goo

茶わん眼鏡で見た、京の二十四節気 @麻生圭子


大分生まれの東京育ち京都観光歴12年という著者が 二十四節気ごとの節目に茶の湯を通してみた京都本。

「茶わん眼鏡」というのは「心の目にかける、茶の湯の眼鏡のこと」とあります。

私自身 建物が好きで都内は勿論各地の建物を見に行ったりしていますが 京都は町並みはもちろんのこと そこに暮らしている人々の生活が感じられると言う点で 何度行っても飽きない街の一つです。
(とは言うものの最近は中高層のマンションが増えました  )

その京都の生活文化全般のベースにあるのがお茶。(この本では敢えて「お茶」という平明な表現を使っているのだと思います)
「お茶と言うのは、ご存知のように、生活文化全般を網羅する稽古事です。季節、歳時、歴史、花、もてなしの心、和菓子、懐石、数寄屋造りの建物、茶道具に関する伝統工芸…、手前以外にも、これらのことすべてを少ずつ学んでいきます」とありましたが まさにそのとおりだと思いました。

これらお茶との関わりで見えてきたことを横糸に 季節の節目の二十四節気を縦糸に織り成したのがこの本。

読み終えると 露地に打ち水が撒かれたされたような シットリとした気持ちになれました。

また京都に行きたくなってしまいます~

********************************************
NIKKEI NET」で麻生さんのエッセイが連載されていました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

椎茸の炊き込みご飯


昨日採って来た椎茸の軸?っていうか石づきのところを使って 今朝は炊き込みご飯にしました。

昨日の椎茸狩りの所で「上の方だけでなく 根元の石づきのところから採ってください」って張り紙がありました。 
確かに農園側としては 傘の部分の美味しいところだけ採られちゃ採算合わないってこともあるんでしょう。 で 農園の係りの人に聞いたら「小さめに刻んで炊き込みご飯にしたら美味しいですよ~」だって♪ 

普段はあまり使わない軸のとこですが 何といっても自分で採った椎茸ってこともあるから 無駄にしちゃいけませんよね!

まずはお揚げの油抜き。 これをキチンとやらないとご飯が油っこくなっちゃいます。 
椎茸の軸のとこをまず縦方向に細くして 後は適当に刻みます。
 (撮影用に傘のとこもチョッと入れました  )
お揚げと人参を切ったら下拵えはお終い。


研いだお米にお酒少々と白醤油の出汁を加え タイマーをセットして準備完了!

椎茸のいい匂いで目が覚めました! 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )