淀四自然耕バケツ稲2007
昨日、5年生の担任の先生方と一緒にバケツ稲の世話をしましたが、その時に、先生から、5年生の皆さんが書いた手紙を託されました。
「誰かにお願いをする時に書く手紙」の書き方の学習の一環で書いた手紙との事です。手紙を読んでいると、お米の誕生の歴史、お米の種類、栽培方法、安全なお米、流通の仕組みなど、色々な事を調べ勉強している様子が伝わってきました。
私からも、二つのクラスの皆さんに返信の手紙を書こうと思います。
淀四自然耕バケツ稲2007
昨日、5年生の担任の先生方と一緒にバケツ稲の世話をしましたが、その時に、先生から、5年生の皆さんが書いた手紙を託されました。
「誰かにお願いをする時に書く手紙」の書き方の学習の一環で書いた手紙との事です。手紙を読んでいると、お米の誕生の歴史、お米の種類、栽培方法、安全なお米、流通の仕組みなど、色々な事を調べ勉強している様子が伝わってきました。
私からも、二つのクラスの皆さんに返信の手紙を書こうと思います。
28日(月)は、午後5時頃から、5年生の担任の先生方と一緒に、古株の植え替えを行いました。
土のミネラル分を補充し、微生物の働きを活発にする土壌改良材も追加しました。黒土も増やし、水まきも行いました。
5年生の皆さんが、古株の植え込みを体験できる状態になりました。植え込みが終われば、バケツ稲を屋上に移動できます。 5年生の皆さんには、バケツ稲の移動は重くて大変でしょうが、階段などに気をつけて、みんなで力を合わせて頑張って下さい。ここまで来れば、田植えももうすぐです。
〔参考〕 ミネラル分は貝化石が主原料で、稲・野菜・果物栽培等に使われています。土壌改良材は植物性で す。共に天然成分だけで、化学物質は含まれません。
今日は古株の植え替えを行いました。
昨年は「コシヒカリ」が福井県農業試験場で誕生して50周年の記念の年でした。福井県の農協から贈られた「バケツ稲のセット」で、現在の6年生が初めて「バケツ稲」で稲を育てました。今年は、その「バケツ稲」を先輩から、5年生が受け継ぎます。
受け継いだバケツ稲は、幾つかの手入れが必要になります。先ず、古株を分割して、両端に植え替えます。古株は水中で分解して新しい稲の栄養になります。
土の少ないバケツには黒土を補充し、ミネラル分を追加します。土は軽く突き固めます。硬い土に苗を植えると、これに負けまいとして苗は一生懸命丈夫な根を張ります。これは「自然耕の田んぼ」の原形となります。自然耕の稲は病気に強く、倒伏しにくい丈夫な稲に成長します。病気に強いので無農薬が可能になり、安全で自然環境に優しいお米になります。
〔今後の予定〕
1.古株の植え替えと、土の少ない所には黒土の補充をします。
2.全体のバケツ稲にミネラル分の補充をします。
3.屋上に移動。
4.追肥と水張りを行います。
5.木枠の設置。
6.田植え。 防鳥ネットの設置。
7.追肥。
茨城県岩井市の小野里農場さんから、自然耕の苗(コシヒカリ)が届きました。今度の土曜日に田植えを行う予定です。
今年は、苗を四通りに育てたいと思っています。
1.淀四小・自然耕田んぼ~校庭の端にある、タタミ1枚分の田んぼです。
この田んぼは 冬も水を張る「冬季湛水水田」で、メダカが泳ぎ、ヤゴやオタマジャクシも誕生する生命豊かな田んぼです。
小さな田んぼですが、自然や環境の大切さを身近に教えてくれる大切な田んぼです。
2.淀四幼稚園・自然耕田んぼ~小さな発泡スチロールの容器で、苗を育てます。
隣の発泡ス チロールは「ミニビオトープ」です。昨年はここにイトトンボさんが来ていました。
メダカさんも泳いでいます。
3.淀四小・自然耕バケツ稲2007~5年生の皆さんが、先輩から「バケツ稲」を受け継 いで、稲作りに挑戦します。
2年目の今年からが、「自然耕」と呼べる環境になります。今年の作柄は果たしてどうなるでしょうか…。
4.自然耕カップ稲2007~苗をプラスチックの容器に植えて育てる試みです。成功すれば、誰でも身近に「稲作り」を体験できます。
※ 種もみカップ2007~コシヒカリ・トヨハタモチ(陸稲)・鑑賞稲(東南アジア系品種)な どもカップで育てられないか挑戦します。
いろいろな取り組みの中から、自然や環境や大切にし、生き物たちにやさしく接する心を育てたいものです。
淀四自然耕バケツ稲2007
本年の計画案を、昨年の経験を基に「新宿コミュニティスポーツクラブ」が、地域文化活動の一環として作成し、5年生の先生宛に提出しました。
「バケツ稲」の名称変更の意味 : 昨年の「淀四バケツ稲・2006」から、「淀四自然耕バケツ稲・2007」に変更しました。自然耕の文字を追加したのには、次のような理由が有ります。
バケツ稲の二年目は、昨年の稲の古株が残してあります。これが分解して新しい稲の栄養になります。本物の自然耕田んぼでも同様で、極力化学肥料などのを追肥を抑えることにより、地球環境に優しい農法になります。
田んぼの土を耕さないのも、自然耕の特徴です。土を耕すと、地中で有機分が分解し、メタンガスが発生し地球環境への負荷が増大します。
淀四小の校庭に有る「淀四自然耕田んぼ」は、冬も水を張る「冬季湛水水田」です。常時水を張ることで、有機分が水中で分解し、無農薬も可能になり、自然の生命が溢れる環境にやさしい田んぼになります。「自然耕バケツ稲」作りにも参考にしたい農法です。