淀四ビオトープ ２００７
淀四ビオトープで、カエルさんと卵を見つけました。カエルさんを見たのは、昨年と同じ日です。卵は、１週間ほど早く見つけました。もう卵の形が変化していますから、産み付けられてから数日は経っているようです。これも暖冬の影響でしょうか。
ビオトープと、隣のミニ田んぼでもムギワラトンボが羽化していました。でも、田んぼのトンボはヤゴから抜け出るときに失敗して、水面に落ちていました。そっとすくい上げて様子を見ましたがとても心配です。
小さなビオトープと田んぼですが、メダカ・オタマジャクシ・トンボなど、小さな命が懸命に生きようとしています。この小さな環境を大切に見守りたいものです。
幼稚園のミニ田んぼとビオトープを見回りました。そこで、イトトンボを発見しました。ここでイトトンボを見つけたのは初めてです。
レンガ池田んぼを、ソーッと見てみたら、やっぱりオタマジャクシが誕生していました。小さな可愛いオタマジャクシが、隣のビオトープにも同じように生まれていました。
ペアのカエルさんを発見してから、今日で６日目になります。学校に用事が有ったので、のぞいて見たら、やっぱり有りました。あの時のカエルさんの卵です。昨年より２週間程早い産卵です。
お花の手入れをしていて、ふと目をやった時、ペアのカエルさんを見つけました。水場と反対の方向へ行こうとしているので、すぐ近くにあるビオトープへそっと放してあげました。
無事に産卵してオタマジャクシが誕生すると、今年で４年連続となります。舗装された校庭で、植え込みなどが少なくとても厳しい環境なのに、よく戻ってきてくれました。そっと暖かく見守ってあげたいものです。
校庭の補修塗装工事が始まりました。工事終了まで、これから２週間位かかるようです。養生のシートは掛けて有りましたが、水面に油分が浮かび、中々厳しい環境です。現場の監督さんにメダカさんが居ることを説明して、工事に気を付けてもらうようにお願いしました。
ミニ田んぼの水やりをしていたら、傍らにムギワラトンボがスッと止まりました。そのままじーっとしているので、スナップに納めました。ビオトープやミニ田んぼが有る校庭は、びっしりと舗装がされていて、生き物たちの環境としては良く有りませんが、それでも、ギンヤンマ・アカトンボ・ムギワラトンボ・イトトンボが訪れてくれます。
オタマジャクシが元気に泳ぎ回っているので、写真に納めました。所が、後でびっくり！よーく見てみると、枯れた水草にイトトンボのヤゴがいるではあーりませんか。親のイトトンボには会えませんでしたが、このビオトープに来ていてくれたんですね。大切に見守りたいと思っています。
今年で３年連続で、ヒキガエルが産卵しました。昨年は数百匹の子カエルが誕生しましたが、産卵でここに帰って来れるのは、毎年たった数匹です。アスファルトに囲まれた過酷な環境を生き抜いて産卵に来るヒキガエルさんに感動しています。
２００２年に、地域の淀四小に小さな「ビオトープ」を設置しましたが、その経過を改めて紹介します。
設置から水草の移植などの経過は、写真で紹介します。
左側は「自然耕田んぼ」です。
右側が「ビオトープ」の設置スペースです。
水準器を使って、作業を進めます。
２００９年（平成２１年）は、作業しているお父さんの子供が２人在校しています。１人は５年生で、「バケツ稲」の田植えを体験しました。
枠組みが完成しました。
土を掘り下げ、支持板を取付けました。
テスト注水をしました。
水漏れも無く、水泳も良く出ています。
フトイとカヤツリ草を植え込みました。
写真・右は、それから７年経ったビオトープです。
親子スポーツを楽しんでいた皆さんが見学に来ました。
一緒に記念写真を撮りました。
（７年経って、初公開です。）
〔その後の取り組み〕
２００９年は、メダカが田んぼと小川を行き交う昔ながらの様式を模式で再現するプランを立てています。
２００９年６月１９日、折良くＮＨＫＴＶで田んぼとビオトープを造る取り組みが紹介されていました。