goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

太陽(ティダ)の運命

本土復帰後、第4代沖縄県知事であった大田昌秀にありとあらゆる手段で対抗した当時自民党の県議で後に第7代の県知事となる翁長雄志。ともに「オール沖縄」と呼ばれる保革の立場を超えた県政を主導した二人を描いた『太陽(ティダ)の運命』
 
民主主義を考えるうえで必見のドキュメントでした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アマチュア

遠出をするにはいま一つすっきりしない天気だったので、AEONシネマで「アマチュア」

ハリウッドのアクション映画って言うとブルース・ウィリスや古くはアーノルド・シュワルツェネッガーみたいなタフガイが多いのですが、「アマチュア」ではIQ170の青白い青年がCIA仕込みの情報解析とIT技術を駆使して敵を追い詰める…というストーリー
その相手は多国籍のテロリストかと思っていたら、実は他ならぬCIAの上司たちの非公然かつ非合法な活動だった、、、

いま国会で議論されている「能動的サイバー防御」で自衛隊や警察が「敵」のコンピュータをハッキングして攻撃を仕掛けるなんてことが出来るかどうか知りませんが、世界中に張り巡らされた「防犯」カメラで得た膨大なデータから特定の個人を識別していくシーンをみると、映画の中だけでなく実社会でも私たちの個人情報が丸裸にされてるような恐怖も感じられました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

CONCLAVE/教皇選挙

今日は朝イチで映画「CONCLAVE/教皇選挙」

授業で習ったことはありましたが、バチカンの秘密の儀式を垣間見る映像体験に加え、ネタバレになるので書けませんが、最後の最後で大どんでん返し!

なかなか楽しめる2時間でした ٩(^‿^)۶

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

韓国映画のリメイク版?? 「ショウタイムセブン」

昨日封切られた「ショウタイムセブン」

森友学園問題の捏造や薬害問題に加え、某TV局の癒着コンプライアンス軽視が話題になっている時期だけに、10年前の韓国映画『テロ, ライブ』のリメイク版とはいえ、実際に日本でもありそうなストーリー

阿部寛演じる元人気キャスターが生放送中に爆破テロ事件の犯人との交渉に挑む姿は予想どおり。たまにはお気楽に観られる娯楽映画もいいですね

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

吉田大八監督 「敵」

池袋の「シネマ・ロサ」で吉田大八監督の「敵」を観てきました。
 
 
20年ほど前、妻に先立たれた後、書斎に並ぶ書籍、文房具一つに至るまでこだわりながらも慎ましく暮らす元大学教授。
健康でいるために食生活にこだわりを持ち、異性の前では傷つくことのないようになるだけ格好つけて振る舞い、密かな欲望を抱きつつも自制し、亡き妻を想い、人に迷惑をかけずに死ぬことへの考えを巡らせる。 遺言書も書いてある。もうやり残したことはないはずの教授のパソコンの画面に突然の「敵がやって来る」のメッセージを観てからすべてが狂い始める、、、
時として現実と幻の区別もつかなくなる元教授の「敵」は何なのか?
描かれている元教授の年齢にはまだ至りませんが、何かと考えさせられる映画でした。
 
主演の長塚京三をはじめ、瀧内公美や河合優実に松尾貴史など、脇役も豪華!
モノクロ・スタンダードってのもいいですね
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

本日は、お日柄もよく

本の舞台は、2009年8月の総選挙で当時の民主党が308議席を奪取し、55年体制から続いた自民党を下野させ政権交代を果たした頃。ひょんな縁で「伝説のスピーチライター」と巡り合った主人公が「ことばの魔力」に目覚め、野党新人候補と一緒に言葉の力によって、自分や他者、社会をも変えていく、、、という物語

今回手にしたのは昨年重版の際の「特装版」。最近見なくなった函入・上製版というのも本好きにはたまりません

余談ですが、私も最終日の8月29日池袋西口公園にいて、一帯を埋め尽くした群衆の熱気が今でも蘇ってきました
原田マハ著/2010年8月徳間書店刊(特装版は2024年)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

「鹿の国」

新聞の映画欄で目にとまった「鹿の国」
 
諏訪大社の重要神事で降ろされる古い神「ミシャグジ」様をはじめ、諏訪の土着信仰を描いた作品とあったので、10年以上前に諏訪を訪ねたことを思い出して行ってみました。
中世の「御室神事(みむろしんじ)」を再現した映像や美しい諏訪地方の四季だけでも一見の価値がある作品でした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

俺たちの箱根駅伝

ポレポレ東中野に行く前に駅ビルの「Delifrance」で一服

去年出された「俺たちの箱根駅伝」は、題名どおりの箱根駅伝を巡る大学陸上競技部と、中継を担うテレビ局の裏側を描いたエンタメ小説ですが、池井戸潤らしい筆致で一気に読めました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Gondola

国会前の集会をちょっと早めに抜け、新宿で映画「Gondola」
 
ジョージア(グルジア)の映画は初めて観ましたが、ジョージアの山あいに伸びるロープウェイを舞台に、セリフ全くなし。小津の「長回し」+黒沢の「ファンタジック」みたいな90分でした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

バリ山行

松永K三蔵(まつなが・けー・さんぞう)の「バリ山行」は今年度上半期の芥川賞受賞作。

六甲山を舞台に整備された一般の登山道ではない、藪漕ぎをしながらルートを見つけて登ることを指す、「バリ(バリエーションルートの略)」山行ですが、純文学を対象とした芥川賞らしく、主人公(さえない建設会社の中途採用サラリーマン)の心理描写はなかなか。
一人で「バリ」に挑戦するくだりは一気に読めました。

2024年/講談社刊

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