ども、江戸です。今日は昔の映画について語ってみましょうか。
●ファイナルファンタジー
悪い意味で有名な超大作。その興行的な失敗によってテレビアニメ『FF:U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜』が打ち切られ、「スクウェア」という会社自体も傾いたとされる。
まあ、ストーリーの面を見れば平凡だけれど、そこまで酷いとは思えないのですけどね。ただ、その平凡な脚本に莫大な制作費をつぎ込んだのは勿論だけれど、『ファイナルファンタジー』の名を冠したのがそもそもの間違いというか。だって、ほぼSFな内容で全然ファンタジーじゃないんだもの。完全に「看板に偽りあり」状態で超人気ゲームシリーズの名前に負けているので、ファンとしてもがっかり具合が半端ない事になっているのですよね。たぶんタイトルが別の物だったらもうちょっと評価が違っていたかもしれない作品ですなぁ。
また、最大の売りとされているリアルなCGですが、確かに人物を遠目に見れば本物に見えなくもないクオリティだったりするのですが、「だから何? そんなの実写でいいじゃない」という感想にしかならないのが問題。これが本物の人間には不可能なアクションを表現する等の為にCGを駆使するのなら良かったのだけれど、結局リアルなCGを作る事に傾注し過ぎて手段が目的化してしまったのが駄目でしたねぇ。CGはあくまで表現手段の一つであって、それだけに特化すればいいというものではないわな……。しかも、人物以外のCGは結構酷い物があるし。15年前の技術という事を抜きにしても、岩とかの自然物の表現は正直ゲームのイベントムービーのレベルだった……。素直に実写と合成して、浮いた予算や労力を別なところに使いなさいよ……。
ともかく、一つの作品としては失敗作の烙印を押されるのは仕方がない出来ですな。勿論、この映画の為に培われたCGのノウハウが、後の作品に活かされたという意味では全く無駄ではないのでしょうけどね。例えば『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』なんかはCGでなければ出来ない表現を多用するなど、本作の反省点をかなり改善してファンの望むクオリティの作品になっていたし。でも、最初からこっちを作る事が出来ていればなぁ……と残念でならないですなぁ。
じゃ、今日はここまで。
●ファイナルファンタジー
悪い意味で有名な超大作。その興行的な失敗によってテレビアニメ『FF:U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜』が打ち切られ、「スクウェア」という会社自体も傾いたとされる。
まあ、ストーリーの面を見れば平凡だけれど、そこまで酷いとは思えないのですけどね。ただ、その平凡な脚本に莫大な制作費をつぎ込んだのは勿論だけれど、『ファイナルファンタジー』の名を冠したのがそもそもの間違いというか。だって、ほぼSFな内容で全然ファンタジーじゃないんだもの。完全に「看板に偽りあり」状態で超人気ゲームシリーズの名前に負けているので、ファンとしてもがっかり具合が半端ない事になっているのですよね。たぶんタイトルが別の物だったらもうちょっと評価が違っていたかもしれない作品ですなぁ。
また、最大の売りとされているリアルなCGですが、確かに人物を遠目に見れば本物に見えなくもないクオリティだったりするのですが、「だから何? そんなの実写でいいじゃない」という感想にしかならないのが問題。これが本物の人間には不可能なアクションを表現する等の為にCGを駆使するのなら良かったのだけれど、結局リアルなCGを作る事に傾注し過ぎて手段が目的化してしまったのが駄目でしたねぇ。CGはあくまで表現手段の一つであって、それだけに特化すればいいというものではないわな……。しかも、人物以外のCGは結構酷い物があるし。15年前の技術という事を抜きにしても、岩とかの自然物の表現は正直ゲームのイベントムービーのレベルだった……。素直に実写と合成して、浮いた予算や労力を別なところに使いなさいよ……。
ともかく、一つの作品としては失敗作の烙印を押されるのは仕方がない出来ですな。勿論、この映画の為に培われたCGのノウハウが、後の作品に活かされたという意味では全く無駄ではないのでしょうけどね。例えば『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』なんかはCGでなければ出来ない表現を多用するなど、本作の反省点をかなり改善してファンの望むクオリティの作品になっていたし。でも、最初からこっちを作る事が出来ていればなぁ……と残念でならないですなぁ。
じゃ、今日はここまで。