江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

最近の戦利品-gdgd妖精s1。

2012年01月28日 22時46分05秒 | アニメ・実写レビュー
 ども、コロッケが食べたい江戸です。なんだかここ数ヶ月ほどまともに食べた事が無いので無性に食べたいのですが、こういう時に限って地元のどの店にも売っていない……orz。う~ん、材料のジャガイモが値上がりしている訳でもないのに何故こうなった……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●gdgd妖精s1

     
 DVD版。ブルーレイ版のような特典要素が一切無いどころかチラシ等の紙切れ一枚入っていませんが、それでも1500円程度で買えるというのは非常に魅力的。他のアニメもこれくらいなら買いまくるのだけど、低予算番組だからこそ出来るのだろうなぁ……とも思う(実際に予算がどの程度かかっているのかは知らないが)。

 内容は、ピクピク(CV:三森すずこ)、シルシル(CV:水原薫)、コロコロ(CV:明坂聡美)の三人の妖精が会話したり、遊んだり、アフレコしたりするだけのフル3Dアニメですが、所々でパロディ要素や超展開があって油断できない。

 それでは観ていて感じた事を実況気味に書き込んでみましょうか。

●1話

・心なしか音量が他の作品よりも大きいような。

・シルちゃんマジ「ヴァ(らき☆すた)」。

・あの猫みたいな生物はナメクジっぽいと思ったら、ツチノコと猫の合成なのか。

・妖精なのに、ブランドバッグの話とかしていて結構俗人よね。

・「甘い息」といえば、『ドラクエ』のマタンゴを思い出す。つか、自分にも効くのかよ!?(笑)

・魔法が使い放題で、ある意味なんでも有りな「メンタルとタイムのルーム」(通称メンタイルーム)。元ネタは言わずと知れた『ドラゴンボール』の「精神と時の部屋」なんだけど、最近の若い人の中には知らない人もいるらしい……。

・コロちゃんの杖だけエノキ型で吹く。

・カバにに誘惑される男って、よっぽどの動物好きか変態かのどちらかだよな……。

・そんな毒々しい派手さのルームウェアは嫌だ(笑)。

・リアルで動物の大群が降ったら大惨事だな……。

・アフレ湖はアドリブで台詞を入れていく訳だけど、いちいち明坂聡美の声の変化が素晴らしい。つか、今回登場していた男の事をパッケージで普通に「超兄貴」と書いてあって吹いた(笑)。

・EDの振り付けは三森すずこなのか。

・予告は『ドラゴンボール』のパロだけど、ぼかしが強すぎて絵がよく分からないのが残念。


●2話

・幸せについての話は結構深いような気もする。幸福の量は一定であり、全員が幸せを感じる事はできないみたいな……。

・コロちゃんは悪い方へ悪い方へと考えるな……。

・グロ注意。つか、もしかして死体は布団圧縮袋に入ってる?

・メンタイルームは、バンジージャンプ。パンツ回だな。

・ピクちゃんは空中から襲いかかって人を攫う妖怪みたいだ(笑)。

・アフレ湖のニワトリ怖ぇぇぇぇぇ!!

・しかし、明坂良い声だ。

・予告は『エヴァ』。


●3話

・モザイクと音声合成吹いた。

・コミックバンドブレーカーピク伝説誕生! 2Pカラーの偽物とのバトルは熱い。つか、某所でまとめページが作られていて吹いた。

・メンタイルームは、おじさんを飛び越えた数で競う「おじさんとび」。

・記録を読み上げる明坂のいい声。

・鳥人間コンテストのごとく直角に上昇→落下する飛行機と、コロちゃんの気の抜けた悲鳴吹いた。

・シルちゃんのは凄いけど、ハードル競争にならうのなら失格じゃないかしら。

・アフレ湖ではついに持田房子キタ   (゜∀゜)   !!! まさかこの人が後にあんな重要な役割を果たすとは……。

・朝十言うな(笑)。でも、実際に朝のテンションじゃねーよ。

・予告は『ハルヒ』。台詞がまんまとしか言いようがない。


●4話

・ワサビを飲むのは……。

・妖精なのに化粧をしているのか。

・歯磨き粉のようにひねり出される涙キメェェェェェェェ!!

