江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

最近の戦利品-gdgd妖精s3。

2012年03月28日 22時16分29秒 | アニメ・実写レビュー
 ども、水曜日はコンビニへ立ち読みしに行く日になりつつある江戸です(※一応他に買い物もしています)。面白ければ週刊漫画誌も買うのだけど、何か決定打が足りないので今週もスルー……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタがないので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●gdgd妖精s 3

     
     
 DVD版。1500円程度という安さが魅力だけど、ブルーレイ版のような特典要素が一切無いという諸刃の剣。

 内容は、ピクピク(CV:三森すずこ)、シルシル(CV:水原薫)、コロコロ(CV:明坂聡美)の三人の妖精が会話したり、「メンタルとタイムのルーム(通称メンタイルーム)」で遊んだり、別世界の映像を見る事ができる「アフレ湖」でアフレコしたりするだけのフル3Dアニメ。これが最終巻となっております。

 それでは観ていて感じた事を実況気味に書き込んでみましょうか。この辺はネット配信で観ているけど、結構忘れているな……。

●9話

・シルちゃん、何故開始早々カメラ目線で「ぐだぽよ」って言ったし。挨拶?ねえそれ挨拶なの?

・漫画の読み方が分からないという話は聞いた事があるけど、小説の読み方が分からないというのは初めて聞いた。それじゃあ、小学校の国語の教科書も読めないだろ……。

・あ、今回からアイキャッチが視聴者投稿のイラストになったのか。

・メンタイルームでは和風のお菓子の家が。蟻怖ぇ(笑)。

・更に『スーパーマリオブラザーズ』風の家も。ダメージ受けて小さくなる→キノコを食べて巨大化→ダメーz(ry……の無限ループ。

・アフレ湖では噛んだ明坂がへこむ。頑張れ(笑)!

・予告は『黒執事』のパロ。

・EDの撮影をしている人を撮影しているのは誰だ?


●10話

・OPはショーツカット。

・コロちゃんはネガティブな話題だと活き活きとするなぁ。つか、コロタンク吹いた(笑)。

・メンタイルームではドッキリ企画。パッケージの超兄貴は何処で出てきたのかと思ったら、ここのブーブークッションか。あと、アントニオ猪木みたいな人のモデルはあれだけの為に作ったんか。

・おばさん×100は嫌な光景だなぁ……。

・パンモロキタ   (゜∀゜)   !!!。

・この回のアフレ湖はちょっと微妙。

・EDで踊り無し。だんだん踊るのが面倒臭くなってきたんだろ(笑。次回も踊り無いし)

・予告は『とある科学の超電磁砲』のパロ。


●11話

・その未公開映像全部見せろよ!

・メンタイルームではバトル展開。ピクちゃんマミったwwwwwww。

・持田房子とのバトルは完全に『ドラゴンボール』ですな。

・アフレ湖、BLネタに水原喜ぶ。そして相変わらず『聖闘士星矢』ネタ。

・ED……人いねぇ!?

・予告は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 』のパロ。


●12話

・最終話は10年以上の未来で、成長したコロちゃんが行方不明のシルちゃんを見つけて、死亡したピクちゃんを復活させようとする展開。

・コロちゃん、性格別人だろ(笑)。でも可愛い。一方のシルちゃんは成長してもあまりイメージが変わらないかも。

・持田房子……というか明坂が二役で大活躍。

・ピクちゃんの過去の映像は泣けるが、直後の2代目襲名で台無し(笑)。OPの改変も酷い事になっているなぁ……。イェイ(遺影)!吹いた。

・EDは4人でダンス。房子いらねぇw

・そして販促へ……(笑)。


 まあそんな感じ。続編がつくられるみたいな話もあるようなんだけど、現時点では詳細は不明。そもそもアニメでやるのかどうかも謎ですが、音声がつく媒体ならやっぱり声優は変更して欲しくないなぁ。最悪キャラは総入れ替えしたとしても声はそのままで(笑)。



