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江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

ベルセルク再開。

2022年06月27日 20時53分15秒 | 漫画レビュー
 ども、江戸です。今日は作者が逝去により、完結が絶望的になったと思われていた『ベルセルク』の連載が再開されたので、掲載誌の『ヤングアニマル』を購入してきました。

     
 ページ数自体は多くないけど、一挙2話掲載。弟子達による作画とのことですが、うん、違和感は無いですね。まあ、今回はギャグ描写が無いので、そっちの方がどうなるのかは未知数ですが、これならば安心して最終回を迎えることができそうです。
 ただ、連載のペースがどうなるのかは……。

 あと、連載作品だけど、『デトロイト・メタル・シティ』の作者がまだ現役で驚いた。しかもキョンシー物って、昭和か!?(笑)
 それと『3月のライオン』は、団子売りパートが面白いな……。



 じゃ、今日はここまで。
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さよならファミリージャンボ。

2018年03月20日 22時38分47秒 | 漫画レビュー
 ども、江戸です。今日はあまりつぶやきネタも無いので別の話題。『プリパラ』に某作品ネタがあったらしいけれど、録画し忘れたしなぁ……。なのでBS放送待ち。

 で、今回の話題は、『まんがタイムファミリー』と『まんがタイムジャンボ』が休刊するというので、久々に買ってみました。


 まずは『まんがタイムファミリー』。

     
 創刊より35年も続いてきた雑誌ですが、昨今の出版不況もあってかあえなく休刊となりました。
 ただ、それだけ長い歴史がある雑誌だからなのか。その連載作品の扱いはそれほど悪くなく、掲載された22作品の中で最終回になったのは5作品だけ。
 その他の作品は『まんがタイム』系の関連雑誌に移籍するので、どちらかというと吸収合併に近い形だと言えるのかもしれません。
 個人的には単行本も買っている『おしかけツインテール』が生き残ってくれただけでも良かった。


 そして次に『まんがタイムジャンボ』

     
 こちらは創刊23年目ですが、掲載作品は『まんがタイムファミリー』と少し違う運命を辿ります。
 掲載されている22作品中、移籍できるのは7作品だけ(+既に他誌で同時連載していた1作品)。残りは全て最終回となります(元々読み切り作品というのもありますが)。まあ、アニメ化した『レーカン!』や、『琴浦さん』というアニメ化作品を他に持っているえのきづの作品が生き残るのはまあ当然としても、それ以外の大多数はバッサリと切ってしまった感じですねぇ。
 しかも単行本の情報も特に無いようなので、最悪大半が単行本未収録になる可能性もありそう……。そういう意味では、単行本未収録作品の掲載号は永久保存の価値があるかも。


 ……と、こんな感じ。この2誌は普段買っていなかったけれど、地元にも入荷する数少ない4コマ誌なので、それが無くなるのはちょっと寂しい。つーか、『まんがタイムきらら』系列が入荷すれば買うのに……。
 なんにしても、今後は移籍先の方もちょっと気にしてみようかね。そっちの方まで無くなられても困るしな……。



 じゃ、今日はここまで。
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アウターゾーンの思い出。

2016年11月12日 22時45分35秒 | 漫画レビュー
 ども、江戸です。今日は久々に昔のマンガ作品について語ってみましょうかね。


●アウターゾーン(光原 伸)

     
 かつて『週刊少年ジャンプ』で連載していた基本1話完結型(たまに続き物になる事はある)の作品です。オカルト要素をメインにしており、今で言うところの『世にも奇妙な物語』のような作品ですな。タモリに相当するキャラのミザリィもいますし(笑。こちらはタモリと違って頻繁に物語に介入するが)。

 で、後にも先にも『週刊少年ジャンプ』でオカルト(あとちょいエロ。乳首もあるよ)メインの短編シリーズの連載が、単行本にして15巻に達するほど続いたという例を私は知らない。まあ、ミザリィというキャラ以外は、毎回ストーリーや登場人物等の設定を全部1から作り直すのだから当然だけど。人気を得られる云々以前に、この想像を絶する労力に耐えられる作家は、今現在では殆ど存在しないのでは?(手塚治虫等の巨匠が活躍していた時代ならまだしも……)

 しかも連載していたのは発行部数が600万部はあった頃の『週刊少年ジャンプ』の全盛期ですからねぇ。その時代の掲載作品は誰もが知っているような人気作品ばかりだったけれど、それらのライバルとこのような特殊な作品が渡り合っていたというだけでも凄い。その上、一旦は10週で終了したのに、評判が良かった為に連載が再開されたというのも希有な例ですな。『ジャンプ』でそんな例は他に鈴木央の『ライジングインパクト』くらいしか知らないわ(この人も四大少年誌制覇の偉人だよね)。

