5年生と地域の自然耕田んぼの交流記

淀橋第四小学校の「バケツ稲」や「自然耕田んぼ」の記録です。

二番穂の稲刈り

2007年12月06日 | 自然耕・校庭田・2007

Rimg0015  放課後の時間を利用して、二番穂の稲刈りを行いました。一株の稲刈りを体験したら、その株は持ち帰りができます。毎年、田植えを体験している5年生を中心にして、20名ぐらいの皆さんが稲刈りを行いました。

Rimg0020  スズメ除けのネットや支柱も外し、すっかり片づき刈り入れが終わりました。これからは、冬も水を湛える「冬季湛水水田」として管理します。


急遽、ネットの張り替え

2007年09月23日 | 自然耕・校庭田・2007

100_0258100_0257  淀四自然耕田んぼ2007

 スズメの被害に遭った稲は全て刈り取りました。

 新しい防鳥ネットは、今までの45㍉目から10㍉目に変更しました。今度は二番穂を大切に育てようと思います。今までは、冬越しに備えて二番穂はスズメさんにプレゼントしていましたが、今回は我慢をしてもらいましょう。


台風より手強い、今年のスズメ…

2007年09月23日 | 自然耕・校庭田・2007

100_0256  淀四自然耕田んぼ2007

 台風にはほとんど影響が無かった稲ですが、あれから10日余りの間にスズメの被害が深刻な状況になりました。

 現在使用している45㍉目の防鳥ネットは、ここ2年間使用してスズメの被害は出ませんでしたので自信を持っていました。

 同じ物を、屋上のバケツ稲の防鳥ネットに使用したところ、異変が生じました。屋上は、普段人影が少なく、スズメ達はネットに侵入する「知恵」を身に付けたようです。


稲が可愛そう…

2007年06月28日 | 自然耕・校庭田・2007

100_0059_1  淀四自然耕田んぼ2007

 26日、用事のついでに田んぼの様子を見ました。成長した稲が3ヵ所ほど抜けかかっていました。

 田んぼには、オタマジャクシやヤゴがいますから、子供たちが追い回す内に抜けてしまったのかも知れませんが、こんな状況が今までにも何度か有りました。

 低学年の子供たちには、田んぼや環境の大切さがまだ分からないのかも知れません。でも、今は稲の成長に大切な時期です。みんなで大切に稲を育て、弱い生き物たちを守って行きたいものです。


自然耕田んぼの金網を外しました

2007年06月24日 | 自然耕・校庭田・2007

100_0002_7  淀四自然耕田んぼ2007

 苗が、30㌢位に成長してきましたので、覆いのネットを外しました。

 「バケツ稲」も同じ苗ですが、田植えのタイミングが遅くなり成長に差が有ります。でも、屋上のバケツ稲は、一日中良く日が当たるので、段々と成長具合が追いついてきます。


自然耕の苗が届きました

2007年05月17日 | 自然耕・校庭田・2007

100_0054  淀四自然耕田んぼ2007 

 茨城県岩井市の小野里農場さんから、自然耕の苗(コシヒカリ)が届きました。今度の土曜日に田植えを行う予定です。

 今年は、苗を四通りに育てたいと思っています。

1.淀四小・自然耕田んぼ~校庭の端にある、タタミ1枚分の田んぼです。

100_0022_4この田んぼは 冬も水を張る「冬季湛水水田」で、メダカが泳ぎ、ヤゴやオタマジャクシも誕生する生命豊かな田んぼです。

小さな田んぼですが、自然や環境の大切さを身近に教えてくれる大切な田んぼです。

2.淀四幼稚園・自然耕田んぼ~小さな発泡スチロールの容器で、苗を育てます。

100_0010_6隣の発泡ス チロールは「ミニビオトープ」です。昨年はここにイトトンボさんが来ていました。

メダカさんも泳いでいます。

3.淀四小・自然耕バケツ稲2007~5年生の皆さんが、先輩から「バケツ稲」を受け継 100_0023_3 いで、稲作りに挑戦します。

2年目の今年からが、「自然耕」と呼べる環境になります。今年の作柄は果たしてどうなるでしょうか…。

4.自然耕カップ稲2007苗をプラスチックの容器に植えて育てる試みです。成功すれば、誰でも身近に「稲作り」を体験できます。

100_0055※ 種もみカップ2007~コシヒカリ・トヨハタモチ(陸稲)・鑑賞稲(東南アジア系品種)な どもカップで育てられないか挑戦します。

 いろいろな取り組みの中から、自然や環境や大切にし、生き物たちにやさしく接する心を育てたいものです。


田植えの準備

2007年05月13日 | 自然耕・校庭田・2007

100_0029  淀四自然耕田んぼ2007 

  一週間後に田植えを行います。水草が増えすぎたので整理をしました。水草の中にはヤゴが隠れていますから、そのまま処分しては可愛そうなので、金網にかけて一晩置いてからかたづける事にしました。こうすれば、水草にいたヤゴも下の水の中に逃げられます。


こちらにも、ヒキガエルの卵

2007年03月11日 | 自然耕・校庭田・2007

100_0012  淀四自然耕田んぼ 2007

  先週、すぐ隣のミニ・ビオトープに、ヒキガエルが産卵していました。今年はこれだけかなと思っていたところ、田んぼの方にも産卵が見られました。卵の数は多目で、例年の2~3倍ぐらいのようです。都市の環境や、舗装された校庭に囲まれた田んぼは、産卵に帰ってくるカエル達には厳しい状況です。そんな環境を乗り越えてよく産卵に帰ってこれるなと感動します。ただ問題は、やがていっぱい誕生するオタマジャクシをどう見守ったら良いのかということです。子供たちはオタマジャクシに興味を持ち、教室で飼育したり、家に持ち帰ったりするでしょう。成長して、田んぼから巣立って行く子ガエルもいるでしょう。せめて、このような形で見守ってあげられればいいのですが…。