 じゃ、今日はここまで。
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ネギま!完結記念・単行本を1巻から振り返ってみる-後編。

2012年03月16日 23時44分52秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団』を観ている江戸です。旧作の方は一応観ているけど、もう25年くらい昔の事なので、かなり内容は忘れていますねぇ。ただ、「面白かった」という記憶だけは残っているので、最後までそれが裏切られない事を期待したい(途中から裏番組を観ていたので、録画した分はまだ観ていない)。取りあえず、のび太がツンデレみたいな台詞を言っていて吹いた(笑)。あと、リルルの裸は有りなんだ……。


 さて、今日も昨日に引き続いて『魔法先生ネギま!』の完結記念企画として、単行本の内容を振り返りつつ、連載当時の思い出などもまじえて語ってみたいと思います。


まずは20巻~29巻まで。



●20巻-アーニャ来日。非常に楽しいキャラでしたが、彼女の活躍はこの巻がピークでしたねぇ……。魔法世界でも月単位で行方不明になっていたし……。
 そしてついに魔法世界突入で衝撃展開ですが、これでネギを殺す気が無かったというのも無理があるぞ、フェイト……。

●21巻-パーティ分断展開。連載当時は『FF6』みたいだと言われていましたよね。
 そして、この頃から茶々丸がエロ担当キャラに……。ゼンマイ巻きはある意味凄い発明だわ(笑)。

●22巻-拳闘士としてのバトル展開となり、ラカンがここで本格的に登場。昔から存在だけは明らかになっていましたが、まさかこんなキャラだったとは……。でも、彼の存在が魔法世界編における最大の収穫であるような気もする。
 また、カゲタロウもここで初登場ですが、結局素顔は分からなかったですねぇ……。仮面キャラなのでその素顔については読者も気になっていたと思うのですが、それにも関わらず最後まで隠し続けるなんて訳が分からないよ。

●23巻-ネギが闇の魔法を修得。しかし、何故修得できたのかはイマイチ納得しがたい。後の人間をやめる展開も同様だけど、なにがどうなってそうなったのかという理屈が無くて、結局はネギの心の持ち方次第でどうとでもなっている印象。「全てをありのままに受け入れ飲み込む力」って、それを理解しただけでどうにかなるような技術なのかよよ……と。
 そして、アリアドネーでの夕映の話は、個人的には魔法世界編でも一番好きな話。なので、後に再び留学してきた夕映の話をスピンオフにして描いて貰いたいとは思っている。勿論、『魔法探偵夕映』も。
 また、この巻から限定版にてODAシリーズが開始。しかし、個人的には期待はずれな第1弾でした。絵を描く人間の目から見ると、明らかに手を抜いているように見える箇所や、作画が変な所がかなりありました。他にも動画枚数が足りないのか、動きが不自然な所もあったなぁ。ただ、今になって冷静に観てみるとそれなりかなぁ……とも思う。

●24巻-フェイトガールズ初登場。今彼女達は何をやっているのだろう……。
 あと、「黒い猟犬」とのバトル展開は正直いらなかったなぁ……と思う。ネギに暴走フラグが立っているのだから、読者としても「こんな事で浸食されている場合じゃないのに」と、あまりバトルは楽しめ無かったので、出来れば必要最低限のバトルで済ませて欲しかったなぁ。ただ、パイオ・ツゥの存在は良し。
 それとOADの第2弾は前作が売れて予算が増えたのか、かなり出来はよくなった印象ですな。ようやく理想的なアニメに出会えた感じでしたが、正直最初からこれを出してくれよ……と。

●25巻-ほぼ半分以上がフェイト一味とのバトル展開。
 そしてOAD第3弾ですが、小ネタ集なのでちょっと印象が薄い。やっぱりある程度の長さのエピソードを1本やってもらった方が面白いのかもしれないなぁ。ともかく、ちょっと満足していなかったので、OAD2期シリーズはスルーする事に。

●26巻-20年前の大戦の回想シーンですが、正直この頃の本編よりも面白かったかも。ただ、最終的にはこの戦いとその後のナギ達の行く末についての全貌が語られなかったので、結果的に描かなくても良かったエピソードなのではないかという気もする。それこそ、「奴は勝った!!(笑)」と同様に一言で済むんだものなぁ……。
 そして、この巻から本物の明日菜が連載で1年ほど消える。火葬されたり、130年眠ったりと、なんなのだろうなこのヒロイン……。

●27巻-一冊丸ごとネギVSラカン戦。面白くはあったけど、バトル描写でやれる事はここで全部やってしまった感じ。結果、後にある実質的なラスボス戦ともいえるフェイト戦も、このラカン戦ほどの面白さは出せなかった印象。

●28巻-夕映とようやく本格的な合流。彼女の記憶喪失に関しては、後にもっと大きなイベントで解決すると当時の私は思っていたけど、そんな事は無かったんだぜ……。
 そしてゲーデル登場。ラカンとあれだけ戦えたネギがゲーデルに負けるのがなんだか納得がいかない……。ネギか刹那が「斬魔剣弐の太刀」を修得する切っ掛けになるのならばまだ意味があるけれど、結局「斬魔剣弐の太刀」が勝敗を左右するほど役に立ったという描写も無いし……。

●29巻-舞踏大会で古菲と茶々丸、そして夏美の仮契約展開。茶々丸は相変わらずエロいなぁ。
 あと、ゲーデルとの再戦展開ですが、正直戦う意味があったのだろうか……。ネギに自らを殺させてでも仲間に引き入れようとしていたようですが、どうにも納得しがたい物がありますねぇ……。
 それと、ネギの暴走だけど、ここで一度克服しているのならば以後は多用しなければ良かったと思う。しかし、それからも何度か繰り返すので「またか」と、正直うんざりした記憶が……。



そしては30巻~最終38巻(予定)まで。



●30巻-過去の回想でのアリカ可愛い。しかし、それだけに彼女がどうなったのか未だにハッキリしないのは納得いかない……。だから最後まで描くつもりがないのなら、わざわざ何話も使って詳細に描かなくてもいいから……。中途半端が一番いけない。
 そして久々にタカミチ登場。魔法世界に来ていた事は分かっていたけど、直接の登場は年単位ぶりか……。

●31巻-エミリィぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーー!!
 あと、ラカンも退場。まあ、彼が健在だと数々の問題を全部一人で解決してしまいかねないしな……。
 それと、明日菜がようやく偽物だと判明するのですが、これはこの時まで読者も騙しておいた方がサプライズがあって良かったですよね。しかし、実際には彼女が攫われた直後に種明かしをしてしまったので、非常に勿体なく感じる。
 で、結局栞と仮契約した時に出たアーティファクトはどんな能力だったんや……。

●32巻-すぐに敵陣に乗り込むのかと思っていたら、また修行だったり仮契約だったりで一冊消費。この辺の展開の殆どはここに来る前にやっておくべき事だったように思う。なんでラストダンジョン突入前にワンテンポ置いて、読者のテンション下げるような真似をしたのか不可解。もしかしたら、劇場版の公開に合わせて魔法世界編を終わらせる為の調整期間だったのかも。
 あと、アリアドネーでの夕映メインエピソードはアニメでも是非とも観たかったので、久々にOAD購入。内容は概ね満足な出来でしたし、アリアドネー組の活躍はこのまま終わらせるのが勿体ないような気がしますねぇ。

