江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

ゴジラの思い出-ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃。

2013年06月20日 22時14分08秒 | ゴジラ
 ども、布団の上で転がっている事が多い江戸です。腰が完治しないと長時間を要する作業は何も手に付かないのぉ……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、ゴジラ映画について語ってみましょうかね。なお、前回までの記事は「ゴジラ」のカテゴリーにまとめてあります。


●ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃

     
 相変わらず当時は他に選択肢が無かったので、定価1万円のBOX仕様。でも、あの頃はとても観たかった作品だったので、何軒も店をさがしまわってようやく手に入れた思い入れの深い一品でもあります。


 で、やっぱり色々と特典要素があるのですが、まずはメイキングDisc。

     
 今回はメイキングが2本あります。1本は監督の撮り下ろしインタビュー等が収録されています。そしてもう1本は怪獣のメイキングやスタッフの座談会等が収録されていますね。両Discともに本編よりも収録時間が長いです。


 あと、いつもの冊子。

     
 怖いよ!(笑) で、色々と解説記事があるけれど、その中には企画段階の護国聖獣の姿が!

     
 バラゴン以外は変更されてしまったけれど、こっちのヴァージョンも観たかった……。特にパランは元ネタの映画をまだ観た事が無いし……。それにしても、アンギラスはこの脚だと麒麟っぽいというか、ドドンゴ(『ウルトラマン』の怪獣。決して『ゼルダの伝説』のモンスターの事ではない)っぽいというか……。


 最後に本編Disc。

     
 平成『ガメラ』シリーズで高い評価を受けた金子修介が手がけたゴジラ作品です。これも初代ゴジラの直接的な続編として描かれていますが、設定は大幅に変更されており、ゴジラが怨霊の集合体となって事実上従来のゴジラ以上に不死身にして凶悪な存在になっています。

 そんな歴代最恐と言っても過言ではないゴジラを『とっとこハム太郎』と同時上映させた事については、擁護出来ないレベルの失策だと言わざるを得ない。よく考えるまでもなく子供が泣くのは分かるだろーがっ!(笑) 下手をするとトラウマレベルなので、更に若年層の客離れを促進させた可能性が……。ともかく、次回作の『×メカゴジラ』なら子供の反応も違っただろうに、上層部にはその辺を判断をする力も無くなっていたのかと思うと悲しいですねぇ……。

 さて、内容についてですが、平成『ガメラ』シリーズと同様に少々オカルト要素が入っています。個人的にはオカルトも好きなので気にはならないのですが、人によっては嫌う要素かもしれません。ただ、金子監督の怪獣映画は、比較的だれやすい人間ドラマのパートも他のゴジラ映画よりは楽しめると思うので、怖いのとかが嫌いでなければ初心者にもお勧めかも。

 むしろ今作ではゴジラが強すぎた所為か、終盤の怪獣パートの方がちょっと盛り上がらなかったような気がしますがね。ギドラが千年竜王化した辺りがピークだった気が。あと、防衛軍の攻撃も推進式削岩弾に頼りすぎてちょっと地味だったので、もっとミサイルとかの火力のある攻撃を使って欲しかったように思う。

 それでも、ミレニアムシリーズの中では割と不満は少なかったので、個人的には良作だと思っております。取りあえずバラゴンの健気な戦いぶりと、熱線を吐く体勢に入ったゴジラを前にしても怯まない角田信朗は必見。みんな覚悟を持って戦っているんだよなぁ……。

 ちなみに、『進ぬ!電波少年』で一時期有名だったチューヤンがチラリと出演していますが、この人は私が唯一生で見た事がある芸能人だわ……。


 それでは、次回の『ゴジラ×メカゴジラ』に続く。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日もー。

2013年06月16日 20時06分25秒 | Weblog
     

 ども、江戸です。未だに腰の状態悪いので、今日も通常更新はお休みします。風呂で温めたりするとそこそこ回復するみたいなんだけど、一晩寝て起きたらびっくりするくらい悪化していて、一時は歩行不能状態に。下手すると椎間板ヘルニアを発症しているんじゃないかしら……(だとすると最悪手術)。
 まあ、鏡を見ると骨盤の位置が身体の中心線からずれていて、これは以前にも経験した事がある状態なので、その時と同様に回復してくれる事を祈りますが……。

 ともかく、今の腰の状態が続くようなら外出も不可能なので、明日からの『ワンピース』や『週刊少年ジャンプ』の感想も出来なくなる可能性があるかもしれません。あと、通院などによってこのブログ自体が全く更新できなくなる可能性も有り得ます。そんな訳で、完全回復するまでは休んだり休まなかったりするかもしれませんが、ご了承くださいませ。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギックリ腰かな?

