【相対性ゴルフ論】目指せ@月一ゴルフでシングル(級)

毎週行けば誰だってシングル。月一だから苦労する。心構えと頭の使いようで今日から貴方が別人になる【相対性ゴルフ論】。

90切り講座21【トス感覚の寄せ】

2008年11月25日 | 実戦ラウンド
◆90切り講座21


寄せは下から投げるトスの感覚に近いという
上から投げるオーバースローに似ていないことは確かだが・・・・


◆安定して90を切るためには寄せの確実性をアップする必要があります
 ショットは乱れることがあっても寄せで凌いでいく
 凌いでいるうちにショットが快復していきます


◆さて寄せはトスの感覚に似ているという

 ならば・・・・

 トス練習をしておきましょう



◆日本の練習グリーンは寄せが禁止されているところが多いようです
 
 でもトスは禁止されていません
 (常識の範囲内でね)

 グリーンエッジから5mのところにティペグを立てます
 (まわりにカップが切られていないところを選びましょう)
 

 グリーンの外から3球トスしてみましょう

 3球とも1m以内に寄りましたか?


◆実はトスのほうがウェッジを使った寄せより難しいのです
 ばらつきが多いはずです

 何故ならトスはウエッジの寄せより高い飛球線を描くからです
 
 7~10mの距離をトスする場合、
 目線の高さ(1.5m前後)までボールを上げます
 この高さのほうがボールの飛距離=距離感が出せるからです

 ところがこの高さの放物線では転がる距離をコントロールすることが難しい
 というか、事前に、あるいは2~3回で把握することが難しいのです


 5~6回やると高さと転がりの関係はわかりますが
 今度はボールをトスする強さを5~6回連続して同じにすることが難しい!

 だから3球とも安定して寄ってきません
 3球×2回でもダメ
 3球×3回でもうまくいきませんね

 手(リストから先)は器用です
 思った通りに動かせます
 動かせるから・・・逆にいうと動いてします
 どんな些細なことにも反応して一定の動きを続けることが苦手なのです
 その点脚部は長時間一定で同じ動きができます
 1時間歩いてもほとんど歩幅もスピードも変化しませんね


◆器用な手先だけでコントロールすると一定にならない!
 (だから体幹=下半身の動きとシンクロさせた動きが必要になってきます)

 このことは以前、紹介しました

 
 ここでは次の点に注目します
 寄せはトスに似ているが決定的に違います!
 
 寄せは放物線をイメージするより転がる強さ=距離感=スピードを先に考えます

 ボールが動き出すインパクトの強さが一定なら
 放物線の高さが多少変化しても転がっていく到達点はほぼ一定なのです


◆器用な手先に握られたクラブは決して器用ではありません
 ただの棒の先に耳かきみたいな鉄のかたまりがついたものでしかありません。
 
 これがボールに衝突します
 鉄のかたまりのエネルギーがそのまま100%ボールに伝わるわけではありません
 3~5%前後のロスを生みます
 
 いわゆる遊び!

 この遊びが寄せの感覚を支えます
 クラブヘッドが持つ位置エネルギーが100%ボールに移項したら
 クラブヘッドの動きが完全に同じでないとボールの動く距離も一定にはなりません


 この遊びを利用しているから寄せは寄っていくのです


◆寄っていくいく秘密、
 それはボールの転がるエネルギーの中でボールの回転をコントロールしているのです

 遊びを使ってボールをタテに回転させています
 タテに回転しているから転がる距離がほぼ一定に落ち着く!




 結論!!!
 
 トスは寄せより難しい
 

 ボールを手で扱うよりクラブであつかうほうがやさしいのです



◆寄せが寄るかどうかはいろんな要素に左右されます
 
 第一の要素はバックスイングの大きさ
 第二の要素がインパクトのスピード
 
 そして
 第三の要素が遊びを使ったボールの回転の方向


 スイングの大きさと強さよりボールの回転(主にはフェースの合わせ方)をマスターしましょう。






 

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●読むゴルフの次は当然「考えるゴルフ」、いえ考えさせられるゴルフです。

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◆提供はスポーツNPO「日本アウトフィットネス協会」でした。



90切り講座20【ドレス別ショット】

2008年11月18日 | 実戦ラウンド
◆90切り講座20


半袖か長袖かそれともベスト(肩まで)か?