 そんな奇跡的な作品である『アウターゾーン』について、何故連載が終了してから20年以上経過した今頃語る気になったのかというと、続編を手に入れたから。


●アウターゾーン リ:ビジテッド(光原 伸)

     
 2011年からホラー系の雑誌で連載が開始されて、現在3巻目。取り敢えず1巻だけ買ってみました。

 内容については以前とほぼ同じ感じ。勿論、読者の年齢層が上がっているので、エロ要素等は増えていますし、ペンタッチも筆ペンで描いたようなタッチになっているけど、それ以外は本当に以前と変わらない感覚で読めます。しかも各話の合間に挟まれている作品解説の文章のノリもそのまんま。これは前作を知っていると本当に懐かしくなりますねぇ。

 また、巻末には前作連載中の裏事情についても書かれていますが、エロ要素が多かったのはサービスというよりは作者自身のストレス発散の要素が強かったという事実には笑った。とにかく満足出来る内容だったので続巻も是非手に入れたい所ですが、結構品薄なんだよなぁ……。



 じゃ、今日はここまで。
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冬目景作品の思い出。

2014年02月20日 22時39分06秒 | 漫画レビュー
 ども、今日も空振りだった江戸です。ただ、少なくとも『マガジン』は入荷していたっぽいので、『SQ.19』が遅れているのかどうかはよく分からぬ……。やはり地元では21日が発売日なのだろうか……。しかし、それより前に入荷している事もあるから店にいかない訳にはいかないんだよなぁ……。まあ、運動不足の解消だと思えば無駄ではないが。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。今回は冬目景作品についてです。


●ZERO(冬目 景)

     
 作者の初連載作品ですね。問題児扱いされていた子が他の生徒から利用された結果、犯罪の濡れ衣を着せられて学校を追われてしまい、そんな彼女が学校へ復讐する……という話。

 現代を舞台にしているようでいて、なにげに学校にはお掃除ロボットや警備ロボットなどがいるので近未来的な世界観なのかな? で、それらのロボットを暴走させる事によって大量殺人が行われる……という展開になっております。

 そんな訳で大量に人が死ぬ内容ではあるのですが、直接的なグロ描写は皆無なので(せいぜい流血描写くらい)読みやすい方だとは思います。ただし、ラストは主人公以外生き残っていない可能性があるので、そういう意味では救いの無い話なのかもしれませんがね。


●黒鉄 1~5(冬目 景)

     
 たぶん私が初めて読んだ冬目景の作品ですな。天才蘭学者によってカラクリ仕掛けのサイボーグにされてしまった渡世人の話。

 当初は軽く妖怪物っぽい雰囲気もあったのですが、話が進むと普通の時代劇的な要素が強まっていき、あまりサイボーグなどの要素は関係無くなっていきます(そういう意味では『無限の住人』にも似ている。奇しくも両作とも1993年に賞を貰っているらしいし)。勿論、それで面白くなくなったという訳では全く無く、時代劇としてはなかなか良く出来た話だと思います。つか、丹(まこと)可愛いよ丹。

 なお、単行本は5巻まで出ていますが、完結はしていません。いつか再開する事があるのかなぁ……。


●羊のうた 1~7(冬目 景)

     
 吸血衝動という奇病を持つ一族の生まれながらも病が発症しなかったが故に、「普通の人間の生活が送れるように」という配慮から父の友人夫妻に預けられて育った主人公。しかし、彼も成長とともに病が発症してしまい、それが切っ掛けで同じ病を持つ生き別れていた姉と再会する事に。そしてお互いを支え合うかのように共同生活を始める……という感じの話。

 で、病の発作が吸血鬼じみているとはいえ、やっている事は闘病生活なので、その内容は決して明るくはありません。しかしだからこそ、姉弟の強い結びつきを感じる事が出来る作品であると思います。軽く禁断の愛っぽい物も感じますしねぇ……。

 でも、実際に闘病生活を送っている者が家族にいる人間にとってはキツイ内容であると思うので、そういう人は注意が必要かも。徐々に弱っていく姉の描写が辛いし、将来にも不安を残すオチだし……。


 あと、他にも『イエスタデイをうたって』も持っていたけれど、なかなか終わらないので途中で挫折した……。



 じゃ、今日はここまで。
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総理大臣のえると私立T女子学園の思い出。

2014年02月19日 22時31分49秒 | 漫画レビュー
 ども、空振りだった江戸です。『ジャンプSQ.19』を買いにコンビニへ行ってみたけれど、やっぱり入荷していなかった……。つか、『サンデー』や『マガジン』も入荷していた気配が無いから、大雪の影響で雑誌類の入荷は全部止まっていたっぽいですなぁ……。明日はどうなのだろうか……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうかね。


●総理大臣のえる+(原作・あすか正太 漫画・剣 康之)

     
 十年以上昔(完結はもうちょっと最近だけど)のラノベのコミカライズ版ですな。原作は女子中学生ののえるが悪魔の力を借りて日本国の総理大臣になるという話です。で、支持率が0パーセントになるくらい無茶苦茶な事もやるのだけど、時にはテロ組織とガチで戦ったり、某国の大統領にハッキリと物を言うどころかぶん殴ってしまったりと、その痛快な行動力と正義感はちょっと現実の総理にも欲しいと当時は思った物です。

 で、本作はその原作の挿絵も担当したイラストレーターが直接コミカライズを担当した物。作者にとっては初の単行本という事で、今となってはかなり未熟な所もありますなぁ……(そういう意味では、後の代表作となる『魂☆姫』と比べてみるのも面白いかもしれない)。

 なお、内容に関しては原作の本筋には殆ど触れない感じなので、普通のラブコメ作品に近い印象がありますね。なので、あくまでも番外編という位置づけなのかもしれません。


 そしてもう一冊。


●私立T女子学園 1~10(竹田エリ)

     
 女子校を舞台にした4コママンガなのですが、萌え4コマの要素はほぼ皆無。内容の殆どはブラックユーモアの類じゃないかなぁ……と思います。

 とにかく、登場人物の中には常識人が殆ど存在しませんからねぇ……。中にはガチで犯罪組織との繋がりがあると思われる生徒もいたりして黒い黒い。他にも病的にアイドルの追っかけする生徒やら、姑と殺伐とした争いをする嫁やら……と、本来なら笑えないような話を面白おかしく描くというある意味矛盾した内容になっております(笑)。

 いずれにしても、一時期は私が最も面白い4コママンガだと思っていたので、黒いネタが苦手ではないのならオススメ。



 じゃ、今日はここまで。
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最近の戦利品-魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語3。

2014年01月12日 20時49分29秒 | 漫画レビュー
 ども、昨晩は『鬼灯の冷徹』を観ていた江戸です。もっとホラー路線の作品なのかと思っていたのだけど、なんか想像していたのと180度くらい方向性が違った(笑)。ある意味では今期で最もゆるい日常系枠なのかもしれませんねぇ。なんだか閻魔様と世間話をしているシーンとかが和むんですけど。つか、オープニングもアレだけどエンディングの「この木なんの木」っぷりには吹いたわ(笑)。ともかく、現時点では今期の新作アニメの中では一番好きかもしれない(あと、地味に『ノラガミ』も嫌いではない)。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 3(ハノカゲ)

     
 劇場版コミカライズの最終巻という訳で未見の人はネタバレ注意。また、私も1回だけしか観ていないので、記憶が曖昧な部分もありますが、その結果間違いがあった場合はご容赦を。

 で、最終巻という事で全編がクライマックスって感じですが、映画版とは違うベクトルで凄まじい事になっていますね。まさに映画に勝るとも劣らないクオリティー。例えばホムリリィの断頭台への行進シーンですが、映画では魔女が平面的に描かれているけれど、こちらでは違うアングルからも描かれているおかげで巨大さがよく表現されていて迫力満点。また、ティロ列車砲もかなりパワーアップされていた印象でしたし、何よりもアルティメットまどかの降臨シーンの神々しさが異常なレベルでした。

 それに映画ではちょっと地味だったなぎさの活躍も増えている感じですね。変身シーンや敵の倒し方が可愛いですなぁ。勿論他のキャラの活躍もめざましいのですが(リボン無しまどかも爆誕したし)、逆に悪魔さんの「登校中のお茶会」などの奇行はカットされてシュールさが抑えられている印象ですかねぇ……。一方でラストシーンで歌っている描写は、脚本段階ではあったけど実際の映画では削られた案でしたっけ? 結果、スタイリッシュ飛び降りよりはオチの不条理感は減った感じ。ただ、悪魔さんの病んでる感は増幅されているような気もするので、今後が心配ではありますがね……。まあ、全体的にエロ度も上昇していたのでそれは良しですが!(特にダークオーブを飲み込む時の舌とか)

 ともかく、通常のコミカライズ作品のレベルを超越した完成度になっていると思います。実際、テレビアニメ版コミカライズの初期から比べたら、全く別次元のクオリティーに到達しているので、一体何をどうやって作者がここまで劇的な成長を遂げたのかが正直理解できないくらいだわ……。今後『まどか☆マギカ』のコミカライズやスピンオフなどを担当するかどうかは分からないけれど、次回作が仮にオリジナルだとしても期待したいものですな。

 ところで、ここ数日で噂になっていたけれどBlu-ray&DVDの発売日が4月2日で確定しましたね(まさか今日放送の『マギ』の枠内CMで発表されるとは)。まだ上映中の所もあるのでもっと先の話になるのかと思っていたけれど、繰り返し観たいという人も多いし、ファンの熱が冷めない内に発売した方が良いという判断なのかしらね。なんにしても楽しみです。



 じゃ、今日はここまで。

 
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最近の戦利品-魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語2。

2013年12月15日 22時48分30秒 | 漫画レビュー
 ども、脚が冷える江戸です。室温自体は丁度良くても暖かい空気は上に昇るという事で、床付近の冷気が容赦なく私を襲う! 底冷えするわぁ……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 2(ハノカゲ)

     
 劇場版コミカライズの第2巻ですが、この巻から怒濤の展開(未見の人はネタバレ注意)。作中に込められた情報量も多くて、劇場版との差異がどの程度あるのかは、ヘルニアの所為で結局1回しか映画を観る事が出来なかった私には把握しきれませんねぇ。これについては痛恨の極みですよ……(しかも、トイレで中座して観ていない部分もあるし)。そんな訳で、多少の記憶違いがあってもお許しを。

 それでも、ザッと読んでみただけでも追加されている要素がある事は分かると思います(マミがほむらの髪型の変化に気付く所とか)。また、脚本段階でそうなっていたのか、それともハノカゲによる独自解釈がなされているのかは分かりませんが、映画からの改変部分もあります。ほむらが自分の頭を撃つ所は、頭上の鏡(ガラス?)を落とす展開に変更(なお、この鏡にはホムリリィが映り込んでいます)。

 ともかく、これらの変更点によって映画よりも話が分かりやすくなっている部分があるように感じます。特にほむらの心情は痛いほど伝わってくるのでマジで曇るわ……。中でもテレビアニメコミカライズ版のハッピーエンドとも言えるラストシーンを挿入して、それを覆したのが凄ぇ……。でも、これって深読みすると「まどかとただの友達の関係」ではほむらは満足出来ないって事を表しているようにも感じますなぁ……(で、「愛よ」に繋がると)。

 まあ、実際にはまどかとの約束を守る事が出来ずに円環の理に導かれてしまっては、(別の時間軸の)まどかに合わせる顔が無いというほむらの自責の念がオリジナルとの表情の違いとなって表れているのだろうけれど、結局妥協しようとしたところでアレだもんなぁ。また、映画ではQBに向けられた(と私は記憶している)「だまりなさい」のセリフも、まどかを渇望するほむら自身に向けられたものとして描写されていて、まどかを守る為にまどかを拒絶しなければならないという、ほむらの凄まじい葛藤が上手く表現されていると思います。

 そんな訳で、アクションシーンや色彩、音響などは当然のごとく映画には勝てないのですが、一部ではそれに勝るとも劣らない内容のコミカライズになっているのではないでしょうか(個人的にはべべはこっちの方が可愛いと思うし)。これなら3巻も間違いなく期待通りの物になると思うので、来月の発売が今から待ち遠しいですわ。



 じゃ、今日はここまで。
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最近の戦利品-魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語1&4コマアンソロジーコミック4。

2013年11月15日 22時54分03秒 | 漫画レビュー
 ども、昨晩は『のんのんびより』の5話目を観ていた江戸です。螢がトマトの味噌汁に驚いていましたが、私も食べた事は無いですなぁ。味噌汁の具に何を入れるのかはローカルどころか各家庭でも違いますからねぇ。先日も親戚と食事した際に「ワカメが入っている味噌汁は初めて食べる」という発言があって、「え、私の倍近く生きているのに初めて!?」とカルチャーショックを受けましたよ。インスタントでもワカメなんて普通に入っているのに、そんな人もいるのだな……。
 それはさておき、最後のこまちゃんのスクール水着って、学年が「5-1」になっていたと思うのだけど、学年が上がっても使っていたのだとしたら「6-1」とかになっている筈だし、もしかして妹の夏海のお下がりなのでは……という疑惑が。それならば夏海に目撃されて涙目になっているのも分かるぞ……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタはあるにはあるのだけど、身体の調子もあまり良くないので、最近の戦利品について軽く語ってみましょうか。


●劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 1(ハノカゲ)

     
 劇場版のコミカライズですが、作画担当はテレビアニメ版やスピンオフで実績のあるハノカゲという事で、安心のクオリティですな。

 で、基本的には劇場版と同じストーリーですが、一部では変更が加えられている部分的もあります。私が気付いた範囲での変更点は、まどか朝食のシーン、和子先生のエビぞり無し、メガほむ登場時の指輪の見せ方、仁美の昇竜拳無し、べべのセリフにテロップ無し、変身シーン全部、マジカルバナナ、メガほむ→ほむらになった時の構図等々ですかね。たぶん他にもあるのだろうけれど、映画を1回だけしか観ていない私には把握しきれない……。

 そして特に大きな変更点は変身シーンとマジカルバナナの部分でしょうな。変身シーンは動きがあってこその物なので漫画では一枚絵に圧縮していますね。また、マジカルバナナをあのテンポと雰囲気を表現する為にデフォルメしているのは上手い手段だと思います。

 また、他の注目点と言えばさやかがテレビアニメ放送版でマミがやっていた「もう何も怖くない」のポーズをしていたのと、マミさんのドリルが魔法でセットされていた事でしょうかね。この辺は映画でどうなっていたのかを確認したい所。あと、例の使い魔も所々に紛れ込んでいるのですが、次巻ではもっと出番が増えるかな?

 さて、今巻はバスのシーンが終わったところで以下続巻ですが、2巻ではどの辺りまで進むのやら。まどかとほむらの花畑の辺り? なんにしても、来月にはもう発売されるので楽しみです。


 そしてもう一冊。


●魔法少女まどか☆マギカ4コマアンソロジーコミック 4

     
 4冊目の4コマ本ですが、今回は映画公開時期に合わせたからなのか、前回よりは作家陣に力を入れているような気も。アンソロジーコミックの方にも執筆していた実力派が何人も参加していますしね。るい・たまちは結構好き。

 あと、見所と言えば、ほむらにQBとの強制ルミナスとか、杏子のスク水とか色々。でも、出来ればちょっとくらい映画のネタも欲しかったところではありますねぇ……。次からはべべくらいは登場してくれるかしら……。その辺にも期待ですな。



 じゃ、今日はここまで。
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寄生獣の思い出。

2013年05月19日 22時21分43秒 | 漫画レビュー
 ども、『宇宙戦艦ヤマト2199』の7話目を観ていた江戸です。今回は戦闘も無くて一見平和なんだけど、結構重い話もありましたねぇ……。その流れからの旧EDテーマ「真赤なスカーフ」は思わず泣ける……。一方ではオッパイとか下着とか裸でサービス回でした。でも、正直艦内をうろついている艦長が一番可愛かった(笑)。あと、艦内放送は公式のwebラジオとの繋がりですな。テレビ放送が始まった今だからこそ最初から聴きたいのだけど、再配信とか無いのかねぇ……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタがないので昔の作品について語ってみましょうか。


●寄生獣 1~10(岩明 均)

     
 微妙に表紙が日焼けしているけど、なんだかんだでもう15年以上昔の作品なんだもんなぁ……。当時は途中からだけど連載も読んでいたぜ……。

 でも、最初の頃の私はこの作品に興味を持っていなかったのですよね。なんか絵柄が苦手で……。だけど、当時の『ファンロード』という雑誌でよくネタにされていたので、それが切っ掛けで興味を持って読み始めたように記憶しています。

 で、いざ読んでみると話題になるだけあって面白い。いずこから現れた寄生生物達が人間に乗り移り、社会を大混乱に陥れていく様はまさに「平成のデビルマン」と呼ぶに相応しいショッキングな内容でした。正直、下手なホラー漫画よりも怖い物があります。近年でここまでの残虐描写がある作品って珍しい気がする(今は自主規制もあるのかね……)。

 それでいて、よく練り込まれた物語には感心させられます。広川市長や後藤さんの正体に関する伏線とかはさすがだわ……。あと、当時社会問題化していた「環境」とかの要素も入っていますが、それも「自然を大切にしないといけないよね」という啓蒙的な描かれ方ではなく、どこか捻くれた視点で描いているように感じます。結果として単純な善し悪しでは割り切れない人の業の深さも表現されていて、それが魅力にもなっているのだと思います。

 ともかく、この『寄生獣』の後にも作者は色々な作品を描いていますが、個人的にはこの傑作を上回る物はまだ無いように感じます。つか、ミギー可愛いよミギー。


 で、他にも『骨の音』や『七夕の国』も持っていましたが、現在は手元に残っていません。現在残っているのは……、


●雪の峠・剣の舞(岩明 均)

     
 こちらは歴史漫画の『雪の峠』と『剣の舞』の2つを収録した中編集ですな。

 『雪の峠』はとある藩のお家騒動を描いていますが、その本筋よりも「上杉謙信怖ぇ……」という印象の方が強いですね(人質の子供を真っ二つに斬殺)。やっぱり実際に戦をしていた武将は苛烈だわ……。

 『剣の舞』は剣豪・疋田文五郎を描いた作品ですが、こちらはちょっと手を加えれば少年漫画としてもいけそうな気がします。まあ、合戦シーンはなかなかグロかったりしますし、ヒロインも死亡するので悲しい話ではありますが……。でも、個人的には『寄生獣』の次くらいには好きな話です。



 じゃ、今日はここまで。
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最近の戦利品-パンパレードファイナル。

2013年01月27日 21時50分41秒 | 漫画レビュー
 ども、昨晩は『琴浦さん』の3話目を観ていた江戸です。今回も安定の最終回(のごとき盛り上がり)だったぜ……。まあ、バッドエンドだったけれど、それでもまた泣かされたわ……。それにしても、真鍋君の怪我は原作から比べると軽くなっているのだけど、だとすると今後あるかもしれない例の事件の犠牲者も原作の真鍋君程度の被害で済む可能性があるのかしら……(アニメでやるのかは分からないけれど)。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので最近の戦利品について語ってみましょうか。


●パンパレードファイナル(新条るる)

     
 実はこれだけ持っていなかった最終巻。だって定価だと1500円以上するんだもの。でも、古本屋で100円ちょっとの安値で売っていたので買ってきました。エロ漫画雑誌で連載していた4コマ漫画は知名度が低いから、発売から5年以上が過ぎるとこんな扱いになってしまうのか……。

 で、本作は主人公の部屋にに獣人(?)の娘が転がり込んでくるという設定のちょっとエッチな部分もある4コマ漫画なのですが、当然ながらそれほどストーリー性がある訳ではないので、最終回はあっさり終わった感じ。まあ、ご主人様がパンの求婚にOK出すのは意外だったけれどねぇ……。いや「いつかな」と言っているので、約束を守るとは限らないけれど、まったくその気がないのならきっぱり断る筈だしなぁ……。いつの間にか攻略フラグの条件を満たしていたのか……。

 そして、最終回の後には描き下ろしや同人誌の話が50ページほど載っており、キャラクター達のその後はしっかりと補完されている感じですね。つか、レオはサンタクロースを目指しているのか……。是非ミニスカサンタ姿でうちに来て欲しいです(笑。サンタって年齢でもないが)。あと、髪が伸びたパンは微妙にキャバ嬢っぽいな……。

 あとは……ゲストは無しでした。最初の巻では4コマ漫画でありながらエロ漫画雑誌の看板作品になるという奇跡の作品であっただけに、雑誌関係の作家によるゲストページが大量にあったけど、連載末期の頃はさすがに旬が過ぎてしまっていたのでこの扱いなんだろうなぁ……。いずれにしても、こんな作品は今後暫くの間は出てこないような気がする(エロ漫画雑誌自体が衰退してきているような気もするし)。



 じゃ、今日はここまで。
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最近の戦利品-魔法少女まどか☆マドカ~The different story~中。

2012年11月14日 23時00分27秒 | 漫画レビュー
 ども、昨日とは打って変わって色々とあったなぁ……と思う江戸です。こちらでは初雪が降ったりしましたが、全国的にも大きなニュースがいくつもありましたなぁ……。まあ、まだ何がどうなるのか分からないので油断は出来ませんが……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●魔法少女まどか☆マドカ~The different story~ 中(ハノカゲ)

     
 なにやらまどかさんが事件に巻き込まれたので今日はやめようか迷ったのですが、それで予定を変えるのもアレだしやっておくか……。

 で、スピンオフの中巻ですが、本編コミカライズの2巻と同様にさやかメインの内容となっています(あくまで主役はマミなんだろうけれど)。終盤で魔女化してしまうという構成まで同じなのはさすが。

 ただ、さやかの魔女化の理由が本編とは微妙に違っていて、まどかが恭介に魔法少女の事を喋っちゃったのが最大の原因なのでしょうな。まあ、さやかの功績が恭介に認識されていない所為で報われていない事が歯痒いというまどかの気持ちも分からないではないけれど、さやか自身がそれを望んでいませんでしたからねぇ……。
 実際、経緯を説明しようとすると、どうしても恩着せがましくなるし、その一方で仁美を見捨てた件は隠しておきたいし……。その辺を自分の都合の良いように話せるような性格で無かった事がさやかの不幸なのでしょう。潔癖すぎたという事か……。

 しかし、実際にさやかへトドメを刺したのはマミという事になるのでしょうねぇ……。さやかが自身の弱さや汚さを認められないで苦悩しているのに、マミは開き直っちゃったからなぁ……。それはさやかにとっては真似できない強さだったから自身との差を感じて「私なんかが目指してもこんな風になれない」と絶望したのか、それとも尊敬対象のマミに「私なんかの為にそうまでさせてしまって申し訳ない」という事と、それでもマミにすがりつきそうになった自身の弱さに心底嫌気が差したのか……。
 とにかく、さやかの魔女化については様々な解釈が出来そうなので、その辺を色々と考えられるのが面白かったなぁ……と、思います。

 ところで、2ページほど印刷が「グレーのインクで刷ってるのか?」ってくらい薄かったのだけど、これは普通に印刷ミスだよね?(他にも同じ様な状態の本を持っている人がいるのかは分からないけれど)
 あと、どうでもいいけど、ケーキを食べているキュゥべぇが異様に可愛かった……。

 さて、残るは後編だけで一応読んではいるのですが、感想は今月中に出来るかなぁ……。やれても月末くらいでしょうな。



 じゃ、今日はここまで。
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最近の戦利品-魔法少女まどか☆マギカ~The different story~上。

2012年11月08日 22時35分50秒 | 漫画レビュー
 ども、身体がダルイ江戸です。冬場はこんなのばかりや……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●魔法少女まどか☆マギカ~The different story~ 上(ハノカゲ)

     
 『魔法少女まどか☆マギカ』本編のコミカライズを担当したハノカゲによるスピンオフの第1巻。メインはマミさんと杏子ですね(他のキャラも次巻から活躍します)。取りあえず「ロッソ・ファンタズマ」が一人あん子ちゃんハーレム状態で私に良し!(笑)

 この物語はアニメDVD&BDの特典として付いていたドラマCDのストーリーに、ハノカゲが独自に肉付けした形となっています。上巻では本編が始まる前にあったマミと杏子の出会いと決別を中心に描かれていますが、基本的な話の流れはドラマCDと同じですね。
 
 ただ、ドラマCDでは勿論、本編でも明らかになっていなかった「杏子が魔法少女である事を父親に知られる経緯」など、新たな要素も描かれていますし、ちょっと救いを感じる部分があるように感じます。杏子の家族の死に魔女が関わっていたって事は、まど神様の改変後の世界なら生きている可能性があるって事だし、それが分かっただけでも良いのかな……と。

 しかし、本編とは違うループなのでまどか死亡(もしくは魔女化)というラストは揺るがない筈ですし、そういう意味では悲劇的な結末はほぼ確定していると思うのですよね。また、中巻以降の物語はドラマCDでは描かれていないオリジナル展開っぽいので、どのようにオチが付くのかも分かりません。なので、戦々恐々とした気分で完結を待っている次第です(中巻は上巻の翌週に発売されたので読んでいますが、下巻はもうすぐ発売なのでまだ)。

 ところで、私はハノカゲによる本編コミカライズってアニメ版よりも出来が良い部分が多いと思っているのですが、戦闘描写だけはアニメ版から格段に劣るという印象でした。しかし、今回のスピンオフでは戦闘描写もかなりパワーアップしていて、いよいよ文句の付けようが無くなって来た感じ。いっそ、これを原作にアニメを作って欲しいくらいですなぁ……。



 じゃ、今日はここまで。
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最近の戦利品-けいおん!college。

2012年10月19日 22時55分17秒 | 漫画レビュー
 ども、体調を崩している江戸です。冬型の気候になるすぐこれだわ……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●けいおん!college(かきふらい)

     
 女子大学生にになった唯達の姿を描く『けいおん!』の続編。

 ……なんだけど、個人的にはあまり続編っぽくは感じません。これは梓が登場していない所為もあるのでしょうが、どちらかというと新キャラの和田晶が主役の新作という印象が強く、唯達はなんとなく脇役っぽい印象が……(決して目立っていない訳ではないのだけど……)。実際、最終エピソードも完全に晶の話になっていますしねぇ……。

 そんな訳でいっそ唯達を抜きにした完全新作でも良かったような気がするのですが、それだと晶以外のバンドメンバーのキャラがあまり立っていないのがネックかも……。どちらかというと軽音部の先輩二人組の方が良いキャラをしているしなぁ……。そういう意味では、やはり唯達の力に頼らなければならなかったというのは否めませんな。

 ただ、2巻、3巻と話が続いていけば新キャラ達の魅力も引き出せたと思うので、この一冊限りで終わってしまったのがなんとも残念。結果的に「これからという所で終わってしまった」という評価にするしかない感じです。まあ、仮に続いたとしても、ここから話を更に広げられたかというと微妙な部分もありますがね。それでも、大学メンバーでムギの別荘に行く展開はちょっと見てみたかったし、もう一冊くらいはやりようがあったと思う。それに、素材は良いのだから京アニにアニメ化させれば上手く料理してくれるでしょうしね。

 アニメと言えば、やっぱりアニメ版と原作版のキャラのイメージが違いますよね。唯も相変わらずなところもあるけれど、アニメ版と比べればかなりしっかりしている印象があって、なにやら本編以外の部分でアルバイトもしているようです。他のメンバーと一緒ならともかく、一人で働けるイメージはあまりなかったので、もしも本当に単独でバイトをしているのならば成長を感じる(結果、本編中には唯と関わりのある男性キャラが登場していないのに、バイト先で彼氏を作ってしまう可能性ががががが)。あと、アニメ版に慣れていると、唯よりも和の方を優先する憂いに衝撃を受けるわ(笑)。

 ともかく、個人的にはもうすぐ発売の梓達がメインの話の方が本命ですな。あちらの方は普通に面白そうだし、新キャラも良い感じ。つか、純粋に女子大生よりも女子高生の方が萌えるというのがあるのかもしれないけれど(を)。いや、澪とかは大学生の方が色気が増したと感じるけど……。


 じゃ、今日はここまで。
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最近の戦利品-まじめな時間2。

2012年10月17日 22時44分20秒 | 漫画レビュー
 ども、ここ2週間ほど左目の瞼が痙攣している江戸です。これは最悪ボツリヌス毒素を注射して治療なければならないタイプの症状なのだろうか……。取りあえずストレス由来の症状である可能性もあるので、何か癒し効果がある物が欲しいところじゃのぉ……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょう。


●まじめな時間 2(清家雪子)

     
 『秒速5センチメートル』のコミカライズ版を担当した清家雪子が描く、死後の世界の話の完結巻です。

 この巻では成仏までの時間が残り少ないと感じた一紗が母親に想いを伝える為に奮闘する訳ですが、多くの人々の力を借りてようやく達成できた所に「結局人間って死んでからでも人との繋がりが大切なんだなぁ……」と感じさせます。実際、霊達の間でも受け継がれていく物もあるし、もしかしたら成仏した後に行く世界でさえも同じ様な繋がりはあるのではないかという気がしますねぇ……。

 そして、断片的ながらも亡き娘の想いを受け取った母親の言葉は涙無しでは語れません。娘に対して思っていた事を口に出して伝えていなかったばかりに生じた後悔が切ない……。まあ、この話においては全くの手遅れではなかったのが救いですけどね。ただ、前巻の描き下ろしの時と同様に、話題になっている本人の姿が描かれておらず、一紗が母の言葉を聞いて一体どのような反応をしているのかは永遠の謎ですな。でも、その辺を想像するのもまた良し。というか、実際に描写されていたらここまで泣けるシーンにはならなかったような気もする。あえて一紗の姿を描かなかった事で、娘を失った母親の喪失感がよく表現されていたというか……。

 ともかく、「死」という重いテーマを扱っているのだけど、所々にコミカルな描写もあるおかげで割と気楽に読めもする良作だったと思います。これは作者の次回作への期待感も自ずと上がるというものですよ。

 なお、巻末には2000年に賞を得た作品「孤陋」が収録されています。拳銃を拾った少女と、その拳銃を落とした男との奇妙な交流を描いています。こちらはコミカルな要素はほぼ皆無で鬱屈とした内容ですな。



 じゃ、今日はここまで。
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魔人-DEVILの思い出。

2012年09月21日 22時36分03秒 | 漫画レビュー
 ども、腹痛に苦しんでいた江戸です。急激に涼しくなった所為なのか、一気に体調が崩れたかも……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。まあ、昔とは言っても10年ほど前なので、私としては比較的新しい部類だという感覚ではありますがね。


●魔人-DEVIL(大暮維人)


 私の手元にある唯一の一般向け大暮作品(それ以外はノーコメントで。笑)。昔は『天上天下』なんかも持っていたんだけど、結局手元に残っているのがこれだけという事で、必然的に一番好きな作品だという事になりますね。

 内容は現代の日常の影に潜む人ならざる存在に関わってしまった人々の話ですね。1巻の序盤では、魔人なる存在に殺されてしまった主人公が自らも魔人として蘇り、魔人との戦いに身を投じていく……という感じ。ただ、その後は掲載誌が変更された影響なのか、主人公が交替して話が展開していくのでプロローグ的な要素が強いですね。

 で、主人公が交替した後は、天才少年が頭脳を武器にして魔人と戦っていく展開。こちらは特殊能力の使用はほぼ皆無で、知識さえあれば普通の人間でも可能な方法で怪物を倒していくというのが少年漫画としては珍しく、なかなか痛快な物がありました(まあ、昔の妖怪退治物ってこういうのが多かったような気もするけれど)。また、登場している魔人のデザインも格好良かったり、キャラとして面白かったりでなかなか魅力的。そんな存在と時には共生関係を築いたりして、そんな世界観が素敵でした。

 ともかく、個人的には結構気に入っていた作品だったので、作者の次回作にもこの作品の路線を踏襲して貰いたいと思っていました。だからこそ『エア・ギア』の連載が始まった時には「期待していたのと何か違う……」と残念に思った物です。でも、『エア・ギア』の連載が終了した今だからこそ、またこのような作品を描いてくれる事を期待したいものですなぁ……。



 じゃ、今日はここまで。
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