. ヒキガエルさんが姿を見せたのは、去年とほぼ同じ時期でした。写真には1匹しか写っていませんが、手前の「田んぼ」と後ろの「ビオトープ」と合わせて、全部で7~8匹はいたようです。
その後の、産卵やオタマジャクシの成長の様子は、姉妹ブログ「いきものつながり」に掲載されています。
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・大型台風11号 が四国に迫り、東京もその影響を受け曇り空になりました。
「屋上観察会」はスポカル広場の活動で、5年生と中学生も参加しました。ネットを見るとスズメが1羽入り込んでいました。侵入防止用にネットの下部の隙間を埋める作業をしました。5年生は稲穂の観察も行いました。
ビオトープでは、網を使い生き物の観察をしました。ヒメダカ・クロメダカ・コミズムシ・アメンボウなど見つけました。
みんなで、芝生の雑草取りも行いました。
「芝生」について、過去の記事は、こちら(地域協働学校・地域編)からご覧になれます。
ミニビオトープに、この時期としては記録的な暖かさに誘われて、メダカさんが姿を見せました。
最近、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されましたが、このクロメダカ(ニホンメダカ)も、1999年にレッドリストに記載され、2003年に絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に指定された絶滅危惧種です。
みんなで優しく見守って下さい。
メダカさんは、茨城県・坂東市からやってきました。手前の田んぼの稲と故郷は同じです。
この田んぼは、「冬期湛水水田」にしているので、春先になるとヒキガエルが産卵し、オタマジャクシがいっぱい誕生します。
「冬期湛水水田」には、自然界では野鳥の餌場になったり、化学物質を分解したり、生息数が少なくなったニホンアカガエルの産卵場所になったり、色々な効用が有るようです。
(参考:記事中のリンクは、姉妹サイトにリンクしています)
このメダカは、茨城県・坂東市の小野里農場が本校のクロメダカです。
直ぐ隣の田んぼの稲も同じ小野里農場の苗を育てたものです。
クロメダカは絶滅危惧種で、みんなで優しく見守りたいものです。
又、地域を超えて放流したり、他のヒメダカなどと交雑しないように、十分な注意が必要です。
10年前に新しく作った時は、こんなふうでした。
前回、注水した時は中段から水漏れが有ったので、新しく防水シートを張りました。
今回工夫した点は、水がオーバーフローしたときは、隣の田んぼに流れ込むようにしたことです。
本校の卒業生さんが手伝ってくれましたが、今日はご本人の誕生日です。
今日、ビオトープも再び誕生しました。
「校庭田んぼ」の後ろは、10年前に「ビオトープ」を設置して、「クロメダカ」さんが泳いでいました。その後、水生植物が繁茂して、環境が悪化してしまいました。
10年を機に、「メダカの学校」の復活を目指して、整備を行いました。
整備は、10年前と同じく、PTAの稲田さんに協力して頂きました。
その後、赤玉土(中粒・大袋1袋)を入れて、テスト注水をしたところ、水深の半分程、水が抜けてしまいました。
設置から10年経過したので、対策が必要です。