・鬼恩(オニオン)……その発想は無かった。

・今回のメンタイはRPG風味。

・頭以外リアル頭身キモっ。

・いきなりラスボス戦だけど、攻撃弱っ!? だが、防御は物理反射で吹いた。

・アフレ湖では一方的に攻撃する男と微動だにしない男。

・好みは右!? ぽっちゃりはいいとして、ハ●な上にパンツ一丁なんですが……。

・つか、この2人は幼なじみなのかよ!?(笑)

・予告は『ケロロ』。声も結構似ている。


 まあそんな感じ。来月の2巻も楽しみです。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の戦利品-魔法少女まどか☆マギカ3。

2012年01月22日 22時45分56秒 | アニメ・実写レビュー
 ども、昨晩は『偽物語』を観ていた江戸です。高速回転しながら去っていく妹に吹いた。あと、随所に入っているエロいカットは作画資料にしたいのでまとめて本にして欲しいとか思ったけど、数千円くらいになりそうなのでやっぱりいいや。でも、あの影の入れ方とかは好きなので参考にしたいのはホント。
 その後、『妖狐×僕SS』を「そういえばBSTBSっていつからパンチラ解禁したんだっけ……?」と思いながら観ていました。ある時期までは自主規制入っていたよね? 少なくとも『電波女と青春男』の頃には確実に規制が入っていた記憶があるから、ここ半年くらいの事なのかしらねぇ……。
 それと、夕方に『機動戦艦ナデシコ』と『うしおととら』が放送されていたような気がしたけど、そんな事は無かったぜ! う~ん……オマージュするにしても、もうちょっと捻って欲しかったかも~。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●魔法少女まどか☆マギカ3 完全生産限定版DVD

     
     
 相変わらずの詐欺ジャケット絵ぶりですな(いい意味で)。特にキュウべえの表情とか、本編じゃまず見られませんよね。
 で、3巻目という事で、ようやく全体の半分。5話、6話とも初視聴だけど、これで残りの未視聴エピソードは9話と11~12話のみとなりました。

  ともかく、中身についてあれこれと感想を書いてみましょう。


 まずは特製ブックレット。

     
 蒼樹うめの4コマ……今までにネット上で見た事があるので内容は知っていたけれど、改めてよく見ると杏子が寂しすぎて泣ける……。ゲーセンで一人で遊んでいるのはまだしも、一人プリクラはあんまりだよ!つдT)


 次に特典のドラマCD2。

     
 魔法少女が5人揃っている平行世界のエピソードで基本的にはコメディなんだけど、まどかが魔法少女になっている時点バッドエンド確定なので複雑な気分になるという……。だけど、「~でちゅ」って言っているまどかは可愛かった。

 それにしても、ほむらがメガほむじゃないって事は何週目なんだろうねぇ……。あと、使用済みパンツの価値について理解を示すような発言をするから、二次創作でまどかのパンツを被っているようなイメージをつけられるんだよ(笑)。それと、仁美のパンツに興味津々なさやかも……。クンカクンカしかねない勢いを感じた(そんな平行世界がってもいいじゃない)。

 また、みんなはキュウべえの目的をある程度知っているのか、多少警戒しているような態度でしたが、マミさんだけ彼を終始ネコ扱いしていたのには吹いた。つか、みんなと食べる予定も無いのにケーキをホールで買っちゃうマミさんって……。最悪、一人で全部食べるつもりだったって事だよね……?

 それと、まどかはキュウべえが風呂に侵入してきたことよりも、ほむらに色々と把握されていた事を怒った方がいいと思うんだ(笑)。


 そして本編。

     
 漫画版で話の内容は知っているけど、今回もアニメでは初めて視聴したエピソードです。とにかく、感じた事を一つずつ挙げていきましょうか。

●第5話 後悔なんて、あるわけない

・さやかの契約シーンを観ていて、『ギルティクラウン』っぽいなぁ……と思った。実際には逆であるべきなんだけど、先に観たのがあっちの方なので。

・おお……これが一部で有名なネタ画像さやコプターのシーンか。台詞といい完全に狙っているな。つか、風力発電機の設定ってまさかこのネタの為だけに作られたのか……?

・さやかは魔法少女になった事について色々と悟ったような事を語っているけど、ことごとくそれを後の自分が裏切っているよね……。

・あん子ちゃんキター(≧∇≦)!! 最初は違和感があった声もすぐに慣れた。ところで、彼女が居た展望台の入り口は何処に?

・まどかのさやかに対する分析はある程度正しいのだけど、それだけに酷いところもあるような……。あと、ほむらの発言に軽く切れた表情が怖い。ああ、これコラだと思っていたけど、加工無しだったのか。

・使い魔の声は斎藤千和かな。

・杏子の戦闘は華麗だなぁ。こりゃ、人気があるのも頷ける。

・オーディオコメンタリー有り。5話の出演は斎藤千和と悠木碧と野中藍。杏子萌えの悠木碧はちょっと落ち着いてください(笑)。あと、仁美はみんなから悪女扱いされていたけれど、他人の都合を考えずに自分の流儀を通しちゃったところがまずかったのだろうか……。


●第6話 こんなの絶対おかしいよ

・作画の質がなんか違う。良くなっているような気もするが、キャラに違和感も。

・漫画版とは違って、さやかは気絶しても変身が解けないのか。

・ダンスゲームで横から突然出てくる猫に吹いた。

・まどかママの話は微妙にほむらにも当てはまるように感じる。

・モブのナースの中の人が後にプリキュアになるとは出世したなぁ。

・まどか、何故ソウルジェムを投げ捨てる。持ち去るだけでもいいだろうに。

・6話目のオーディオコメンタリーは斎藤千和と悠木碧、そしてシリーズディレクター宮本。キュウべえが好きという人は珍しいと思ったけど、彼の仕事っぷりに対する評価と共感いうのはなんとなく納得。
 あと、悠木碧さん、杏子の変身シーンでヒートアップ(笑)。


 まあそんな感じ。順当にいけば次は4巻なんだけど、ここのエピソードはCSの無料視聴で既に観ているからなぁ……。5巻も10話だけは既に観ているし、先に全く観た事が無い6巻を買うべきだろうか……。まあいずれにしても来月以降になると思いますが……。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舞HiMEの思い出。

2012年01月20日 22時49分23秒 | アニメ・実写レビュー
 ども、朝から身体がダルイ江戸です。だけど、それが気圧の所為なのか、昨日外で長距離歩いた所為なのかはよく分からん。なんとなく熱っぽい気もするので、外で風邪の菌でも拾ってきたのかしら……。


 さて、今日は昔(というほど古くもないが)のアニメ作品について語ってみましょうかね。このネタもその気になればかなりあるので、あと十年は戦える。


●舞-HiME

      
 なんだかんだで7年くらい前の作品ですな。今DVDを観ると画面の左右に余白があるところに時代の流れを感じる。

 キャッチフレーズは「サンライズ初の萌えアニメ」でした。確かに途中まではバトル要素があるものの、学園を舞台にした萌えアニメだと言えなくもなかったのですよね。実際、登場する美少女キャラ(一部該当しない年齢の者有り)の多さもこの頃のアニメとしては珍しい部類だったように思いますし(まあ、今では珍しくもないかもしれませんが)。

 しかし、途中からは美少女キャラ同士によるバトルロワイアル展開がメインとなり、キャラ達の絶望に満ちあふれたその内容で萌え要素なんて吹っ飛んでしまいましたよ(笑)。正直、ここまで女性キャラの悲鳴や号泣が聞ける作品はちょっと他には思いつかないくらい。取りあえず、静留さん怖いよ静留さん。あと、弟が消えた時の舞衣の鬼気迫る表情も凄まじかった。

 でもだからこそ、先の展開が気になるというのはありました。まあ、最後はちょっとご都合主義な感じもありましたが、かなり楽しめた作品だったと思います。で、この路線は最近でも『魔法少女まどか☆マギカ』に受け継がれているような気がしないでもない(そういえば、音楽の担当も同じく梶浦由記でしたっけ)。


 そして、続編。

●舞-乙HiME

     
 通称『機動戦士Z舞HiME』。最近何処かのアニメチャンネルでも放送していましたよね。で、本作は遠い未来の話で、擬似的なHiME「乙HiME」が各国において貴重な戦力として扱われている世界観となっています。

 なお、前作と同じ顔や名前の人間がいるけれど、血縁関係があるのかどうかは謎。そもそも、性格が完全に別人になっているキャラもいますしねぇ(漫画版では性別さえ変わっているのもいたし)。つか、命がネコになっていたのには吹いたわ(後で人間形態も出てきたけど)。

 内容についてですが、序盤では乙HiME専門学校「ガルデローベ」における学園生活がメインの展開となっていますが、終盤では戦争に突入してまたまた悲劇的展開に。でも、前作よりはソフトかもなぁ……。いや、エルスティンは復活しなかったけれど……。前作では結局消えた人間も復活していたので、今回もそうなのかと思っていたのに……つдT)。