 「セーター1枚でハンディ1」
 あるいは
 「セーター1枚で10y」

 スコットランドではこういわれるそうです


◆これほど服装は大切です
 礼儀作法やマナーとしてのドレスコードばかり議論されますが

 「90切り講座」の必修項目はドレス別ショット


 今年の「太平洋マスターズ」最終日は生憎の天気でした

 朝方は暖かかったのが雨になり急激に気温がさがりました
 だから日中から霧が発生しています


 プロはキャディバッグにたくさんの衣装を入れています


 レインコンプ上下
 ウインドブレーカー(長袖から半袖になるもの)
 セーター(2枚のこともある)
 ベスト
 念のためゴルフシャツ(半袖と長袖)
 タオル
 防寒手袋
 マフラー
  ・
  ・
  ・


 それに食料(空腹はカラダの冷えをもたらします)


 だからプロのキャディバックはそうとう重い!!



◆私が入れているものは
 
 レインコンプ上下(長袖から半袖になるもの)
 ウインドブレーカー2枚(長袖と半袖)
 セーター
 ベスト(厚手と軽いもの)
 タオル
 防寒手袋
 予備用帽子(防寒用と雨のときのため)


 けっこう重いですよ

 最近はカートだから重くても重量オーバー料金を取られません!


 で、これを気温、気象条件によってどんどん着替えていきます
 着替えというより重ね着がゴルフの基本
 
 厚くなったら脱ぎ

 寒くなったら着る

 1ホールでもこまめに着替えます


 理由は?

 確かに寒さに弱くなってくる年齢ですが(?)

 ドレス別ショットに違いを知っているからです



◆長袖、半袖でもっとも影響があるのが寄せ

 コントロールショットです

 少々厚着してもフルショットはカラダ全体を使うのでミスが少ない!
 単に薄着のときより飛ばないだけです


 が、寄せは違います
 (当然、パッティングも)


◆二の腕から先は感覚の世界です

 長袖が嫌な人は皮膚が露出していないと
 スイングで起こる風を感じないので狂ってくるからです
 スイングの速さは音、目、そして皮膚で感じているのです


 ヘッドの重さで切り返す人もいます
 ヘッドの重さに長袖の服の重さが加わると重さに違いが出てきます

 
 ショット、特に寄せは皮膚感覚がすごく大事になってきます


◆長袖のインナーが流行っています

 夏でも長袖インナーで上に半袖ゴルフシャツというスタイル

 夏はできれば止めたほうがいい

 ゴルフは皮膚感覚が重要なファクターだからです
 
 

◆長袖ゴルフシャツの上に長袖、半袖、肩までベスト
 3つのパターンで練習しておきましょう

 飛距離

 肩の引っかかり

 ヒジに抜け

 そして皮膚感覚





 安定して90を切るにはそれなりの繊細さが必要です  
 

 

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90切り講座【カップの手前1mが命】

2008年11月11日 | 実戦ラウンド
◆90切り講座19

プロはラインを見るのにたっぷり時間をかけます
1人が70回前後しか打たないこと
2人~3人でまわること
キャディがつきっきりで補助してくれること
歩くのが非常に早いこと
他のことがスピーディだからグリーンではたっぷり時間をかけられるのです

若い競技ゴルファーの中にはプロのように時間をかけてグリーンを読むやつがいます
80も打つド素人はさっさとプレーすべきです!


