと感じる人もサングラスを利用しましょう。

※モデルは昨日まで「腕は畳んで伸ばす」のイメージに近いスイングですね。


○-------------ご意見募集------------------------○○
うちのクラブはここがいい
このゴルフ場はあそこがいい

巷の評判と実際のゴルフ場(クラブライフ)は違っています。

ゴルフ場(クラブ)で気がついたこと、気に入ったこと、
ご意見を募集します。

○-------------どしどし、メールください-----------○○


腕を畳む

2005年11月17日 | 実戦ラウンド
■今回が「冬場のショット練習」の最終回です
 7~5Iで150y狙いのハーフショット。
 テーマは「腕を畳む」です。


■フルショットのイメージは、「腕を大きく回す」「強く回す」「速く回す」
 いろいろあります。
 その中でグルップの位置を高くするというイメージがありますね。
 十分に身体をねじるために、腕を高くする人もいます。

 位置エネルギーは高いほうが大きくなります。
 ただ、重心が高くなると大きくなりますが、腕が高いだけでは、エネルギーは大きくなりません。


■この高い位置から腕は一旦収縮し(身体の近くを通り)、ボールに向かって伸ばしていきます。この一旦収縮したところ(畳まれたところ)から、スイングするのがハーフショットです。

ハーフショットは「腕を畳み」ます。特に右腕は一番畳まれた状態です。左腕もやや畳んでいます。

■どの位置で(高さで)、どのくらい畳むか。
 それを6Iのハーフショットで見つけてください。
 スムーズに腕は伸びる位置と畳み方があるはずです。


■プロのスイングは大きく、トップの位置が高くみえます。
 タイガー・ウッズなどは鷲が羽を広げたように大きく感じますね。

 この腕が高い位置を真似すると、腕の畳をマスターできません。
 いわいるドアスイングになりがちです。
 彼らは腕を「伸ばす」(トップ)⇒「畳む」⇒「また伸ばす」(ヒットする)ということが出来ています。


■畳む位置さえマスターすれば、ショットが格段に安定します。


腕は畳んで伸ばす

2005年11月16日 | 実戦ラウンド
■スイングは円運動です
 大きな身体の使い方は円運動です。
 が、腕は単純に「畳んで伸ばす」直線に近い運動です。

■昨日、プロとアマチュアの違いは「腕の使い方」と書きました。
 プロは「腕が使えるように」立ち、
    「体幹(身体)が邪魔にならないように」クラブを振るわけです。

 昨日の画像は「ホールインワン5回!」の名人のフォローです。
 クラブが身体とボールの間を通るのに、どこも邪魔していないですよね。
 見事に腕が伸びています。
 その結果、クラブヘッドが長く目標に向かいます。
 その結果、ボールはゼッタイに曲がりません。

■それならオレだって! と思っている貴方。
 そうです。
 ボールをひっぱたくことで遠くに飛ばそうとしなければ誰にもできます。

 ヘッドを目標に向かって送ってあげる・・・・これだけでいいのです。
 
 これが冬場のショット練習です。
 7I~5Iで試してください。何回やっても、真っ直ぐ飛ぶように。

【画像】
 でも、ボールがあると、そうはいきません。
 モデルは60代のベテランゴルファー(元シングルさん)。
 よい当たりでしたが、やや引っ掛け気味に左に飛びました。

 左ヒジが畳まれたままです。ボールを打つ瞬間、伸びきっていません。
 右もややつまり気味ですよね。

 「腕は単純に畳んで伸ばす」です。肩~指先までは直線運動のはずです。
 なのに、体幹の円運動の影響を受けて、腕も円運動になっています。
 「フィニッシュをとる」とか 「ボディターン」とかいう言葉が身体に染み付いているのでしょうか?

 「畳んだ腕を伸ばす」
 もう一度、確認してください。


腕を伸ばす

2005年11月15日 | 実戦ラウンド
■ショットは円運動
 大きな運動(体幹)でみればショットは円運動です。
 しかし、腕だけみれば「収縮」⇒「弛緩」の直線運動です。

 縮めていたものを伸ばす。

 
 伸ばした勢いでフィニッシャをとるためにまた縮みます。
 腕の筋肉を開放(リリース)したあとの収縮は力が入りません。
 腕はスピードがあるのでリラックスしています。
 落ち着きやすいところに落ち着くだけです。

■冬場のショット練習では、フィニッシュは考えないでよいと思います。
 ポイントは、筋肉の開放、腕のリリースということです。


■「トップ」を頂点と訳すと、高い位置にグリップや腕があるイメージです。
 ここでは「トップ」とは一番腕が縮んだ状態であると思ってください。
 
 ハーフショットのイメージです。

 無理なく縮んだ状態。ここから腕を解放します。


■プロとアマの違い(ローハンディの人とアベレージゴルファーの違い)
 一番の違いは「腕の使い方」です。
 体力や体格や筋力の差ではありません。
 下半身の使い方でもありません。