 また、今作の主役はアリカだと思いますが、個人的にはマシロに関わるエピソードの方が圧倒的に好きなんですよね。最初は我が儘で国民にも迷惑をかけまくっていた女王が、民の苦しい現実を見てから真の王道に目覚めていくという成長物語が熱いと思うのですよ(だからといって、女王として償いきれない物もあるとは思いますが)。なので、彼女の今後の成長はもっと見守りたかった部分ですが、その辺はOVAシリーズで多少は描かれているのでしょうかねぇ? そちらの方はまだ観た事が無いんだよなぁ……。


 あと、アンソロジー本とか。

     

     

     

     

     
 私はアニメ作品のアンソロジーはあまり買わないし、買ってもすぐに手放してしまう事が多いのだけど、何故かこの作品だけは未だに手元に残っているのが多いですね(本編のコミカライズ版は売っちゃったけど)。今ではあまり見かけなくなった作家さんや、逆に当時はそれほど有名じゃなかったけれど、今ではそれなりの地位を築いている作家さんが参加していたりして興味深い。ぷよや武田すんとかの絵柄はさすがに変化しているなぁ。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CONTINUE?の思い出

2012年01月17日 23時30分14秒 | 漫画レビュー
 ども、某所で『花澤海月ちゃん』のまとめを聴いていた江戸です。作業用BGMのつもりが音声に集中してしまい、むしろ作業にならなかった。下手なお笑い芸人よりも笑えてしまうから困る。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうかね。この昔の作品ネタは本棚に並んでいるのを順番にやっているんだけど、あと本棚4つ分くらいネタがあるぜ~。


●CONTINUE?1~2(ひさの瑠珈)

     
 今は亡き『コミックゲーメスト』で連載していた4コマ漫画で、もう15年くらい前の作品となります。主役の女の子コンビがゲーマーという事で、オタク(というほど濃くは無いが)をテーマにした作品の先駆者的な要素もあると思うし、日常系萌え4コマ漫画の源流とも言える面があるように感じます。

 勿論、登場人物もかなり個性豊かでなかなか楽しい内容ですよ。ただ、彼女達の言動にはかなり過激なところもあるので、現在では叩かれそうな要素もあるかもしれませんがね。実際、現実だったら警察沙汰になりかねないような描写がありますし、現在なら自主規制されるネタもあるように思う。そういう意味では、当時はまだまだ大らかな時代だったんだなぁ……と思う。


 そして2巻目。

     
 表紙が当時ではまだ珍しいCG着色になっていますね。この頃のCGは解像度は低いし、発色もあまりよくなかったので独特な印象になりますね。

 それはさておき、1巻の時は高校編だったのですが、2巻からは大学編とゲーム会社編となります。大学編はキャラの個性だけでネタが成立するようになった所為か、ゲームのネタは殆どありません。

 で、軌道修正をはかったのかは分かりませんが、後半から大学を中退してゲーム会社を作ったりする展開になります。そういえば、あの頃ってまだゲーム業界も景気が良い印象でそっちの業界を志す人間も多かったし、実際に私の同級生にも3人ほど就職した人間がいます。しかし、その会社は当時と同じ形では残っている所は一つも無いし、当人達とも連絡が付かない状態になっているという……。今頃何やっているのかなぁ……。ともかく、あの頃にはまだ現在よりもゲーム業界にも夢があったという気がしますなぁ。

 で、作品自体も特にオチも無く終わっているので、ゲーム会社のその後がどうなっていったのかもよく分からないのですが(オマケで数年後の話はあるんだけど、誰々が結婚したというのが分かる程度としか)、出来ればその辺の話も読んでみたかったですねぇ……。しかし、掲載誌どころか出版社まで消滅してしまった今となってはどうにもならないだろうなぁ……。ちょっと残念。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴジラの思い出-メカゴジラの逆襲。

2012年01月15日 23時38分41秒 | ゴジラ
 ども、昨晩は『偽物語』を観ていた江戸です。このシリーズを観るのは初めてなのだけど、なんだか『さよなら絶望先生』を観ているような気分になるのはたぶん気のせいではないな(笑)。つか、真宵に対する阿良々木の接し方がガチ過ぎる。ありゃあ、ホンマモンのロリじゃないですか……。
 あと、『僕は友達が少ない』も観ていたけれど、「天馬と書いてペガサスと読む」に吹いた。正直、今まで内容がちょっと微妙だと感じていただけに、始めて面白いと思ったネタがこんなキラキラネームネタだなんてちょっと悔しい……。というか、あの親父さんとステラさんのコンビは何気に作中でも最萌えな気がしないでもない……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、久々にゴジラ映画について語ってみましょうかね。本当は昭和シリーズのラストだから昨年内に終わらせて、新年から新シリーズに……と思っていたのだけど、結局色々あって出来なかった……。
 なお、前回までの記事は「ゴジラ」のカテゴリーにまとめてあります。