●33巻-ザジがついに活躍……と思いきや、実際には姉のポヨ。外見上は見分けがつかないので、今まで登場していたザジの何割かはポヨだったのではないかとの疑惑が……。

●34巻-たぶん、多くの読者が読みたかったのは、万能のネギが一人で全部片付けるのではなく、仲間と協力しながら強敵を撃ち破るパーティーバトルだと思うのですよね。そういう意味では、この巻における夏美のアーティファクトを中心に組み立てた作戦でフェイトを出し抜く展開は理想的だったと思います。
 あと、フェイト増殖展開も良いサプライズでしたが、後々同じ様な事をもう一度やっているのは頂けない……。というか、「6」ちゃんの出番をもっと増やして欲しかった。
 それと、千雨がデュナミスから聞いた造物主の言葉って結局なんだったのよ……。ここは伏線回収失敗の最たる物だな……。

●35巻-フェイトとのラストバトル展開なのだけど、合間に色々挟んであるので、実質的にはラカン戦よりも内容が薄く感じる。
 あと、麻帆良学園に落ちた召喚魔が世界樹に向かっている事については、結局どのような結着がついたのかを描いてないよね……。おそらく、なんらかの方法で造物主の分身を作りだしたのだと思うけれど、その辺の説明が全く無いのがなぁ……。

●36巻-魔法世界編完結。しかし、実質的には殆どの問題が解決もされていなければ説明もされていないので、完結に対する爽快感は何一つ無いという……。せめてここで造物主を完全に倒しておくべきだったとは思う。劇場版公開に合わせるとか訳の分からない縛りをいれていなければ……。
 まあ、敵味方の実力者による総力戦だけは面白かったけど、途中から姿が見えなかった敵幹部もいるので、本当に全部倒したのか疑問。

●37巻-帰ってきた日常パート。こういう話がもっと読みたかったなぁ……と思う。まあ、この巻の話はキャラそれぞれのエピローグ的な雰囲気があるので、純粋に楽しめたのかは疑問だけど。ただ、どうせなら全員分やって欲しかったなぁ……。
 あと、明日菜が眠らなければならない理由くらいは説明して欲しかった。つか、明日菜を犠牲にしなければならないなんて、ネギの計画は穴だらけやん……(しかも本人には事後承諾の形だし)。

●38巻(予定)-この巻に収録予定分からいきなり伏線回収を放棄し始める。一体裏で何があったのか……。今からでもこの巻を全部無かった事にしてやり直してもいい気がするんよ……。そうすれば名作として終わらせられる可能性はまだある……。
 なんにしても、最大の問題はあの生徒名簿やネギの本命を作中で蒸し返した事。それさえ無ければ、読者のそれぞれが都合の良いように解釈して自己完結し、あの最終回もまだ心穏やかに受け入れる事が出来たと思う。名簿に関しては、「読者の多くが望むのならいつか描くかも知れない」という意図があった可能性もあるけれど、情報を出したからには本編で消化するのが筋だわな……。

 まあそんな感じ。


 そんな訳で1巻から振り返ってみましたが、まだ色々と語れるような気もするし、もう当分いいような気もするし……。
 とにかく色々と複雑な想いが有り、ネギま!の完結に関しては必ずしも好意的な受け止め方は出来ないのですが、それでも現在のこのブログがあるのはこの作品のおかげである部分も大きいですし、感謝しなければなぁ……とも。なので、「9年間の連載ご苦労様。楽しい作品をありがとうございました」と、作者や制作に関わった方々に言いたい。

 それでは最終巻の発売か関連作品(続編?)の動きがあるまでネギま!とはひとまずお別れです。さようなら~!



 じゃ、今日はここまで。
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ネギま!完結記念・単行本を1巻から振り返ってみる-前編。

2012年03月15日 23時13分48秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、引き続き足の調子が悪い江戸です。痛風なのか、それとも足がむくんでいるのかよく分からないけど、とにかく左脚の調子が良くないですなぁ……。早く治れー。


 さて、今日は昨日発売の『週刊少年マガジン』で9年間に及ぶ連載に終止符をうった『魔法先生ネギま!』の完結記念企画として、単行本の内容を振り返りつつ、連載当時の思い出などもまじえて語ってみたいと思います。