2013年06月15日 22時43分17秒 | Weblog
     

 いつぞやの使い回し。そんな訳で腰の状態が悪いので、今日の通常更新はお休みという事で……。
 なんだか風呂に入っていたら、ちょっと屈んだ拍子に激痛に襲われて、そのままうずくまってしまいましたよ……全裸で。
 ともかく、発症直後と比べれば楽になって来たような気はしますが、取りあえずは安静にしたいと思います。そして、明日は通常更新に戻れたなぁ……と思う次第。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファンロード関連作品の思い出。

2013年06月09日 22時51分10秒 | 漫画レビュー
 ども、『宇宙戦艦ヤマト2199』の10話目を観ていた江戸です。おお、ここで宇宙サルガッソ来たか。まあ、『さらば宇宙戦艦ヤマト』や『ヤマト2』のとはちょっと違うのだろうけれど、ここへ完全に引き込まれた状態から脱出する展開は新しい。そして、沖田艦長の危機察知能力が凄すぎだな……。確かにガミラス艦が次元の裂け目にあれだけ攻撃を撃ち込んでいたのだから異常事態が発生する可能性は充分にあったとはいえ、果たしてあそこまでの事態を予想できていたのだろうか。でも、もしも逃げずにあのまま戦う事を選択していたら終わっていたのも事実……。一方、ゲールの逃げ足の早さも見事だった(笑)。
 それにしても、メルダさんは普通にヤマト艦内の環境になじんでいたけれど、今作のガミラス人は地球の環境でも生存可能な感じ? その上、精神的にも分かり合えそうな人達もいるので、ガミラスの一部の勢力とは講和も可能なのかもしれませんなぁ……。そうじゃないと、さすがに旧作のようなガミラスの末路ではあんまりですしねぇ……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。
 今回は『ファンロード』という現在は休刊してしまった(現在も電子版は存在する?)雑誌の関連作品について。『ファンロード』と言えば読者投稿によって成立していた雑誌ですが、その大半が素人によって形作られているという意味では、現在のネット掲示板のような性質を持った雑誌だったと言えるのかもしれません。
 で、そこからデビューした(もしくは有名になった)作家は多数いる訳ですが、それでも当時は『ファンロード』関連で活躍しただけではプロ作家とは見なされないという風潮もあったように思います(大元が素人投稿の寄せ集めの雑誌ですしね)。事実、既に『ファンロード』で執筆して単行本も出している作家が、他の雑誌で執筆した際に「プロデビュー」とされた事は実際にあったように記憶しています。そんな訳で、今回紹介するのは単行本発行当時の時点ではプロともアマとも言い切れない中途半端な立ち位置の作家の本が多いです(勿論現在ではちゃんとプロとして活躍している作家もいますが)。
 それではいってみましょー。


●百物語BY.YOKO(毛羽毛現)

     
 自分の周囲で起こる怪奇現象の理由を知る為、百の妖怪に出会う旅に出る(というか強制的に出された)という内容の妖怪物ですね。

 なにやら同人誌で描かれていた物がまとめられた物だそうで。最近ではそのような経緯で商業化される作品も増えていますが、これはその先駆者的な物だと言えるかもしれませんね。ただ、元が同人誌ですし、その上描き始めたのが作者の高校生の頃だったらしいので、序盤のクオリティは決して褒められた物ではありません。それでも、このような形で世に出るというのは夢のある話ですなぁ(まあ、作者がプロデビューしたからこそ、過去の作品を纏める機会が得られたのだろうけれど)。

 そういえば、昔『キャンディータイム』でこの作者が連載していたのを見た事あるな……(成年向け漫画誌なのにエロ無し)。最終的に連載がどうなったのかはよく覚えていないけれど、当時はエロ描写の自主規制が強まっていた頃で、『キャンディータイム』は特にヒステリックに規制した(下手すると『少年ジャンプ』よりもエロが無い)所為で自滅(つまり休刊)した……という事だけは覚えている。あの規制具合は衝撃的だった……。最近は法規制の動きもあるので、恐ろしや恐ろしや……。


●デス・ロッカー(藤沢直人)

     
 今見ると岡崎武士の『精霊使い』の影響をもの凄く受けている作風ですな(あと、士郎正宗)。とにかく、当時は割と好きだったのだけど、結局メジャーにはならなかったようですねぇ……。一応2004年くらいまでは作者が活動していた痕跡は見つけられるのだけど、それでも単行本は3冊くらいしか出していないみたいだし、開店休業に近い状態だったのだろう……(ちなみにこの本が出たのは1993年)。

 それにしても、この本に載っている『ピーターパン』を題材にした短編なんだけど、何度見てもウェンディやティンクをさしおいてピーターパンが一番可愛く見える(笑)。


●冬虫夏草(おかざき真理)


     
 この人は現在も活躍していますが、そんな彼女が1994年に出した初単行本がこれですね。今では割と普通の少女漫画っぽい作風ですが、この頃は少々尖った作風で、執拗に背景のカケアミや点描、そして草とかを描き込んだりしていて、常人がこれを真似したら途中で発狂するか腱鞘炎になるかのどちらかだと思う(笑)。でも、それだけに絵としてのインパクトはかなりの物でした。漫画としてだけではなくイラストとしても楽しめる感じ。

 あと、これは短編集な訳ですが、全体に病的な空気が漂っているような気がしますねぇ……(自殺オチとか)。だけど、その空気感がこの頃の絵にマッチしていて良い思えます。


●ポートレイト(矛井さとし)

     
 現在は成年向け漫画家として活躍しているジャイロ余目の初単行本ですね。しかし、矛井さとし名義の頃は『ファンロード』への投書で「エロは絶対描かない」みたいな事を言っていたような気がするのだけど、人は変わる物だ……。でも、若い頃って照れ臭さなのか、必要以上にエロを毛嫌いしたりする事ってあるよね……(ソースは俺)。うん、私も昔は無理だった……。

 ともかく、この本は作者がまだ覚醒する前なので、エロ描写は殆どありません(ガチの陵辱展開→自殺のコンボはあるが)。内容的にはオカルト要素がある学園物ですが、可愛い絵柄の割にはたまに人死にが出たりして、なにげにギャップが凄い作品ではありました。まあ、それが良いと言えば良いのかもしれませんがね。


●わが青春のキャンパス日記(一本木蛮)

     
 絵日記漫画ですな。もう一冊持っていた筈だけど、今は手元に残っていないっぽい。ともかく、当時大学に通っていた作者の日常が描かれている訳ですが、なにげに『週刊少年ジャンプ』の元編集長の鳥嶋氏や有名作家も登場していて、その交友範囲の広さを感じる事が出来ます。

 作者は現在も漫画家やらで活躍していますが、先日不妊治療を特集したテレビ番組に出演していたのには吹いたわ……。今、そんな事になっていたのね……。


 他にも湖川みさき・大橋薫・かえんぐるまの本や、更に各種アンソロジーやイラストラボ等を持っていたけど、現在は手元に残っていないですねぇ……。でも、くつぎけんいちの本ならまだ残っているかも……(だけど今は見つからん)。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

士貴智志作品の思い出。

2013年06月02日 21時42分55秒 | 漫画レビュー
 ども、『宇宙戦艦ヤマト2199』の9話目を観ていた江戸です。今回は「ロボットにも心があるのか?」という、SFでは古くからある命題ですな。旧作には存在しなかったエピソードだけど、昔からあるテーマなだけに歴史のある作品にはマッチしているように感じる。あと、EDが変更されていたけど、個人的には前の方が好きだなぁ……。
 それにしても、合間に入っていたイラストは「草なぎ琢仁っぽいなぁ……」と思っていたら、マジで草なぎ琢仁かよ!? 昔好きだったので、画集持ってるわ……。

     
 そして本棚には、キャラクターデザインの結城信輝の画集の隣に収めてあったというのも奇縁よなぁ……。なんにしても、『ニュータイプ』や『ドラゴンマガジン』を買わなくなって以来、すっかりその絵をみかける機会が無くなっていたのだけど、それだけに彼の新作絵を見るのは10年ぶりくらいかも……。正直、まだ画業をやっていたんだ……って感じだ。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。今回は士貴智志作品について。


●RIOT(後に『RIOT OF THE WORLD』に改題。士貴智志)

     
 かつてアニメ専門誌『ニュータイプ』の増刊漫画誌である『コミックGENKi(後に『コミックニュータイプ』へリニューアル)』で連載していた作品ですね。

 当時は萩原一至の『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の影響なのか、スクリーントーンを多用した作品が劇的に増えましたが、この作品はそれらの作品の代表格だと言えるかもしれません(絵柄や作品の世界観も『BASTARD!!』に近いと言えば近い。まあ、こちらは剣よりも銃の方がメインだけど)。今見てもアナログでこのトーン密度は凄いと思う。むしろ近年の作品の方がトーンの処理レベルが低下しているような……。

 まあ、話の方は雑誌が途中で休刊して連載が中断してしまったので何とも言えませんがねぇ……。後に『ウルトラジャンプ』で連載再開したようだけど、結局完結はしていないっぽいし、実に残念だわ……。


 そしてもう一冊。


●みんみんミント(士貴智志)

     
 魔法少女物ですな。ただ、明確な敵や目的がある訳でもなく、無軌道にドタバタコメディをやっているだけの作品だとも言えますが。でも、変身して裸になったりする辺りは魔法少女物のセオリーを踏襲しているような気がする(笑。まあ、変身シーンでは無く、変身解除後に裸になるのだけどね)。ところで、この衣装は『サムライスピリッツ』のナコルルそのまんまだな……。

 なんにしても、この作者としては全くシリアス要素が無いので珍しい部類だと思います。


 他にも『神・風』や『XBLADE』も持っていたと思うけれど、今は手元には無いですねぇ……(『XBLADE』は正直原作者が描いた『ブレイド』の方が面白いし)。でも、別名義でやっていた同人誌は何か持っていたような気がする(『プリティフェイス』の出していたよね?)。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする