江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
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ガメラの思い出3。

2014年05月18日 23時25分11秒 | ガメラ
 ども、江戸です。今日は平成『ガメラ』三部作の3作目について語ってみましょか。なお、前回までの特撮映画の記事は「ガメラ」のカテゴリーにまとめてあります。

●ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒

     
 シリーズ完結編ですね。また、個人的には前田愛の代表作はこれか『キノの旅』なんだけど、たぶん一般的には同意を得られない(笑)。じゃあ、仲間由紀恵の出世作という事で(を)。

 物語は前作から3年後。対レギオン戦でガメラが禁じ手を使ってしまったが為に地球の環境が激変し、ギャオスの大量発生を招いてしまったという……。そして更にギャオスの変異体であるイリスも出現して人類大ピンチ……な展開。

 このように結構終末的な内容になっていますが、これは公開された年が1999年で、人類滅亡を予言したと言われていた「ノストラダムスの大予言」の年と重なっていた事も関係があるのでしょうね。他にもオカルト要素がかなり入っているのでその辺は不評みたいなんだけど、私はオカルトも好きなのであまり気にはなりませんでした。古代の超文明や四神とかロマンやん?

 ともかくストーリー面での賛否はあるものの、映像としては10年以上前の作品とは思えない程の高クオリティだと思います。特にガメラとイリスによる空中戦は怪獣映画の1つの完成形だと言っても過言ではないレベルなのではないかと……。ガメラの回転アタックが格好良すぎ。

 それに万単位の死者を出した渋谷壊滅シーンは、爆風に吹き飛ばされる人間の姿までも描写していて本当に衝撃的でした。それまでの怪獣映画では、人間が犠牲になるその瞬間や具体的な犠牲者数を極力描写しないようにしていたと思うのですが、そのタブーとも言える事柄を扱ったという点においては実に意欲的な作品だったと思います。

 そんな訳で、個人的には前作には及ばないものの、1作目よりは好きな作品ですね。ラストでの数え切れない程のギャオスの群に立ち向かおうとするガメラの姿は、EDテーマのもの悲しさも相俟って泣ける……。


 さて、次は『小さき勇者たち』は既に語った事があるので、別のジャンルの作品について語っていこうと思います。とりあえずは平成ガメラシリーズと同じ監督である金子修介の作品の『クロスファイア』辺りから語ってみましようかねぇ……。その後は洋画やらアニメやら色々。



 じゃ、今日はここまで。

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2 コメント

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Unknown (あびゃく)
2014-11-21 19:04:54
こちらの作品は当時は漫画版がすごい好きだったのとイリスの飛行シーンがすごい綺麗だったのを覚えていますね。

当時はゲームクリエーターの人のセリフがどういう事か理解できなかったり
大人になってから見ると”中二病入ってるなこいつ・・・”って思ってしまいましたねw

思い出的に一番好きだけど 実際に今見ると3部作では一番下になっちゃうかな?

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Unknown (江戸まさひろ)
2014-11-21 21:57:41
あびゃく 様

>大人になってから見ると”中二病入ってるなこいつ・・・”って思ってしまいましたねw
あとは行きすぎた自然保護思想でしょうな。

>思い出的に一番好きだけど 実際に今見ると3部作では一番下になっちゃうかな?
他の人達の評価を平均するとそんな感じかも。
返信する

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