今日は古株の植え替えを行いました。
昨年は「コシヒカリ」が福井県農業試験場で誕生して50周年の記念の年でした。福井県の農協から贈られた「バケツ稲のセット」で、現在の6年生が初めて「バケツ稲」で稲を育てました。今年は、その「バケツ稲」を先輩から、5年生が受け継ぎます。
受け継いだバケツ稲は、幾つかの手入れが必要になります。先ず、古株を分割して、両端に植え替えます。古株は水中で分解して新しい稲の栄養になります。
土の少ないバケツには黒土を補充し、ミネラル分を追加します。土は軽く突き固めます。硬い土に苗を植えると、これに負けまいとして苗は一生懸命丈夫な根を張ります。これは「自然耕の田んぼ」の原形となります。自然耕の稲は病気に強く、倒伏しにくい丈夫な稲に成長します。病気に強いので無農薬が可能になり、安全で自然環境に優しいお米になります。
〔今後の予定〕
1.古株の植え替えと、土の少ない所には黒土の補充をします。
2.全体のバケツ稲にミネラル分の補充をします。
3.屋上に移動。
4.追肥と水張りを行います。
5.木枠の設置。
6.田植え。 防鳥ネットの設置。
7.追肥。