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聖灰の暗号 @帚木蓬生


12~3世紀 実際にフランス南部ピレネー山麓で 実際にあったローマ教皇庁の「カタリ派」に対する虐殺=宗教弾圧をテーマにした物語。

本の中で 食べ物(例えばエスカルゴや何気ないチーズの話)の描写や 日本の刀鍛冶と同じ方法で砂鉄からナイフを作る職人の話などが とってもリアル。

なんと言っても読み応えがあったのは ローマ教皇庁の大司教パコーとカタリ派のアルノー・ロジェの異端審問に際し 現地の「オキシタン語」の通詞として関った修道士マルティが書き残した手稿。
彼は審問に関る中で自分の両親が『異端』とされるカタリ派、それも指導的な立場にあって火刑に処せられたことを知り ローマ教皇庁の宗教弾圧の実態を羊皮紙に書き残した。
その手稿を信者に託し 数百年もの間ピレネー山中に隠し通してきたが それが日の目を見ることになるいきさつは本を読んでのお楽しみ!

本当にこんな古文書が存在したのでは?と思わせられる見事な文体に 上下巻を一気に読んでしまいました。

著者が30年前当地を訪れた時に聞いた“1244年、この場所でカタリ派の信徒たちが、異端として2百人以上も火刑に処せられたことを知って欲しい。彼らのことを決して忘れてはならない”というテーマを暖めつづけてきた熱意に脱帽。
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ゴーヤ炒飯

昨日 家に帰るといただきもののゴーヤがありました。
なんでもその方の自宅で取れたものらしく タネを取ろうと包丁で半分に切ると タネの周りが赤く熟しかけてました。


予報では今日も猛暑日で予想最高気温は38℃! 
こんな日はスタミナが付きそうなものに限りますね~ 
 (昨日炎天下の川崎でバテテますから余計にそう思います 

ふと 昨日読んでたビックコミックに連載中の「華中華(ハナ・チャイナ)」という漫画で 主人公の女性コックが「暑い時は暑いところで出来る野菜を食べれば夏バテしない」と云われて閃いた料理を作る(漫画では次回)のですが 私もピンッときたのがゴーヤを使った一品。

この主人公の得意料理は『炒飯』! とくれば 次回登場するのは『ゴーヤ炒飯』に違いない!と踏んで作ったのがこちら↓ 



まずはゴーヤを軽く茹でておいて その間に冷凍庫にあった白ご飯を解凍し ほぐしておきます。

いつもは叉焼きを使うのですが 冷蔵庫にあったSPAMと葱を刻んで 準備完了。
そうそう ゴーヤも同じ位の大きさに刻んでおきます! 

お鍋を熱して 玉子を割りほぐし一旦出しておきます。
次に葱を炒めて香りを出した後は 具材を投入 軽く胡椒を振ったらば 一気呵成に炒めます。塩はSPAMが相当塩っぱいので使わずに 香りつけ程度の醤油で十分!
そこに白ご飯と先ほどの玉子を加え 後は鍋と火との体力勝負!
ご飯がほぐれた頃 鍋肌に醤油をまわして完成で~す 
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SPAM (スパム)


ご存知 アメリカのHormel Foodsが販売するランチョンミートの缶詰。

先日 急にゴーヤチャンプルに入れたくなって ワインの量販店「○マヤ」でご購入~
少々塩分がきついのが気になりますが あの独特の味って結構クセになる味ですよね♪  

こSPAM 名前の由来を調べた見たら…
「この畜肉製品は1937年に誕生以降、欧米では一般的な食品として普及した。なおこの商品名は当初Hormel Spiced Ham(スパイスド・ハム)があったがインパクトに欠けるということで公募され、最初のSPと最後のAMをくっつけたSPAMが採用された」そうです。
ウィキペディアより)