◆ゴルフのモットーは迅速プレー
 プロでもアマでも無駄な時間を作ってはいけません

 「90切り講座」でラインの見方を紹介しましたが
 これも迅速プレーのジャマにならないようにすることが肝要です

 グズグズプレーはゴルファーにとって最悪
 決断はスパッと
 さくさくプレーが誰からも好かれるゴルファーです


◆今週、コンペがあります
 組合せにを見るとAさんといっしょです
 Aさんはおせっかいで小心者(?)
 自分が打つ瞬間までブツブツいいます
 困るのがグリーン上で他人のパッティングを解説すること
 「これは弱いと右に切れるよ」
 「あっ弱い、だから切れるといったのに」
 「ここは集中」
 「ヘッドを真っ直ぐ出せば・・・」

 何度か注意したことがありますがおせっかいで小心な性格が直ったとは思えません
 また、ブツブツ攻撃が始まるかも・・・・


◆Aさんはどこでも80台であがる力があります
 上手なほうです
 上手だからからマナー違反を指摘しづらいという面もまりますね
 (ただし塾長のほうが年長でありもっとうまいのでびしっと注意しますが)


◆ラインを見るのもスピーディーに!

 ラインを点検する場合、もっとも注意するのがカップ周りです
 ボールが転がる1m手前をじっくり観察します

 イメージという言い方をするとこの1m手前の転がりこそイメージ力そのものなのです


 勢いがある打ち出し付近はボールは真っ直ぐ転がります
 多少の傾斜も逆目もボールマークも砂も関係ありません
 慣性の法則でボールは弾かれた力で真っ直ぐ転がります


 ところがボールの勢いが弱まってくるカップ周りになると
 ライン上の小さな変化が微妙にボールの転がりを左右します

 これを逞しくイメージするのです


◆大方のラインが分かったらカップまわりを注視します
 
 ボールが転がるであろう線上の小さな変化、異常をチェックします

 

 ラインを見るとき「カップの1m手前が命」

 どんな小さな変化でも見逃さないようにしましょう

 

 この時期はグリーン上に落ち葉が散っています
 細い松葉でも注意深くチェックしましょう




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90切り講座【ウォーターショット】

2008年11月04日 | 実戦ラウンド
◆90切り講座18 

遼君のミラクルウォーターショット
遼君はバンカーショットがすごくうまい!
小技の冴えはインパクトのクリアさが生む
これこそ天性のゴルフ才


◆ウォーターショットも想定していないと安定した90切りは難しい

 水切りショット=ウォーターショットは

 1、ハザード内ですからクラブをソールできません
 2、足元が水没しているためボールの位置が高くなる
 3、ボールに衝突する前に水に衝突する
 4、水の抵抗は大きいので面で入水するよりエッジから入水させる
 (フェースをかぶせて構えるのではなく思い切って開いて構える)

 以上の4点が注意点です

 バンカーショットに近い状況ですが
 バンカーショットの10倍は難易度が高い!

 空気を挟んだ砂の重さより水の重さ(=抵抗)は巨大だからです

 ぬかるんだ泥にボールが埋まった状態に近い
 (昔はカジュアルウォーターや修理地の指定がなかったらそのまま打っていました)
 
 泥ショットと同じように負担が大きいのがウォーターショットです

 
 ボールが半分泥に埋まっていると想像してみてください
 打てる気がしないでしょ?

 ボールの水没部分が見えるから打てそうな気になるだけです
 

 
◆アマチュアはボールが半分以上水没している場合は拾い上げたほうが身のためです



 今回の遼君のボールがほとんど水没していた!!!!



◆遼君はヘッドがボールに当たるまでスイングを緩めませんでした

 ゼッタに乗せてやるんだ
 寄せてやるんだという強い意志がこもったショットでした


 バンカーの失敗で多いのがインパクト以前に緩むことです
 ヘッドが砂に衝突するのが怖いのです


 砂の怖さに比べると水の怖さはもっと大きい
 水しぶきも上がるし、抵抗も大きいし、バシャッとすごい音がする
 この3つがインパクトの前に起こるのです!

 だから多くの人がインパクトの瞬間には緩んでしまいます


 遼君は緩みを微塵も感じさせませんでした


◆今回のウォーターショットがアマチュアの参考になるかどうか????

 でもインパクトの瞬間まで緩ませないというバンカーショットの基本を思いださせてくれましたね。




  

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