 「腕の使い方」がスムーズかどうかです。

 腕の使い方の上手な人が、スイングが上手な人、つまりゴルフが上手な人です。

 
『画像』
シニアになったS氏は、ホールインワン5回達成! 5回ですよ5回!
只者ではありませんね。135yのショートホール、8Iのショットです。

「なるほど」と唸るらせるほど、素晴らしい腕の使い方です。
ボールをヒットしてからかなりの時間と距離、ヘッドが進行方向に向いたままです。これだとボールはゼッタイに曲がりません。

両腕がよく伸びています。
両腕が伸びているということは体幹の回転がスムーズだということです。
どれをとっても理想のスイングです。

アマチュアゴルファーのお手本になるショットです。

この画像をイメージして6Iで150yを狙ってショット練習しましょう。
狙いは遠めです。実際には130yが落下点でOKです。




  

リリースをマスターする

2005年11月14日 | 実戦ラウンド
◆冬場練習のポイントは
 「リリースをマスターする」です。

◆PWでの60yショットで「ボディターン」をマスターしました。
 「ボディ」をつけなくてもいい気がしますね。
 「ターン」は「ボディ」でやるものです。

◆次にミドルアイアンによるハーフショットです。
 ハーフショットというと、フォローもハーフになってしまう人がいます。
 ここでいう「ハーフショット」をは「無理のないトップの位置から」のショット です。

 収縮した筋肉と関節を解放するイメージで、ボールを打ってください。

 ヘッドを目標に向け放り出すつもりで。
 
 強くヒットするのでなく、素早くヘッドが通りすぎるつもりで。


◆加速度的にクラブが動いたら、フィニッシュをとりましょう。
 


冬場のショット練習

2005年11月11日 | 実戦ラウンド
★吉岡篤さんの「営団地下鉄」のポスター
 ご覧になった方が多いと思います。

 「吉岡アーテん」は11月23日まで ※詳しくは11月9日のブログで


■冬場のショット練習
 練習場に行くもの億劫になるほど寒くなります。
 この時期の練習場にはメリットがあります。

 レンジボール(練習用ボール)はコースボールより柔らかいこと。
 数を打ってもひじを痛めません。

 逆に「コースボール」が売り物のところは要注意です。
 硬いボールをバシバシ打つと手首やヒジに負担がかかります。

■ロストボールを使っているところはさらに注意が必要です。
 ロストボールの硬さはマチマチ。
 柔らかかったり硬かったりします。
 これを見極めていないと、故障の原因になります。

■冬場のショット練習は基本が60y
 PWで60yを打ちます。
 スイング練習で「ハーフ」の練習を薦めました。
 PWの「ハーフスイング」で60yを打ちます。

 身体全体を使い、ゆっくりスイングします。
 ボールを捉えたフェースが長く目標物を向いているようなイメージです。

 これを繰り返すと、体幹のスムーズな回転をマスターできます。

■次が150yです。
 7I、6I(5Iでも可)で練習します。
 練習ボールは飛びませんから、実際には130yしか飛ばなくてもOKです。

 150yを狙ったつもりでスイングです。

 ハーフショットの延長のつもりで、トップの位置を無理のないところに決めます。
 
 (バックスイング)のトップの位置が決まったら、大きく振ることだけを意識してボールを打ちます。
 ボールは普段の位置より、左にします。
 DRの位置です(できるだけティーアップします)。

 フォロースルーをできるだけ大きくとる、が狙いです。

■60y狙いで身体の使い方をマスターしてからでないと、フォロースルーを大きくしようとすると、上体が崩れます。


■フィットネスをやっているつもりでスイングです。

※「トップ」が腕の筋肉の「収縮」、「フォロースロー」が腕の筋肉の「リリース」です。
「リリース」してあげることで、夏場の筋肉の疲れをとっていると思ってください。
「収縮」⇒「リリース」がスムーズにいくようになると、飛距離アップにつながります。



冬場のスイング練習

2005年11月10日 | 実戦ラウンド
★画像は吉岡篤さんの「マイルス・デービス」
 これをマイルスが見て絶賛。「ほし~い」と言ったとか。
 マイルスが書いた「デッサン画」も展示してあります。

 「吉岡アーテん」(11月23日まで)※場所は昨日のブログを見てください。

■冬場の基礎トレーニング
 体力つくりや足腰の安定をつくるのは冬場です。
 プールや散歩で、大きな筋肉をいじめてください。
 身体に負担にならないように。(昨日のブログを参照)

■素振り
 バット(ゴルフ練習専用のバット)や重いクラブ(「スイングトレーナー」)
 重いものでゆっくりスイングします。
 ・始動から左の腕が地面と水平になるまで、ゆっくりテークバックします。
 ・左腕1本で持ち上げるつもりで
 ・特に背中の筋肉を使っているイメージです。
 ・左腕が水平になったら切り替えし(振り出し)です。
 ・ゆっくり⇒やや早く(加速度的に振るイメージ)。
 ・ボールを打つべきところから通り過ぎたら大きく。
 ・右肩を回転させましょう
 