まずは1巻~9巻まで。



●1巻-記念すべき1巻目。大ヒット作の『ラブひな』に続く連載であり、更に「ヒロインが31人」という話題性もあって、期待値は非常に高い物でした。また、連載開始前の時点でTVアニメ化も確信していましたよ(それがあんな事になるなんて当時の私には知る由もなかったのです……)。
 それにしても、1話目は本当に絵柄が違いますよねぇ。しかし、巻末の方では既に『ラブひな』の頃に戻っているという(笑)。
 あと、1話目の扉で意味ありげに描かれていたしずな先生は、結局最後まで放置されてしまったなぁ……。

●2巻-今では考えられないけど、1巻発売の翌月に発売というハイペース刊行。
 また、図書館島にてようやく冒険要素が出てきており、今までのラブコメ路線から少し変化が生じます。ただ、この頃はまだ『ハリー・ポッ●ー』的という感じで、あまり少年漫画の王道路線っぽくは無いかもしれませんね。この路線のままバトル要素が少ない方向性で進んでいたらどうなっていたのだろう……と思わないでもない。
 ところで、昨日「ネギの本命は木乃香」説なんて物をネタで唱えてみましたが、この2巻を読むと初期からネギの木乃香への好感度はかなり高い印象ですし、案外無い話ではないのかもしれませんね。ネギって母親を知らないから、家事をこなす木乃香に対して母性を求めていて、それがいつしか別の感情に……という事もあるのかもしれません。

●3巻-いよいよ謎の存在だったエヴァ様が出張ってきて、魔法バトル展開に突入。後にあれほどバトルがインフレを起こすとはこの時にはまだ想像出来なかった……。
 それはさておき、この頃のネギはよく泣いたりして実に子供らしくて可愛い。どうしてああなった……。

●4巻-修学旅行編突入。そして後の大人気キャラ桜咲刹那の台頭。『ラブひな』でもお馴染みの『神鳴流』が使える時点で前作からのファンにとっては美味しいキャラですが、いきなりネギのアレを握ったり、逆にネギに至近距離で股間を見られたりと、想定以上の活躍でした。
 なお、この頃からキャラソンが発売されていますが、私も一応31人分買いましたよ。現在は一枚も手元に残っていないけれど。この手のキャラ商品は旬が過ぎて興味が失せると無用の長物になりがちですが、数が多いだけに他の作品よりも余計にそれを実感させられたような気がする。

●5巻-「ラブラブキッス大作戦」で夕映大活躍。そのおかげで私の中でも好きなキャラの上位にいきなり躍り出ました。なんだかんだで彼女は最後まで優遇された気がしますが、ファンとしては嬉しい限り。
 また、犬上小太郎の参戦によって本格的に殴り合いのバトル要素が強まってきました。

●6巻-修学旅行編クライマックス。この巻はネギま!全巻の中でもトップクラスに面白い巻だと思いますし、リョウメンスクナノカミ復活シーンの見開き絵ほど私が興奮した見開き絵は後のネギま!の中には無いですね。
 そんな訳で、アニメでも修学旅行編はじっくり1クールくらい使って描写して欲しかったのに、たったの数話で終わらせた事は絶対に許さないよ!

●7巻-修学旅行編から一転して、日常パートメインの巻ですね。しかし、ネギがエヴァに弟子入りしたりと、修行展開も多いですな。
 あと、この頃から茶々丸に目をつけ始めた私。

●8巻-ヘルマン伯爵襲来編。個人的にはネギま!で劇場版を作るのならこのエピソードが一番いいと思っていました。1本の映画としてまとめるには丁度良い長さだし、内容もバトル有り、過去の惨劇有り、父との出会いで涙も有りで、なかなか見所も多かったと思うし。
 それにしても過去に現れたナギは結局なんだったのか……(この頃は造物主に身体を乗っ取られていてもおかしくない時期じゃないのか?)。
 あと、封印されたスライム3人娘はどうなったのだろう……。
 そして、この頃になってついにアニメ化発表。当然ファンは大喜びした筈ですが、後に激しく裏切られる結果に……。

