ども、また首を寝違えた江戸です。首が動かせない……。
ところで、昼のNHKで久しぶりに村山由佳の名前を……というか初めて顔を見た。彼女の作品は『もう一度デジャ・ヴ(ジャンプジェイブックス)』だけ読んだ事あるけど、いつの間にかTVに出演するくらい大物になっていたのか……。って、もう15年以上前の話だったか。そりゃあ、それだけの出世をしていても不思議ではない年月だな……。
さて、今日は雑誌の感想ネタとかも無いので、昔のアニメの話でもしてみましょうかね。
●戦え!!イクサー1
ロボットと美少女を融合させたSFバトルアクション物(ホラー要素もあり)で、現在の萌えジャンルの源流にもなった作品かもしれません。実際、エロ・グロ・百合など諸々の要素は現在の作品の中でも似たような物が散見されるような気がする。
なお、このDVDにはOVA三部作と、それを再編集した特別編、更にメイキング作品の『デイドリーム』も収録されており、約3時間半の充実した内容となっております。この内容をビデオ版の定価で購入しようとしたら5万円近くになる……(^^;)。それがDVDでは7000円弱なのだから良い時代になったものだ。
で、この作品の主役であるイクサー1は、私が萌えたキャラの中では最古の部類でしょうか。たぶん、これかエルピー・プルかナウシカが初萌えだったように思う。少なくとも私が金髪キャラや尖り耳キャラを好むようになったのは間違いなくイクサー1の所為。
でも、実際にアニメ版を観たのはその存在を知ってから5年後くらいでしょうか。最初はアニメ雑誌に載っていたイラストで一目惚れしたのですが、当時は30分のOVAがほぼ1万円くらいする時代だったので、学生の経済力では買う事も叶わず……。まあ、だからこそ余計に想いが募ったというのもあるのでしょうけどね。
その数年後、当時の北海道ではOVAを放送する深夜番組があって、そこで初めて視聴する事に。今考えてもあの番組は本当に有り難かった。あの番組が無ければ未だに観た事もない作品が多数あったと思う。またああいう番組が出来ないかなぁ……。
で、実際に観てみると、多少イメージが違う部分とかはありましたが、やっぱり良い作品ではありました(現代の感覚で観たら失笑物の部分もあるだろうけど)。特にイクサーロボで敵要塞に突入するシーンは燃えた。BGMがいいんだよなぁ。
あと、イクサー2役の戸田恵子>が良いんですよねぇ。私にとって、この方の代表作は鬼太郎でもアンパンマンでもなく、やっぱりイクサー2です。一方、イクサー1役の山本百合子は後にリメイク版の『魔法使いサリー』を演じていて、そのギャップに吹いた記憶がある。
ともかく、未だにお気に入りの作品で、数年前にDVD版も購入するに至っています。で、関連書籍もまだ持っています。まあ、当時出版された物のすべてをコンプリートしている訳ではありませんが、今では入手困難な貴重品ばかりかと。
まずは、キャラクターの画像が多数収録されたムック。他にも2種類あるけど、私はこれしか持っていません。
それにしても、『レモンピープル増刊』というのが凄いな……。今はもう存在しないけど、現在の成年向け美少女コミック誌の元祖と言える雑誌です。当時●学生だった私には当然購入は難しく(立ち読みはした事あるけど←を)、これに掲載されたという『イクサー1』の原作は未だに読んだ事がありません。
次に小説版。角川文庫から出たもので何故かタイトルの「!」が1個足りないですな。現在ならスニーカー文庫から出ていると思うけど、当時はまだまだスニーカー文庫が創刊された直後くらいなので、ジャンル分けが曖昧だったんですよね。内容としてはアニメ版よりも良かったような記憶があります。
これはゲームブック。プレイしないのに『イクサー1』というだけで買った(笑)。それにしても、発行が「昭和62年」という事に衝撃を受けた。奥付に「昭和」の表記がある本を久々に見たわ……。ちなみに上の小説版は平成元年発行。
あと、漫画版もあります。
●黄金の戦士(平野俊弘+森木靖泰)
アニメ版監督本人による漫画化で、アニメ版の前段階のエピソード。しかし、残念ながら第一部完で止まったまま。これも「昭和63年」……しかも10月発行か……。たった数か月後に「平成」へ突入しているのかと思うとなんだか凄い。
そしてもう一冊。
●イクサー伝説(平野俊弘)
こちらは設定が完全に別物になっていて、アニメでは敵だったイクサー2が味方だったり、別シリーズの主役であるイクサー3が登場しています。これまた未完。まあ、掲載誌その物が消滅しているしなぁ……。
取りあえずこんな感じ。他にも続編にあたる『冒険!!イクサー3』関連の物もありますが、それについてはまた後日。
じゃ、今日はここまで。