goo blog サービス終了のお知らせ 

5年生と地域の自然耕田んぼの交流記

淀橋第四小学校の「バケツ稲」や「自然耕田んぼ」の記録です。

稲穂が出揃いました

2006年08月20日 | バケツ稲・2006(1年目)

100_0005_2  防鳥ネットの高さが低いので心配でしたが、そのネットを突き抜けて稲穂が稔りました。上に突き出た稲穂は今の所スズメに食べられた様子は有りません。                                                  

代用ネットで囲っているバケツ稲は、ネットの網が太いためスズメが止まって稲穂をついばんでいるようです。食害を防ぐための対100_0009_1策が必要のようです。


感想文に感激!

2006年07月02日 | バケツ稲・2006(1年目)

 先日、5年生の皆さんから、田植えの時の感想文を頂きました。その時の感想を1人1人が書いてくれたものです。バケツ稲の特徴や、自然耕田んぼの事などを説明し、田植えをしましたが、思い思いのポイントを捉えて感想文を書いてくれました。又、先生方が、感想文に敬語や後付けの書き方も指導されていました。色々な体験が子供たちを成長させるのですね。そんな子供たちに見守られて、苗も成長しています。 


バケツ稲・苗の様子

2006年06月18日 | バケツ稲・2006(1年目)

100_0017  田植え後の苗の様子です。雨模様で、水深が10位になっています。少し深水ですが、明日からは晴天が続きそうなので、苗も伸びているので何とか大丈夫でしょう。蚊防止のためのワラも入っています。ワラを栄養源にサヤミドロの発生を促し、水面を覆いボウフラの発生を抑制しようとするものです。


バケツ稲・サヤミドロ~小さな命のゆりかご

2006年06月12日 | バケツ稲・2006(1年目)

 淀四小の校庭に有る「自然耕田んぼ」には、現在サヤミドロが繁茂しています。このサヤミドロには、水質の浄化の他に、もう一つ大切な役目が有ります。それは、植物性プランクトンなどの繁殖に適しているのです。又、この田んぼに泳いでいる「クロメダカ」の赤ちゃんの大切な「ゆりかご」にもなります。メダカの赤ちゃんは、サヤミドロに身を隠し、プランクトンなどを食べながら成長します。メダカは、きれいな水だけの環境では、繁殖しないのです。

 「クロメダカ」は絶滅危惧種に指定されている貴重なメダカです。自然耕の苗と同じ故郷の茨城県・岩井市の小野里農場から淀四小に「転校」してきたのです。ですから、小さく、弱いメダカや、トンボのヤゴたちも、是非優しく見守ってあげて下さい。

 こんな環境の大切さが分からない低学年や中学年のみんなには、田んぼや、ビオトープを無理にかき回したりしている事が有ると思います。そんな時は、5年生の皆さんが「優しく見守ってあげようね」と教えてあげて下さい。

 先生方にも、この点のご指導を、呉々も宜しくお願い致します。


バケツ稲・体育館で農作業?

2006年06月11日 | バケツ稲・2006(1年目)

100_0013_1  5年生のバケツ稲で、「蚊」対策を考えました。それは、藻(サヤミドロ)を水面に繁茂させて、ボウフラ対策にしようというアイデアです。

 サヤミドロを繁茂させるには、ワラが必要です。サヤミドロは、ワラを栄養源として発生します。そこで、かねてより温存していた「本物の自然耕田んぼのワラ」を用意しました。今日は雨模様なので、体育館で農作業?をしました。ワラを2~5センチ程度に切り揃えて、ポリ袋に入れる作業です。2袋のワラは、5年生の皆さんで使って下さい。小さい1袋は幼稚園の田んぼでも使うようでしたら、渡してあげて下さい。

 ワラの使い方は、軽く一掴み程度を水面に浮かべて下さい。やがてサヤミドロが発生します。又、サヤミドロは水質を良くする働きも有ります。サヤミドロは、繊維質の藻が細い管状になっていて水を浄化し、酸素も作り出します。バケツ稲が置いてある屋上は日当たりがとても良いので、サヤミドロの発生が期待できます。成果は果たしてどうなるでしょうか。


屋上で田植えを行いました

2006年06月05日 | バケツ稲・2006(1年目)

100_0011  5年生の皆さんの「田植え」に招かれました。5年生の皆さんが、先生の指導で種もみから苗を育てました。この日に備えて作成した資料を基に「バケツ稲」の特徴を説明してから、田植えを行いました。再び教室へ戻り、自然や環境を大切にする「自然耕」の話をしました。折から今日は「世界環境デー」です。そんな時に「自然耕田んぼ」の話を、5年生の皆さんに伝えられる機会に恵まれて感謝しています。


新宿でも稲作が心配

2006年05月22日 | バケツ稲・2006(1年目)

 新聞報道などによると、今年は今までの所、東日本と西日本を中心として、日照が平年の60%しかないとのことです。この先もしばらくは低温傾向が続くともいわれています。農作物への作柄の影響が心配されています。すでに、野菜の値上がりなど、実際の影響も出始めているようです。

 新宿の小学校では、バケツ稲の苗作りや、ミニ田んぼで自然耕の苗の田植えをしました。自然耕の稲は天候不順に強いのですが、チョット心配です。


コシヒカリのふるさと・福井「バケツ稲プロジェクト」

2006年05月08日 | バケツ稲・2006(1年目)

 コシヒカリは、昭和31年に福井県農業試験場で誕生しました。今年はコシヒカリ育成50周年に当たり、その記念行事の一環として「バケツ稲プロジェクト」が行われています。

 私達の地域の小学校では、5年生の皆さんがこの「バケツ稲」に取り組むことになりました。

 担任の先生から「バケツ稲」の「お米づくりマニュアル」が届きましたので、私達も今までの経験を活かしサポートができればと思っています。