●9巻-学園祭編突入。ここに来てようやくさよが活躍。他にもザジが喋ったり、四葉のメイン回があったりと、今まで目立たなかったキャラにもスポットがあてられました。しかし、未だに空気な存在も……。また、私が本格的に茶々丸に惚れ始める。あの涙は反則だわ。
 なお、この頃にはアニメも放送中でしたが、なにあの作画崩壊? 茶々丸タンクや変形も許すまじ。そして極めつけの明日菜の火葬は、もう予想の斜め上を行きすぎて変な笑いしか出てこなかったわ……。TV放送前に作られたプロモーションかなにかの映像は問題なかっただけに、どうしてああなった……。ただ、さよ回だけは認める。



ここからは10~19巻まで。



●10巻-後に色々と論議を呼ぶ時間移動展開がここで初登場。取りあえず酷いパラドックスは無いと思うが、色々と解決していない問題は多いかもしれない……。
 それと、後々「脱げ女」の異名を持つ事になる高音が脱げ始める。何気に一部のクラスメイトよりも活躍するようになるし、ある意味では勝ち組かもしれない。
 また、この頃から夕映弄りが更に激化した気がする。この頃は、カモにからかわれている時こそが光り輝いていたなぁ。

●11巻-武道大会編の本戦開始。古菲VS龍宮とネギVSタカミチは、個人的にはネギま!全編を通した中でもトップクラスに好きなバトル。
 あと、キツネギ爆誕。たぶん、ネギの可愛さはここがピークだったのだろうなぁ……。

●12巻-引き続き武道大会編。個人的にはバトル漫画としての面白さはこの辺がピークで、あとはインフレし過ぎて微妙になっていく印象。取りあえず『ラブひな』ファンとしては、刹那の「真・雷光剣」に大喜び。決戦奥義キタ   (゜∀゜)   !!!
 あと、タカミチがチャオのもとからどのように脱出したのかは省かれていますが、今にして思うと、この頃から徐々に作中で処理しきれない情報が増えてきたように感じる。

●13巻-武道大会編結着。ナギ登場はなかなかのサプライズでした。
 それと、ついに美空に光が。今まで空気だった反動か、予想外の面白キャラで驚いた。でも、魔法使いキャラの割りにはあまり活躍する機会が無かったなぁ……。

●14巻-恋愛イベントの多い巻ですね。亜子と夕映は魔法世界編にも話を持ち越していますが、つまりこの時点で出番が約束されていたという事か。
 そして、この頃には新作OVAの情報が出ていますが、個人的には嫌いじゃない。極端な作画崩壊をしていないだけでも有りがたかったあの頃。

●15巻-チャオと敵対、そしてお別れ会へ。取りあえず、チャオがザジから貰った生物のその後が気になる……。
 また、アニメ2期が決定。まあ、あれはあれで色々と問題はありますが(キャラの改変が激しい……とか)、それでもスカキャラを生み出した功績は大きいと思う。話は……一応結着をつけているだけマシかと。

●16巻-チャオに完全に出し抜かれた時間軸をやり直す為に過去へ。しかし、これでネギ達が消えたという平行世界が残されたままなのよね……。まあ、自分達が今いる時間軸以外は「知った事か」と割り切るのならそれもいいかもしれないけど(実際、ネギ達にはもう関与も感知も出来ないし)、なんだかモヤモヤするのも事実。
 ただ、学園全体でチャオのロボ軍団に立ち向かう展開は熱い。

●17巻-事実上チャオ戦&学園祭編のクライマックス。総力戦という感じが熱い。ただ、バトル展開自体は武道大会編でピークを過ぎていたと思うので、ネギVSチャオの最終決戦自体はそれ程でもなかったりする。試合と違って、ネギが負ける事がまずあり得ないというのもあるのかもしれない。

