【相対性ゴルフ論】目指せ@月一ゴルフでシングル(級)

毎週行けば誰だってシングル。月一だから苦労する。心構えと頭の使いようで今日から貴方が別人になる【相対性ゴルフ論】。

70台への道【次の次を読む】

2009年08月04日 | 実戦ラウンド
◆70台への道に王道なし!

200yしか飛ばなかった53歳の男性がある日293y飛んだとしても
293y飛んだ次のショットで果たしてバーディチャンスについたかどうか?
運よくバーディチャンスについたとして果たして本当にバーディが取れたかどうか?
万一そのホールでバーディが取れたとしてその日のスコアは?


年を取って非力で体が硬くスポーツ音痴でオマケに足が臭い?53歳の男性に
293y飛ばせることはそう難しいことではない

広々とした見晴らしのいい打ち下しの
後ろから願ってもないフォロー風がふき
晴れて気温が高い上に湿度がない日に(台風一過のような日)
フェアウェイが固くて下り傾斜でピンポン玉のようにランランランがあるホールで
スコアを気にせず思いっきり振り切ることだけ注意してティショットをさせれば


誰だって293y、いや310yだって夢ではない!!!


◆このブログは293y飛ばせるために書いているのではない

210yしか飛ばないけれど確実に70台で上がってくるゴルフ力をつけるために
いや210yしか飛ばないからこそ頭とハートと経験で70台で上がるための処方箋なのです


その意味からして70台への道は難しいのです

世の情報商材とやらに騙されていけない!

シングルへの道は険しくて遠い

3日で覚えたものは3日で忘れ
7日間で80台の人は2週間後に行けばまた元の木阿弥
3ヶ月でシングルになった人はその3ヵ月後には90を切ることさえ儘ならず
293y飛んだ人は生涯その1打を忘れられずに230yの池越えを狙い続けて池ポチャ連発

騙されてはいけないのです


◆石川遼が優勝を決めた「サンクロレラクラシック」の「小樽」新コース18番
 
 18番の2.5mの下りのスライスラインは超高速でした
 触っただけえいっちゃう17歳のチ○ポ←このフレーズは使えるヨ
 微妙なタッチが必要な非常に難しいラインでした

 
 遼君はインタビューで「ショートしてプレーオフでもいい」と応えています



 誰よりも優勝がほしかったのは遼君でした
 決まった瞬間、泣いたのはその証明です
 もし初日からトップに立ち最終日逆転されたら・・・遼君はそれが分かっていました
 (これもある意味で次の次を読んでいますね)

 優勝がほしいあの局面で「ショートしもいい」
 これもスゴイ読みです


◆遼君の頭には

 入れにいって打ってしまうと
  ↓
1)カップを外れるとどこまでもボールが転がってしまか分からない
  ↓
2)そうなるとパーを取れないかもしれない
  ↓
3)プレーオフにさえならない


次のこと読んで目の前のことを考えるのではなく
次の次のことを読んで今のことを考える


遼君が2勝目を上げた試合で彼は池越えのPar5で2打目を池に入れました
見事な水切りショットを披露した試合です

あのとき解説者は2オンは無謀、若い攻め方だといいました
が、このときも遼君は次の次を読んであえて2オンという冒険をしました

では2打目刻んで3打目が池越えになった場合
果たして3打目にゼッタイに池越えが出来るのか?
もちろんプロですから普通の状況なら100yの池越えなんて100%クリアできます
でも優勝争い
しかも2打目を狙わなかったという負い目を背負いながら
つまり3打目はピンデットに狙わなければならないというある意味で追い詰められた状況になる
果たして3打目池を越えてうまくグリーンオンできるかどうか?
どこにも保証はないのです

追い詰められた状況で一番いけないのが悔いを残して失敗すること!

そしてその失敗を引きずること!!!



2打目狙って池さえ越せれば1ペナ足しても4打目をグリーン周りから狙える
2打目が池を超えての池ポチャならパーも拾えるが
3打目池ポチャは最高でボギーしか取れない
(2打目池ポチャと3打目池ポチャの違いを本能的に知っていたともいえる)

結果は2打目がエプロンに跳ねられて池へ
そこから水切りショットで3オン+2パットのパーでした

解説者が言うように若さと飛距離に任せた青くて無謀な選択ではなかったのです



◆次の次を読む

 ここでOBを打ったら・・・誰だって考えます

 OBは
 誰だって、
 どのレベルだって、
 どんなスコアだって、
 どの局面だって、
  ・
  ・
  ・
 イヤです
 イヤ、イヤ、イアの3乗です


70台で上がる人はもしここでOBを打ったら・・・

次の3打目を打つときどんな状況に追い込まれているのか?

それを想像する必要があります


失敗を想定しろといっているのではありません
失敗したら次の局面で自分はどんなことをしなければならないのか
次の1打で全てが決まるわけではありません
次の1打はその次の1打への橋渡し
つまり「次の次」はどんな状況に自分は置かれるのか?


タイトでタフなこのPar4でOBを打ったら

 次はゼッタにOBは打てない
  ↓
 刻まなければならない
  ↓
 刻むとパーオンできない
  ↓
 OB+ボギー=7になる可能性が大きい(ダブルッパーの8もある)
  ↓
 だから刻みたくない
  ↓
 こうなれば2発OBになるってもドライバーでいくしかない
  
 必死の形相でドライバーを持っている自分をイメージします
 「皇国の一戦、これにあり!」なんて感じになります
 
 こんなに追い詰められたゴルフをやっていたらいつまでたっても85どまり
 いやいや90さえ切れないゴルフになってしまいます
  
だからタイトでタフなこのティショットはゼッタイにOBは打てない

そうなればここは確実に刻み
ゼッタイにOBにならないクラブを持つ必要があります

これが「次の次」を考えるということです

◆誰だってナイスショットがあります
 当然、ミスショットもあります

 打つ前にナイスショットばかり考えていてはスコアになりません
 同時にミスばかり考えていてもゴルフにはなりません

 が、ナイスショットを2割期待していたら
 ミスショットも2割程度頭の端においていなければなりません



 このティショット、右の林に入ったら?
 残り130y、左のバンカーに入ったら?
 このパター、もし外したら?


70台を狙う人はいつでも「次の次」
「たら」を考えながらプレーしなければなりません



 


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