裏庭にせせらぎが流れ、田んぼに注ぎ、ハチやトンボが飛び交い、水面にメダカの稚魚が群れをなして泳ぐ、ビオトープとなっている。「子供たちが、ふるさとだと思える学校に」という梶田一男校長の呼びかけに応じて昨年2月、地域の住民や保護者、子供たちが集まって庭作りが始まった。月2回の日曜日の作業で、半年もたたず、「落合の里」は完成した。学校と地域をつなぐスクールコーディネーターの高山浩一さんは「校庭づくりを通じて地域のみんなが顔なじみになり、学童クラブの下校時には安全のため大人が同行するようになった」と話す。
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