●18巻-チャオの野望を打ち砕いたものの、結局彼女の真の目的が現在でもハッキリしない状態なので、若干スッキリしない学園祭編の終了でした。つまり、あの投げっぱなしな最終回の予兆が既にこの時点でも出ていたという事に……。当時は……というか、つい最近までは、チャオの目的はいつか明らかになると信じていたのだけどなぁ……。
 あと、クウネルも何を思ってネギを魔法世界へ向かわせたのか……。ナギが世界樹の下に封印されているって知っていた筈なのに……。
 それと、アキラ回はサイレントという実験的な事もやっていましたね。
 なお、夏休みに入った所で第一部完で、何回か連載を休んだような記憶がある。

●19巻-魔法世界編に入る前の準備段階として、殆どが修行に費やされた巻ですね。この辺から明日菜をネギと並ぶ主人公として扱いだした印象があります。で、明日菜の本名なんかもこの巻で明かされていますが、結局その正体の全貌は未だに見えず……。
 そして、ここで実写化決定の発表が。色々と学習した私は、最初から完全にスルーしたので特に語れる事は無いぜ(笑)。一体誰得だったんだ、アレは……。


 ……と、今回はこの辺にして、残りは明日の後編で語りたいと思います。後編ではいよいよ悪評も多い魔法世界編に突入ですが、それだけにネガティブな発言が増えていくと思うので、その辺は注意な?(を)



 じゃ、今日はここまで。
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今週のネギま!(最終回)

2012年03月14日 22時39分48秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、お茶を大量に飲んでいる江戸です。痛風には水分を多目に摂取した方がいいという事で飲んでいるのですが、水分を多くとったらそれはそれで足がむくんでくるような気がするジレンマ。


 さて、今日は『週刊少年マガジン』の発売日なので、いつも通りネギま!の感想をいってみましょうかね。それにしてもついに最終回かぁ。ネギま!の為に『マガジン』を買っていたようなものなので、よっぽど興味を引かれる読み切りか新連載が載らない限りは、もう買う事も無いだろうなぁ……。


 それでは、前回のラストに7年後の夕映の前に現れた謎の人物の正体ですが……、

     
 やっぱりネギで、同窓会へと誘いに来たようです。なお、ネギが迎えに来た事で夕映が本命だったのかというと、そのような事はどこにも明記されておらず、むしろ後にのどかと共に「初恋に破れた者同士」と書かれる始末(まあ、「異様に仲がいい」と書かれているので、失恋が切っ掛けで百合に走ったのならそれはそれで有りですが。笑)。

 おそらく前回夕映がメインになったのは、7年後の麻帆良学園に滞在していて、かつ少年漫画としてその成長が面白く描ける題材だったというだけの理由なのでしょうね。一応他にも麻帆良に滞在中のクラスメイトは存在していたと思われますが、一般職に従事する姿を長々と描いてもあまり面白くないでしょうし……。


 で、同窓会には麻帆良で生活している(もしくはたまたまスケジュールに暇があった)人間だけが集まったようで、一部のクラスメイトは直接の登場がありませんでした。結果、その後の姿をカットと文章で説明されているだけで台詞すら無い者もいます。まあ、一部のキャラは本編での露出を考えるとそれでも仕方が無いような気もしますが、メインヒロインクラスである筈の明日菜さえもがその扱いってどういう事なの……。


 あと、いつの間にか復活しているナギ。


 ネギとクラスメイト達の力で救出したようですが、その詳細は不明。しかも、クラスメイトの中にはナギとこれが初体面の者もいるので、直接現場に行って力を貸したのではなく、間接的に(もしかしたら精神的な支えレベルで)しか関与していない可能性も高そうです。

 また、アリカがどうなったのかも不明。ここにいない以上、死亡している事はほぼ間違いないとは思いますが、結局何がどうなってそのような結果になったのかは分からずじまいでした。


 その後はクラスメイト達について文章にて解説。亜子の背中の傷等、一部の伏線がさらりと回収されている場合もありますが、どのみち詳細不明。
 ともかく、全キャラに触れようとすると残りのページの殆どを貼らなければならなくなるので、気になった部分だけ抜粋して語る事にします。
 まずはさよ。


 ああ、結局生身での復活や成仏は無いのか。あと、朝倉はいい感じに美人になったなぁ。


 そして、このせつ。


 なにやら同性で結婚をした疑いが。まあ、同性婚を認めている国はありますし、魔法世界でなら更になんでも有りな気もするので、さほど不思議ではないでしょう。ただ、二人が同じ2017年に結婚した事については別の説もあり得ますね(※後述)。


 次は楓。


 生身で宇宙を渡る吹いた。もしかして大気圏も自力で突破・再突入できるの? もし本当にそれが出来るのだとしたら、ぶっちゃけネギやナギよりも強くなっていると思うぞ……(;´Д`)。


 最後に一番変化したであろう鳴滝姉妹。


 誰だお前ら(笑)。一時期は物語初期よりも縮んでいたのに急成長過ぎる……。しかも、クラスで一番最初に結婚して、一番最初に出産もしているんですよねぇ。
 あと、下の方にちょっと写っている四葉ですが、なんだか既に子供を2~3人産んでいるお母さんみたいな風格が……(笑)。

 他にも葉加瀬の結婚とか色々と興味深い話も有りますが、大体は順当という感じの将来ですかねぇ。勿論、ネギの本命は明らかにされないままです。


 その後、同窓会の場に来ていない者達を無理矢理集めようという話になって終わり。

     
 最後はアーティファクトのカットでした。で、もしもこのアーティファクトの配置に何かしらの意味があるのだとしたら、ネギのそれに寄り添っている木乃香のアーティファクトから、ネギの本命は木乃香だったと推測する事も出来ます(なお、右隣のパルはまずあり得ないので除外)。
 そして更に、ネギと木乃香のアーティファクトの上に、刹那のアーティファクトの影が重なっています。これらの事実から推察すると……、

 つまり、木乃香と刹那が結婚したのではなく、ネギと木乃香&刹那が結婚したのだよ!! 
 ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ (`・д´・ ;)


 まあ、同性婚が有りなら一夫多妻制も有りだわな。そして、ネギの子孫のチャオが黒髪なのもこれで納得。
 ただ、これが有りなら、他のクラスメイトも芋づる式にネギと結婚すると思うが(笑)。そもそも、さよと朝倉のアーティファクトが隣接していない等の理由から、配置にはキャラの関係性を匂わす意図は全く無い可能性もかなり高いのですが、それを言い出すとネタが成立しないのでここでは無視しました(を)。


 ……ともかく、ついに最終回を迎えましたが、この最終回単体で読めば悪い印象ではありませんね。それだけに、様々な伏線を放棄せず、全て描ききった上でこの最終回に辿り着いていたのならば、おそらく不満は殆ど無かったのだろうなぁ……と思います。

 しかし、現実には色んな物をぶん投げているので、作品のストーリー面での完成度はあれだけ不評だったTVアニメシリーズ(どちらでも可)よりも下回っているのではないかとさえ感じます(ただし、完成度が高い方が面白いとは限らないし、一期は作画面で思いっきり足を引っ張っているので総合面では更に下の評価になるが)。ぶっちゃけ、ある意味では未完成のまま終わったのではないかとさえ思っています。

 ああ……学園祭の武道大会編までなら100点満点をつけてもいいと思うくらい大好きな作品だっただけに、この不完全燃焼感が漂う結末は残念でなりません。
 なので、現状ではこの完結に対してどのように向き合えばいいのかもよく分からない状態ですが、とにかく終わったものは仕方が無いので、明日から1~2回程度を使って単行本の1巻から内容や連載当時の思い出等について語ってみたいと思います。



 じゃ、今日はここまで。
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