. 5月24日 苗の活用方法を広げるために、「浅水田んぼ」の試みを始めました。手前の田んぼは既に田植えが終わっています。この田んぼは、水深を5~10㌢に保つことができる、「深水田んぼ」になります。やがて、クロメダカを放ちます。例えボウフラが発生しても、これを餌にして、メガかが繁殖します。
「浅水田んぼ」は、防水シートで水を保っていますが水深は2~3㌢で、すぐに水位はゼロになることが予想されます。このような環境で稲がどのように育つか観察します。
見通しが立てば、苗の活用範囲が広がり、ボウフラ対策にもなります。
〔浅水田んぼ・その後の経過〕
6月01日 5月は「真夏日」の最多記録が観測されるなど、暑い日が続き水位はゼロになっていました。防水シートにより、土の湿り気は保たれていました。苗を植え込んだ時より、成長が見られます。現在の所、枯れ込むような様子は見られません。
6月04日 その後、水位がゼロになった日も有りましたが、苗は定着したようです。
①5月14日 鎧神社での「田植え」の話しがきっかけで、「古代米」(黒米・赤米・紫米)の種もみを頂きました。
この稲穂は、横浜の神社で、新嘗祭などに祀るため氏子の皆様に配られた稲穂です。
早速、姉妹サイトで行った、消毒・塩水選・種浸をして、育苗を試みます。
① ② ③ ..④ ⑤ ⑥
5月14日 ①②③田植え後の苗は、浮いたり、3本組で植えた苗の本数に過不足が有るので見回りました。
5月18日 「朝遊び」の安全見守りの後に、水入れと雑草取りを行いました。
5月24日 スポカル広場中に、水位が0~2㌢のため水入れを行い、水位を5㌢程にしました。今後は、雑草取りも行う必要があります。
5月26日 今年初めて、30℃を越え「真夏日」を記録。暑い日が続くので、水位を5㌢以上にしました。
6月 1日 水位が、0~3㌢程度になっていました。暑い日が続くのと、苗が成長してきたので、水位を深めに、5~8㌢程度にしました。雑草も目立ってきたので、抜き取る作業が必要になります。
6月13日、14日 ④梅雨に入った事もあり、水位は保たれて、稲の成長も順調です。雑草が繁茂し出しているので、雑草取りも行いました。抜いた雑草は、屋上の畑で堆肥作りに利用します。
7月26日 出穂(推定日)。
7月30日 ⑤出穂は順調です。雑草取りを行い、防鳥ネットを設置しました。
8月 3日 ⑥断熱ボードとして、発泡スチロール板を追加して敷きました。
①②③④⑤
①接近している台風6号が、温帯低気圧に変わり、新宿では深夜2時頃には雨が上がり、風も弱まりました。
②南の暖かい空気を引き込んで、東京には真夏日の予報が出ています。
③午前中、屋上の気温はすでに、27.5℃に達しました。
④前日の雨で、水位が上がりすぎたので、3~5㌢に減水しました。
⑤5年生の皆さんによる「田植え」が始まりました。
⑥⑦⑧⑨
⑥⑦5年生の皆さんが、「種もみ」から育てた苗も植えられました。
⑧茨城県・小野里農場さんから届いた「自然耕の苗」は、予め3本組に取り分けました。
⑨自然耕の土の表面は硬いので、植え込む場所は園芸用の支柱で穴を開けて、苗を差し込みました。
田植え後、教室に戻り、感想を聞いたり、質問を受けたりして、「田植え体験」を終了しました。