 阪田プロが言う「ジャイロスイング」とほぼ同じです。
 ハーフスイングの素振りです。

■この素振りで身体の大きな筋肉に安定したリズムで回転するということを覚えこませます。

■晴れていれば太陽を背中にします。地面に出来る頭の影が、スイング中動かないことを確認してください。

■窓ガラスで確認できます。
 また、夜は街頭でも確認できます。


 重いクラブでハーフスイング、ヒットポイントを過ぎたら大きく振る

※冬場の練習場では、この素振りから始めると、ストレッチにもなります。
 筋肉は「縮めるより伸ばす」です。
 開放してあげるというのがスイングです。

※冬場の基本のショット練習の60yと150yについては、また「後日」になります。


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     『読むゴルフ』(この濃さで毎日発行)
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○---ゴルフに行けない人はこれを読んで我慢して下さい---○
 



冬場の練習

2005年11月09日 | 実戦ラウンド
★「メルマガ」で紹介した吉岡さん作品です。
これはアメリカの「第22回イラスト国際展(80年)」優秀作品です。

デザイナーやイラストレーターを志す方なら誰でも知っている作品です。

★ぜひ、「原画展」に行って、吉岡さんを励ましてください。
「やる気」を引き出せるのはファンの声です。

「吉岡アーテん」 台東区雷門1-13-13-101
         雷門仲通・「若鹿」うら
         03-3844-7077


■冬場の練習
【フィットネス】
1)プール・・・・ロングスイムとウォーキング(大股で。水中で大きく腕をふる)と水中ストレッチ

2)ジム・・・・・冬場はあまりお勧めしません。冬は過度に負荷をかける傾向があります。エアロバイクなども腰をいためやすくなります。

3)筋トレ・・・・シーズン中にやるべきです。スイングと同時にやらないと、筋肉のための筋肉がついてしまいます。

4)スタジオ・・・過激な運動は避けましょう。ステップ時には片足に体重の5倍の負荷がかかります。300Kです!。ジャズダンスやエアロビクスはせいぜい30代までに有効。それ以降は、公園で走ったほうが全身運動になります。
「カゲキ感」が好きな人はプールで汗をかきましょう。


5)散歩・・・・・冬場こそ短時間で強めに。お風呂前の30~45分間、近所を歩いてください。ウォーキングでなく競歩するイメージで。大股で一心不乱に。ジョギングより下半身強化になります。

6)ダンベル・・・やめましょう。ダンベルでつく筋肉は、つくやすく落ちやすい筋肉です。来年の4月からで間に合います。


※筋肉は収縮とそれを開放する弛緩の2種類の働きをします。収縮を鍛えると大きな筋肉が着きます。ゴルフは重いハンマーを持ち上げる必要はありません。弛緩(=開放)スピードが大切になります。

■収縮のパワーより弛緩のスピード。これがキーポイントになります。これはほとんどのスポーツで共通しています。マッチョ清原とイチロウ、どっちがアリートに見えますか?

■ニック・ファルドは筋トレし過ぎでスランプになり、現在は解説者です。丸チャンは体重を落としすぎて今年は低調だったといわれます。
(アマチュアにとっての正しいフィットネス、今度、紹介します) 

7)練習場
あまり細かい練習はしません。
僕の場合、ウェッジ類で60Y、6~7番で150Yの2種類の練習が主になります。


この練習法については明日。



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練習場でテンポを知る

2005年11月08日 | 実戦ラウンド
■スイングの安定にはテンポを一定にすることが重要です。
 調子が悪くなると、ほとんどの場合、スイングが早くなっています。

 年をとると、実はせっかちになります。
 早く結果が見たくなるのか、スイングが早くなるようです。
 スイング全体が小さくなるためかもしれません。

■コースでショットする場合
 1)後ろで方向確認
 2)素振り
 3)ボールの横に立ち、ヘッドをボールに合わせる
 ・
 ・
 ・
 以上のようにします。

■練習場では3)から先のテンポを調整します。

(1)他の人のスイングを観察する。
(2)ショットまでに30秒が思想。つまり3)以降で10~15秒の人を探す。
(3)できるだけ上手な人。カッコイイ人を探す。
 ★打席を決める前に観察し、その人の後ろで練習する。
(4)目の前の「お手本」と同じ動作をする。
(5)ヘッドを置く⇒ワッグルをする⇒始動⇒ヒット⇒フィニッシュ
 
■どっちが先にボールをヒットする音がしますか?
 迷惑になるので、1,2回実際に打ったら、あとは素振りにしましょう。

 お手本と同じテンポできつくありませんか?
 違和感はありませんか?


■お手本さんの「ワッグル」動作と「始動」に入る動作を真似てみましょう!
 トップの位置やフィニッシャの形はその人の企業秘密ではありません。
 「ワッグル」~「始動」までが企業秘密なのです。
 ここで余分な動作が多い人ほど、「下手P」か「ミス」が多い人です。



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○----「今日は双子のお兄さん」をいわれるために----○