最近「スパム」と言えば この本家のSPAMより 迷惑メールなどを指す小文字の[spam]の方が検索エンジンなどで上位に上がってきてしまいます。 

この迷惑メールを指す語源も 元はと言えばこの缶詰の「SPAM」。
「同製品が比較的安価で賞味期限も長い事から、第二次世界大戦から朝鮮戦争・ベトナム戦争の時代を通して連合国軍や米軍内で標準的に食糧として利用された事に端を発すると言われている。この製品、決して不味い物ではない(それどころか愛好者も少なからずある人気商品である)のだが、非常に塩味が濃く、日常的に繰り返し食べていると流石に飽きてくる。しかし軍ではそればかりを供給してくる。しまいには兵士達は「昨日もスパム、今日もスパム、明日もスパム、来週になってもまだスパム…」等とぼやいたと言われている(同上より)」ように『毎日 毎日飽きもせず繰り返し送られてくるメール』を指してスパム・メールと呼ぶようになったとか。。。

これには後日談があり、
「ホーメルフーズ側は「当社の商標はSPAMである」として、迷惑メールに関しては “spam” と小文字で表記する事を提案、自社サイト上で呼び掛けている」そうです。

で 前置きが長くなりましたが 私はゴーヤチャンプルとスパムお握りにしていただきました! 
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川崎大師 → 川崎競馬場

太平洋高気圧に覆われ夏空が広がった10日の都心の気温は35.7度。
アメダスを見たら練馬では 36.4度でした。暑い訳ですね~ 

そんな猛暑の中 前からの予定で川崎まで出かけました。

私 生まれも育ちも東京で 西新井のお大師さまで産湯をつかい…って訳ですが お大師さんといえば「関東三大師」=西新井の総持寺さんに佐野の厄除け大師 交通安全で有名な川崎大師。
でも この川崎だけは行ったことがありませんでした。

今回 会社の仲間と川崎のナイター競馬に行くついでに 時間調整もかねてお参りに寄りました。

品川でランチを済ませた後京浜急行に乗り換え 川崎から大師線に乗って 「港町」「鈴木町」の次が目的地の「川崎大師」

写真は駅前から続く参道です。 
縁日(基本は21日)でもなく 猛暑のせいか人影もまばら。。。 


お大師さんのお堂を右手に見ながら6~7分程で仲見世商店街の入口にたどり着きます。
ここも参拝客はほとんどいないのに(私たち3人だけ?) 売り子さん達だけはズラ~ッと両側に並んで お煎餅や痰切り飴などを勧めてくれるので カメラを向けるのもはばかられるほど。。。 

そのゾンビのような売り子さんたちの間を抜けるとお大師さんの本堂がデ~ンと聳えていました。


せっかくですので(時間もあるし)本堂に上がって参拝のフリをしながら扇風機で涼んできました。 

下の写真は 入口から見て左手にある五重塔。 新しいものですが 八角形の意匠が珍しいです。


大師線で2駅乗った「港町」で下りて 道路を一本渡ったところが南関東公営の川崎競馬場。
入口近くで 入場券売り場を探したのですが見当たりません。 何となくそれっぽい建物に行くと馬券の「場外発売場」です。
??と思って入口のゲートを見ると 改札機に直接コイン(100円)を入れるようになっていました。

ところで 南関東には 浦和・船橋・大井と今回来た川崎の4つの公営競馬場があリますが これで全場制覇! 

着いたのは午後のまだまだ暑い盛りでしたので 迷うことなくメインスタンド2階にある 冷房の効いた席を確保!

下の写真は 涼しくなってから移動した馬場内の芝生が張られた観覧席。

日が落ちてからは こんなところでビール片手に予想をするのも楽しいものです♪


馬場内の芝生から疾走する競走馬を撮りましたが 携帯電話のオマケのカメラの悲しさ。
シャッタースピードが選べないので 暗いところでは超スロー。 馬がブレブレになってしまいました。 

 でも 雰囲気だけは伝わるかな? 

大勝ちこそ逸しましたが そこそこ遊べた 金曜の午後でした!
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豆ご飯


これは 昨日の朝ご飯。

一昨日いただいた「だだちゃ豆」が少し残っていたので 炊き上がったご飯に混ぜて 豆ご飯にしていただきました。

熱々の白ご飯に「だだちゃ」の甘みが よ~く感じられます♪ 

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