●メカゴジラの逆襲

     
 昭和シリーズの最終作と言える作品。本当はこの9年後に作られた作品も昭和なんだけど、あれは平成シリーズの1作目だと言える位置づけなのでね……。

 ともかく、シリーズ2作目のタイトル『ゴジラの逆襲』を踏襲したり、シリーズに大きな貢献をした本多猪四郎監督や音楽の伊福部昭を起用したりして、古いファンを呼び戻そうとして苦心していた印象がありますねぇ(他にも作り物だけど乳首の露出というお色気要素で客を呼ぼうとしたと思われるシーンも)。まあ、結果は芳しくなかったようですが……。

 で、敵怪獣がメカゴジラというのも、前作で評判が良かったからという事のようですが、今作のは前作でゴジラに倒された1号機の残骸を海中から引き上げて作り直した2号機です。この辺は後の『ゴジラVSメカゴジラ』でも「メカキングギドラの残骸を云々」と踏襲されていますよね。

 そしてメカゴジラの性能ですが、実際には前作の1号機よりも上がっている筈……だけど、1号機はただの一機でゴジラとキングシーサーを苦しめたのに対して、2号機はもう一体の怪獣と一緒にゴジラと戦ったのにも関わらず結果的には敗北しているので、あまり強いという印象はありませんでした。

 また、メカゴジラの主力兵器であるフィンガーミサイルの威力は上がっているものの、連射がきかなくなっている所為で1号機よりも地味に見えるのも個人的にはちょっと不満ではあります。せめて単体でもっとゴジラを圧倒していればなぁ……。この辺が観客の動員数が伸び悩み、シリーズが一端終了した要素の一つではないかという気がしないでもない。

 あと、本作で忘れてはならないのはチタノザウルスという新怪獣です。後のシリーズでは一切登場していないので存在を知らない人も多いかもしれません。でも、意外と強い事は強いのですよ。ただ、尾びれを振って強風を巻き起こすという攻撃はモスラやラドンとも被っているので、地味かもしれません。今ならCG技術で竜巻を起こすくらいの事は出来たのでしょうけどねぇ……。

 そもそも、チタノザウルスをゴジラの仲間として戦わせるという展開があれば、作品的にもチタノザウルスのキャラクター的にも違う運命があり得たのではないかという気がします。折角操る手段があるという設定だったのですから、それを利用して途中でメカゴジラを裏切るという展開も可能だったと思うし、結果としてメカゴジラを「ゴジラでさえも単体では勝てない強敵」として引き立てる事が出来たと思うのですけどね……。

 まあ、今更「ああした方が良かった」とか素人が言っても仕方が無い事ではありますが、実際にシリーズが一端途絶えた事を思うと、ちょっと惜しい部分があった作品だと思います。それでも一時期の作品から比べれば良い方だとは思いますがね。


 それでは、次回の『ゴジラ』に続く。これは84年版にするか、区切りの意味も込めてハリウッド版にするかちょっと迷っている。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あけましておめでとうございます。

2012年01月01日 15時44分46秒 | 落書き


 あけましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願いいたします。

 ども、アニソン紅白を観ながら年を越した江戸です。まあ、相変わらず古い作品以外では知っている曲が少なかったような気がしますけどねぇ。それでも、2010年版よりは内容が良かったように思います。

 で、本日ですがCSなどで無料放送をやっているので、例年よりは退屈しない正月となっています。いつもは特番ばかりで観たいテレビ番組もあまり無いですからねぇ。いや、そもそも弟一家も帰省しにきているので、なかなか落ち着きの無い年末年始を過ごしているのですけどね。
 そんな訳で、年賀絵にはあまり時間をかけられませんでしたが、着色が苦手な自覚はあるので塗りは最初から捨てた(笑)。いや、実はこれの前にもう一枚別にカラーで描いてあったんだけど、なんか気に入らなくなったのでボツにしたんよ……。

 さて、今年も色々と大変な1年になりそうな予感がひしひしとしていますが(初日から地震とは……)、それでもなんとか無事に過ごせればいいですよねぇ。ともかく、色々と精力的に活動したいとは思っていますので、皆様方には生暖かい目で見守っていただければ幸いに思います。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする