江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

ネギま!キャラクター大辞典 第11回

2006年09月30日 19時23分05秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、久々に12時間睡眠をしたら、起き抜けからいきなり疲労感を感じている江戸です。
 それにしても、今日もうたわれるものラジオが聴けないのか……(´・ω・`)。


 さて、約1週間ぶりのネギま!キャラクター大辞典です。第11回はこの人。

     
     犬 上 小太郎
 当初は天ヶ崎千草の援軍として登場した犬神使いの少年。ただ、小太郎が使役する犬神は本来の霊的な存在ではなく、「気」によって形作られた使い魔の類であるように思われます。影使いである高音・D・グッドマンが使役する影にもどことなく類似している事から、根の部分では双方とも同じ術の体系に属しているのかもしれません。

 小太郎といえば、性格が好戦的で負けず嫌いという、少年漫画ではお約束とも言えるライバルキャラです。それまでのネギま!は、ちょっとバトル要素のあるラブコメという印象でしたが、小太郎の登場によってバトル路線と少年漫画の王道を明確に確立した感があります(だからこそ、バトル展開を考えていなかったアニメ版では小太郎を登場させなかったのでしょう)。

     
 どちらかというバトル展開が好きな私としては、VS小太郎戦から本格的にネギま!へハマったように記憶しています。
 その一方、小太郎は女性読者の獲得にも少なからず貢献しているのではないでしょうか。ヤオイ好きの同人作家にとって、彼の存在は見過ごせない物があったでしょう。これに関しては赤松先生も煽っていた感がありますね。

     
 特にこの「お尻にネギ」ネタには妄想を爆発させた人も多かったのでは?(笑)

 また、小太郎は好戦的な性格の反面、意外と人懐っこい一面もあるので結構多彩な人間関係を形成しています。ネギとのライバル兼友人という立場を確立しているのは勿論ですが、周囲に女性が多い所為か、恋愛フラグのようなものも少なからず樹立しているように思われます(本人はあまり興味が無さそうですが)。その例をいくつか挙げてみましょう。

●釘 宮  円

     
 これは普通にフラグが立っていますよね。まあ、関係の進展があるのは、釘宮が小太郎の正体を知りでもしない限りは数年後でしょうけど。

●那波千鶴・村上夏美

     
 孤児であった小太郎にとっては家族としての認識が強いと思われますが、現時点ではもっとも親密な関係にあるのはこの2人でしょう。また、千鶴は母性の方が強いと思うのでよく分かりませんが、夏美は小太郎の事をカッコイイと認識しているようなので脈有りかも?

●近衛木乃香・桜咲刹那

     
 この2人は過去において小太郎との接触があると思うんですけどねぇ。

     
 30時間目(4巻)に木乃香の回想に出ていた犬と、63時間目(8巻)で変身していた犬の容姿がそっくりですから、何らかの繋がりがあると考えても良いでしょう(ちなみに、この犬への変身は、関西呪術協会の処罰によるものか、自己・あるいは協力者の能力なのかは不明)。今後何らかの展開があるかも?
 また、小太郎は狗族と人間のハーフと言うことで、似たような背景を持つ刹那とは、結構分かり合える部分もあると思います。それと、個人的な妄想ですが、実は父親が同じで、刹那とは腹違いの姉弟だとか。つり目で顔つきも似てますし(強引)。

●雪 広 あやか

     
 個人的には、今後の小太郎と最も強い絆が生まれるキャラなのではないかと思っています。出会いの印象がお互い最悪で、同じ部屋で一緒に暮らしていて、事ある事に喧嘩しているというのは、ことごとくネギと明日菜の関係にも当てはまります。現在のネギと明日菜の仲の良さを考えると、小太郎とあやかも同じような関係になる可能性は高いのではないかと。まあ、どちらも魔法使いではないので、仮契約とか言う展開にはならないと思いますけど。

 他にも師匠的な存在の長瀬楓や、苦手意識はあるものの何かと学ぶことのある綾瀬夕映や長谷川千雨などともフラグが立つ可能性は少なからずあると思います。まあ、小太郎本人にしてみれば、本命はあくまでネギという事になるのでしょうけど(笑)。
 でも、小太郎がネギとの関わりを至上の物としているのは間違いないでしょうし、ネギにも少なからずそういう意識はあると思います。このくらいの年齢なら恋愛より友人関係を優先する事の方が多いでしょうからね。事実、VSヘルマン戦を見る限り、2人のコンビネーションは非常に良いものでした。

     
 この時は、ぶっちゃけ明日菜達よりもパートナーらしく見えましたし、そういう意味では女の子達にとっても小太郎はライバル的な存在だと言えるのかもしれません。

 しかし、最近では本編でも沈黙の期間が続いているので、そろそろ何らかの活躍を期待したい物です。もちろん、もうすぐ始まる『ネギま!?』のアニメでの活躍も。今度もまた登場できなかったり、登場しても扱いが悪かったりすると、さすがに同情を禁じ得ませんよ……つдT)。


 それでは今回はここまで。次回は「ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・へルマン 伯爵」の予定。
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病欠。

2006年09月27日 15時13分25秒 | 同人
:∧,,∧ :
:(;゛゜'ω゜'):  ……なんか体調悪ぃ。
:/ つとl : 
:しー-J : 

 どうも、江戸です。どうやら風邪をひいたらしく全身がだるい……。キー入力も辛いくらい。しかも、眠って安静にしていようとしても、何故かすぐに目が覚めて全然休めないし。う~あ~('A`)。
 そんな訳で今日も簡易更新でスミマセン……つдT)。例によって昔の漫画貼っておきます。よく見ると、エヴァが室内で外靴はいていたりと変なところがありますが、気にしない方向でよろしく。





 これを描いた時は、まさか『ぱにぽに』がアニメ化され、更にそのスタッフが『ネギま!?』の制作に携わろうとは思ってもいませんでした。
 つか、今気づいたんだけど、丁度自分が風邪ひいている時に、ネギが風邪で病欠するネタを載せる事になろうとは。何この偶然……(;´Д`)。


 じゃ、今日はここまで。明日は所用で出掛けるので、更新は遅れます。木曜恒例のネギま!の感想も金曜日になるかも……(´・ω・`)。
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お寝坊。

2006年09月26日 16時57分47秒 | 同人
 おはようございます! 江戸まさひろです。今日はキャラクター大辞典をやろうと思っていたけど、目覚めたら夕方だったのでヤメ(をい)。いや、今からやると完成するのは夜中になっちゃうんで……。
 う~ん、やっぱり昨日早起きしたのがまずかったかなぁ……。どうやら、睡眠時間を減らすと、その分翌日の睡眠時間がのびる傾向にあるようですな。

 そんな訳で、今日は簡易更新。また昔描いた漫画を載せて誤魔化しましょう。でも、この方法も漫画のストック数に限りがありますし、比較的作画がまともな出来の物から載せているので、段々と辛くなってきます。ネタ的にも微妙かな……(;´Д`)。



 では、今日はここまで。
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作画集中。

2006年09月24日 15時56分40秒 | 同人
 え~、昨晩も絵が思うように描けず、悪戦苦闘をしている内に朝を迎えてしまった江戸です。
 おそらく、デッサン人形を片手に必死でポーズの研究をしている姿は、傍目にはヤバイ人以外の何者でもなかったでしょう……(;´Д`)。ともかく、普段絵の練習をしていないツケが一気に噴出した感じですなぁ。ちょっと複雑なポーズを描こうとする、驚くほど描けない描けない……つдT)。自分のデッサン力の無さに絶望した!

 そんな訳で、今日は作画に集中する為に簡易的な更新です。昔描いた漫画を載せて誤魔化しましょう。ちょっと時事的なネタだすけどねぇ……(^^;)。



 んじゃ、今日はここまで。
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ネギま!キャラクター大辞典 第10回

2006年09月22日 19時12分30秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、いくら眠っても眠り足りない江戸です。どうして毎日10時間以上も眠ってしまうんだろう……。


 さて、ネギま!キャラクター大辞典も10回目。ついに2桁です。その記念すべき今回はこの人。

     
     和 泉 亜 子
 亜子は3-Aのクラス内では「運動部仲良し4人組」や「バンド・でこぴんロケット」にグループ分類されていますが、当初はさほど活躍の機会も無く脇役に甘んじていました。まあ、初期人気投票において1位に君臨していたまき絵との交友関係があった為、出番は一部のクラスメートより段違いに多かったと思いますが。密かに背中の傷の設定もアピールしていましたしね。

     
 この傷は、5時間目以降ちらほらと見られ、その傷に関する背景等を読者にあれこれと想像させました。初期のネギま!においては、最も謎多きキャラクターの内の1人であった思われます。それでも、やはり作中での立ち位置は地味な物でした。
 そんな亜子がメインとなる切っ掛けは、76時間目(9巻)で年齢詐称薬を飲んだネギと出会った事です。

     
 ここでネギに一目惚れをしてしまい、彼に学祭ライブのチケットを渡した事によって、メインエピソードへの伏線を獲得しました。しかし、この後もしばらく沈黙の期間が続いてしまい、これにはやきもきしたファンも多かったかもしれません。

 そして、122時間目(14巻)で待ちに待った亜子のメインエピソードの回がやって来ました。

     
 どうでもいいけど、この時の亜子の表情はなんかエロイです(*´д`*)ハァハァ。
 それはともかく、いざメインエピソードが来てみると、4話を消費するという破格の扱い。他のキャラのメインエピソードが大抵1~2話で終わっている事を考えると、かなり優遇されていると言って良いでしょう(まあ、沈黙の期間の長さによる反動もあるのでしょうが)。で、個人的には、このエピソードでの亜子の壊れ具合がかなりツボにハマリました。

     
 お、面白すぎる……。さすが関西出身や。おかーさーん!!(笑) 他にも、このエピソードでは亜子の魅力が余すことなく描かれており、人気も急上昇して最新の人気投票では4位に輝きました。
 また、このエピソードで、亜子は自分が脇役である事についてコンプレックスを抱いている事を匂わせています。そしてこんな事(↓)を言っているのですが……

     
 これは今後の亜子にも言える事ではないでしょうか。実際、亜子は相当大きなマイナス要素を背負っているように思えます。
 まず、ネギとの関係ですが、いずれ恋心を抱いている大人のネギの正体を、亜子が知ってしまうエピソードがあると思われます。これには魔法バレの要素も絡んでくるでしょうから、結構大きな波乱を呼ぶ事になりそうな気がします。
 また、他にも亜子が自覚していない自身の背景が、物語に大きな影響を与える可能性があります。その一つが刹那との関係。とりあえず未読の方はこちらをお読み下さい→ネギま!に登場するアルビノの娘達について。まあ、刹那のアルビノ設定は修学旅行編の終盤に生まれたので(44時間目の扉では刹那の翼は黒く描かれている)、初期設定のまま物語が進めば有り得ない展開ですが。

 そしてもう一つ。どちらかといとこちらの方が問題です。それは亜子が「人造人間(ホムンクルス)」だという説です。これは亜子と『新世紀エヴァンゲリオン』の「綾波レイ」が似ている事から来ています(私も亜子の第一印象は綾波レイでした)。綾波レイも人造人間(クローン人間と言った方が近いか?)として有名ですよね。
 しかし、この「綾波レイ」の存在以外いにも「亜子=人造人間説」の裏付けとなりそうな要素があります。それは「亜子」という名前です(※以降の説はあくまでフィクションの話ですので、実在の同名の方とは無関係です)。亜子の「亜」は「次ぐ」や「第二の」という意味があります。それ故に「亜子」という名の意味を深読みすると、「新人類として創り出された子」という風にも解釈できます。出身が関西なので、亜子の出生には関西呪術協会等の魔法関係の組織が絡んでいる可能性も否定できませんし、その背中の傷は失敗作として処分されかけた過程でつけられたものだと推測する事も可能です。
 更に亜子が人造人間だとする要素で、見過ごせない存在がいます。

     
     フェイト・アーウェルンクス
 彼もまた、エヴァンジェリンによって人工的な存在である事を指摘されています。亜子とも髪の色等が似通っているので、関連性が皆無とは言い切れません。そして亜子は、このフェイトの関係者よって学園を調査するスパイのような役割を与えられて送り込まれている(本人は記憶操作等によって自覚無し)という可能性もゼロでは無いでしょう。

 このように亜子は、ネギま!の物語に多大な影響を与える可能性があります。場合によっては明日菜達より重要な立ち位置に置かれる事も有り得るでしょう。実際、他の漫画なら正ヒロインの座を獲得してもおかしく無いくらいの背景設定を付与する事が可能なのです。
 ただ、仮にこれらの設定の予想が的中した場合、亜子は相当辛い境遇に置かれるのは確実なので、設定が表層化する事も無く死蔵されてしまうのも有りですかね。個人的には、幸せな一般生徒のままでいて貰いたいし、背中の傷も単なる事故の所為として片付けて貰った方が気が楽かなぁ……。
 だけどその一方で、亜子自身が言っている通り、「マイナス要素を自身の力にして主役になると」いうのが亜子というキャラクターのテーマなのかもしれないので、悲劇的な背景を乗り越えて強くなっても貰いたいとも思いますが……。この辺は赤松先生の裁量に期待ですね。


 それでは今回はここまで。次回は「犬上小太郎」の予定。
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ろ~どらんなぁ。

2006年09月20日 11時46分08秒 | Weblog
 あ~、昨晩は風の音がうるさくて、ほとんど眠れなかった江戸です。恐るべし台風。更に、先ほど書いたブログの内容が更新前に消滅してダブルパンチ。うおぉ……なんでじゃあorz。


 え~、今日は昨日買ってきた『ファンロード』の話。

     
 この本はかれこれ10年以上買い続けています。昔は投稿もしていて、ハガキが3枚くらい載った事もありますよ(文書でも2回。あと、同人コーナーに本を載せて貰ったり)。ちなみにペンネームは当時から変わらず「江戸まさひろ」なので、バックナンバーを持っていて暇な人はさがしてみて下さい。ヒント=『ドラゴンボール』、『天地無用!』、『見せましょう』。
 さて、この本は「少年ジャンプ」と密接な関係にあると言われています。読者層がかなりの確率で重なっているらしいんですよね。実際、ジャンプに女性読者が大幅に増えた頃から、ファンロードでも女性読者が増えました。その所為か、誌面には女性向きの要素が増えてきていて、男性読者としては少々ついていけなくなりつつあります。特にネギま!等、私の好きな作品があまり話題にならないのが辛いところです。
 今月のシュミ特も『学園もの』という内容にもかかわらず、ネギま!ネタの少ない事。イラストなんか一枚も無いよ……つдT)。ついでに「綾ハヤテ」と誤植されている『ハヤテのごとく!』の認知度には絶望した!
 つか、数少ないネギま!キャラの項目も、男性キャラでほとんどを占められるという事実に、女性読者の多さを実感させます(クウネル、教授、コタ)。いや、そんな中で唯一女性キャラとして項目を獲得した長谷川千雨をここは讃えるべきでしょうか。先週のマガジンでの仮契約といい、今が一番輝いている?(笑)。
 ともかく、もっとファンロード誌上でもネギま!の話題が増えればいいなぁ……と思っているのですが、まあメインの読者層を考えると無理なんでしょうなぁ……(苦笑)。正直、少数派の人間としてはちょっと居心地が悪いのですが、それでも長年付き合ってきた本なので、今後も買い続けて行きたいと思っています。かなり惰性ですがね。


 それでは、今日はここまで。
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ネギま!キャラクター大辞典 第9回

2006年09月18日 19時04分37秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、昨日の夕方頃から累計で17時間くらい眠っている江戸です。気温が下がっているので軽く冬眠状態に入っているようです。これが冬になるともっと酷くなるから困る……(^^;)。


 ハイ、ネギま!キャラクター大辞典もついに9回目。この回はこの人です。

     
     アルベール・カモミール(通称カモ)
 ……って、人じゃないし。登場当初はネギま!のマスコット的な存在になるのかと思いきや、現在では少々そうだとは言い難い感じですよね。どちらかというとチャチャゼロやちびせつなの方がマスコットっぽい(笑)。

 さて、カモはかつて危ない所を救ってくれたネギを兄貴分と慕っており(かなりの打算もあるように思えるが)、月五千円で彼の使い魔をしています。そしてネギに魔法関係アドバイスを与えたり、危機的状況の打開策を進言したりと、意外と有能な面も見せています。何気にパーティの参謀的な存在だと言えるでしょう。
 また、オコジョの精である彼は、通常のオコジョには無い能力を持っています。それらを挙げてみましょう。

     
     オコジョ魔法。
 ある程度の魔法が使えるようです。その強さや種類は定かではありませんが、おそらくはサポート系の魔法が大半を占める物と推測されます。

     
     パソコンが使える。
 情報収集やネット通販等で役に立っているようです。また、ネギにもパソコンの扱い方を教えているものと思われます。ただ、最近になってパソコンの扱いに特化した長谷川千雨のパーティ入りしたので、パソコン関係の役割は彼女へと移行していく事でしょう。

     
     尻尾が伸びる。
 尻尾が伸びて、第三の手というか触手の如く自由に動かせるようです。女の子一人分くらいの体重なら支える事も出来る?

     
     人の好意を測る事が出来る。
 どれだけ活用する機会がある能力なのかは謎ですが、パートナーをさがす時には便利かもしれません。あと、相手が敵か味方かを見分ける為の判断材料にはなるでしょう。

     
     仮契約に必要な魔法陣を描く。
 パートナーの存在はパーティの戦力を大きく左右するので、これが最も重要な能力だと言えるでしょう。それにしても、こんな複雑な魔法陣を秒単位で描けるのは人間業じゃありませんね(って、人間じゃないか……)。

 このように意外と役立つ存在のカモですが、トラブルメーカーとしての困った面もあります。女性の下着を寝床としたり、セクハラ行為を行ったり……。特に夕映にとっては天敵とも言える存在なのかもしれません。また、金銭にも汚く、朝倉等と組んで色々と画策する事も。

     
 まあ、これに関してはイベントを盛り上げてくれるという良い面もありますけど、巻き込まれる人間にとっては、やはり迷惑な話なのかも知れません。
 また、どちらかというとダークサイド属性である所為か、悪の魔法使いの従者であるチャチャゼロとも仲が良いようです。

     
 こちらの組み合わせは不思議とトラブルの種にはなりませんね。数百年も生きている(?)チャチャゼロの人徳の所為もあるのかも知れません。

 さて、カモには「元人間なのではないか?」という説があります。魔法界には一般人に魔法バレするとオコジョにされる罰則がある為にこの説が生まれた訳ですが、実際、カモが生粋のオコジョならば解せない部分があるのも事実です。特に人間の女性に対する嗜好は、オコジョとしては異端とも言えます。おそらく、カモの前に雌のオコジョを置いても、何も反応しないのでは?(笑)
 このようにカモは元人間である事を疑われており、その正体がネギの父であるナギ・スプリングフィールドではないかとの説もあります。

 ただ、「カモ=元人間」説には、いくつか否定材料もあります。例えば、彼の妹の存在です。

     
 下着泥を正当化する為の方便かとも思えましたが、後に京都の風景を「妹に見せてやりたい」という発言があった為に、実際に妹がいる可能性は高いようです。もちろん、本当に血の繋がったオコジョの妹がいるのならば、「カモ=元人間」説は崩れます。もっとも、義理の妹だったり、人間だった頃の記憶を封印されている為に、過去の記憶を混同していたりする等の逃げ道もありますが……。
 更に、この妹の存在以上に問題となる事実があります。

     
     育っている。
 そう、成長しているのです。少なくとも大人の人間からオコジョになった場合は、成長しない可能性の方が高いので、人間の子どもからオコジョ化でもしていない限り、カモは生まれつきのオコジョだという事になります。
 もしも他に「元人間」である可能性があるというのならば、「転生」という形くらいでしょうか。つまり一度死んでからオコジョに生まれ変わったという形ですね。仮にこの転生に何らかの魔法が絡んでいた場合、再び人間になれる可能性も残されているのかもしれません。
 で、この転生のパターンが有り得る者は、やはり公式では死んだとされているナギは可能性として除外できません。ずる賢そうな性格等はちょっと似ているような気がしないでもないですし。あともう1人、タバコを好むという繋がりで……

     
     ガトウ・カグラ・ヴァンデンバーグ
 う~ん、どうでしょう? イメージ的にはかなりギャップがありますねぇ。まあ、あくまで可能性ということで。ともかく、この辺の謎が今後明らかにされる事があるのかどうか気になるところです。


●おまけ。

     
     
 オコジョフラッシュの元ネタかもしれないもの。三浦健太郎先生の『ベルセルク』をご覧下さい。


 それでは、今日はここまで。次回は「和泉亜子」の予定。
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匍匐前進。

2006年09月16日 15時57分21秒 | 同人
 ども、相変わらず風邪気味の江戸です。クシャミが出たり、鼻水が出たり……(´・ω・`)。


 さて、今日も縮小更新。同人原稿はじりじりと進んでおります。まあ、地を這うような進行速度ですが。

     
 昨日のザジさんはこんな感じになりました。ペン入れのみの状態から比べると結構印象が違うのではないかと。……って、あっΣ(゜Д゜;)! 一部トーンが剥がれてますな。いや、たぶん傍目には何処か分からないような細かい所かもしれませんが。後で直しておこう……。

 え~と、これだけじゃ寂しいので、2年前に描いた漫画を載せておきましょう。画質はちょっと悪いですけどね……(;´Д`)。




 では、今日はここまで。
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微速前進。

2006年09月15日 16時37分41秒 | 同人
 まだ微妙に風邪気味の江戸です。なんだか鼻の奥が痛い……。


 さて、今日はちょっと縮小の更新です。同人原稿の執筆が遅れ気味なので、まとまった執筆時間を確保しようかと……。このブログをまじめに書こうとすると、時として4時間くらいかかってしまう場合もありますからねぇ。
 いや……、根本的に私の作画スピードが遅いというのが一番の問題ですが。2ページ程度を完成させるのに、10日近くもかかっているのはどうだろう……。昨晩も頑張ったけど2ページにペン入れするのが限界だった……(;´Д`)。

     
 で、昨晩ペン入れしていたザジさん。これからトーン処理を施しますが、これにも2日くらいかかりますね。トーン貼りは原稿が完成していくのが実感出来て楽しいのですが、時間と手間がかかるのでテンションが低い時は苦痛になりがち。そうならないように少し余裕を持って時間を取ろうという訳です。少しずつでもしっかり進めていかないと、予定日に本がでない(;´Д`)。


 じゃ、今日はここまで。あ、『うたわれものラジオ』を聴いてこよう……って、さっきからインターネットラジオばかり聴いてるな、私……(『くじアン』とか『ハルヒ』とか)。
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ネギま!キャラクター大辞典 第8回

2006年09月13日 18時49分24秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、寝起きから約1時間くらいクシャミが止まらなくなった江戸です。へーちょ。
 どうやら私は急激な温度変化に弱いらしく、いきなり温度が下がると鼻水が止まらなくなります……グシっ。たぶん、布団から出たのがまずかったようです(貧弱)。


 ハイ、恒例のネギま!キャラクター大辞典の8回目はこの人。

     
     アルビレオ・イマ(クウネル・サンダース)
 え~、既に1回特集を組んでいるだけに、ぶっちゃけ何を書くか困っています……(;´Д`)。とりあえず、こちらの方も読んでいただければ幸い。→クウネルについての考察。
 さて、まずはアルビレオ……って言いにくいから、以後クウネルで統一しましょうか(笑)。ちなみに、アルビレオの名は二重星アルビレオ取った物だと思われます。
 え~改めて、まずはクウネルの能力的な事を語ってみましょうか。クウネルはサウザンドマスター=ナギ・スプリングフィールドのパーティ「悠久の風」の「紅き翼」に所属していたようで、世界的に見ても最強クラスの魔法使いであるようです。
 特に得意な術系統は……、

     
     重力魔法。

     
     回復魔法。
 この二つのようですね。また、長瀬楓の「分身の術」とも互角に戦えるだけの体術も兼ね備えています。
 加えて、何者かと契約を結んだ事によって手に入れたアーティファクト「イノチノシヘン」の能力も行使できます。

      
 これにより、特定の人物の身体的能力と外見的特徴を再生させる事が出来ます。更に一度だけに限り「全人格の完全再生」も可能で、これによって、ネギとナギの親子が対面を果たしたのは記憶に新しいですね。

 さて、今度はクウネルの正体について探ってみましょう。彼の存在が作中で明らかになったのは、53時間目(6巻)に出てきた写真によってですが、この写真が撮られたのは20年前です。

     
 その後、クウネル本人が登場した際には、彼の容姿は20年前とまったく変わりませんでした。また、エヴァンジェリンに対して「古き友」と呼びかけてもいます。

     
 この事から、クウネルが相当長い年月を存在している事が推測できます。当然人間ではないでしょう。そしてその後、彼の住処を「ネギ君とそのカワイイお友達が知っていますよ」というセリフから、それは図書館島の地下であり、そこでネギ達が遭遇したドラゴンがクウネルの正体ではないかと推測されました。

     
 しかしその後、このドラゴンはあまり知能が高くないように描写されていた事もあって、「クウネル=ドラゴン説」はかなり怪しくなってきました。もっとも、「何らかの呪いによって知能が封じられており、学祭期間だけその呪いに抵抗できる」等の可能性も否定できませんが。
 それでも、おそらくクウネルは、ドラゴンとは別の存在である可能性の方が高いように思えます。個人的には「天使系」がクウネルの正体なのではないかと推測しています。その根拠に、「回復系の魔法が得意」、「中性的な容姿(天使は雌雄同体との説がある)」、そして彼の口から「神」という言葉が出ている事です。

     
 まあ、そののらりくらりとしたつかみ所のない性格を考えると、「天使」よりは「堕天使」の方が相応しいように思えますが。

 性格と言えば、最初はその容姿と、セクハラ大魔王な言動とのギャップには驚かされました。でも……、

     
 エヴァンジェリンを弄り回してくれた事に関しては高く評価したい!(笑)
 おかげで、以後は同人誌等で「ネコミミセーラースク水」のエヴァンジェリンを数多く拝めました。本当にありがとう!

 今後は、おそらくクウネルの口からネギま!の物語の根幹に関わる真実が語られる事になると思います。しかし、それは学園祭後の話になる事でしょう。まずはチャオ編の解決を待たねばなりませんね。……果たして今年中に終わるのだろうか……(;´Д`)。


 それでは今回はここまで。次回は「アルベール・カモミール」。変態の次はまた変態です(笑)。
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ネギま!キャラクター大辞典 第7回

2006年09月10日 18時29分35秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 毎度! 甥と姪に著しく睡眠を妨害された江戸です。子どもって無闇に声が大きいので、隣の部屋で騒がれたらとてもじゃないけど眠れません。いや、昼間に寝ている私が悪いという説もありますが……(;´Д`)。まあ、先ほどようやく帰ってくれたので、ホッとしております。


 では、ネギま!キャラクター大辞典 第7回を行ってみましょう。今回はこの人。

     
     綾 瀬 夕 映
 ハイ、人気投票の順位はともかく、かなり熱狂的なファンがついてるキャラですよね。かくいう私も「好きなキャラベスト3」には常に夕映が入っていて、一時期は1位だったこともあるほど好きなキャラです。
 ただ、当初はどちらかというと、のどかのオプション的な立ち位置のキャラだったように思います。無表情(気味の)キャラという、人気を獲得しやすい萌え属性持っていましたが、超人揃いのクラスメートの中では比較的地味な存在だったのではないでしようか。
 しかし、現在では作中でも1、2を争うくらい個性的なキャラに成長しました。その要素を一つずつ紹介して行きましょう。

●その1 バカレンジャーとリーダー的存在。
     
 実質的に、夕映の何かが狂い始めてきたのは、バカレンジャーに数えられた時からでしょう。バカキャラというだけでも大きな特徴ですが、しかし夕映の場合は、単に勉強嫌いなだけで、実際にはかなり頭が良いというのが、より大きな特徴付けとなっています。おそらく真面目に勉強をすれば、学年のトップクラスに名を連ねることも可能でしょう。
 また、夕映は大人しそうな外見とは裏腹に、意外と激しい気性を持っています。例えば……、

     
 いざと言う時は、本を凶器にして戦います。

     
 よだれをかけられたドラゴンにリベンジを誓う、負けず嫌いな一面もあります。

     
 ついつい、意見を違えた小太郎をムキになって論破してしまいました。

 この意外と激情家な面が、夕映が元より持つ頭脳と相まって、行動力や判断力、決定力等として発揮されていると思います。また、その一方では友人達の行動に対して非常に協力的で、面倒見の良い一面も見せています。
 これらを見る限り、夕映は指導者としてかなり高い適正を持っているように思えます。彼女がいつの間にかバカレンジャーのリーダーにされていたのも、ある意味当然の成り行きだったのかも知れません。そして、実際に彼女は、仲間達の危機を打破する糸口となった事も幾度かあるので、まさに頼れるリーダー、あるいは参謀役であると言えます。

 その2 嗜好。
 夕映は、『児童文学研究会』、『哲学研究会』、『図書館探検部』に所属している事からも分かる通り、本が非常に好きなようです。特に祖父が哲学者だった事もあった所為か、哲学的思考を好む模様。
 また、神社仏閣、仏像にも大きな関心を持っています。

     
 このように、自らの好む物に関しては、専門家並みの知識を誇っているようで、夕映の頭が決して悪くない事を証明する一つの材料となっています。
 そして、夕映の持つ嗜好で最も特徴的なのが、変なドリンクを好む事でしょう。

     
 夕映は頻繁にドリンクを飲んでいます。しかも、只のジュースではなく、『抹茶コーラ』や『ラストエリサー』等々、「本当に美味しいのか?」、「何処のゲームのアイテムだ?」と突っ込みたくなるような物ばかりを飲んでいます。また、名水の類も好むようです。ちなみに作中に出てきた『トマトミルク』なるものは、某コンビニで類似商品が売っていました(不味くは無かったです)。
 この「ドリンク好き」という属性は、夕映に更なる属性を付与しました。それは「尿漏れ」です。

      
 頻繁にドリンクを飲んでいる所為か、「トイレが近い」というネタが作中でも何度かネタにされており、実際に「漏らしたのでは?」と思える描写さえ存在します。しかも、原作のみならず、ゲームや同人誌等でもこの「尿漏れ」ネタは多用され、今では「もるです」、「もる」等が夕映の代名詞であり、愛称ともなっています。この「尿漏れ」属性の付与により、作者、読者共々に夕映が弄りやすいキャラだと認識させたのは間違いないでしょう。皮肉にも、これが夕映を人気キャラたらしめている大きな要因の一つである事は確実だと思われます。

 その3 紐パン。

     
 夕映は紐パンを愛用しています。その幼い容姿には少々過激で、アンバランスな印象もありますが、その容姿にコンプレックスを持つが故に、少しでも自身を大人っぽく演出しようという意図があるのかも知れません。そう考えると、なんだか涙ぐましい物がありますね。

 その4 恋愛関係。
 夕映は36時間目(5巻)でネギの偽物に迫られて以来、急速にネギの事を意識するようになりました。しかし、親友ののどかがネギの事が好きなのを知っているだけに、相当思い悩んでいたようです。元々がかなりの激情家なだけに、その葛藤はかなり大きな物であった事でしょう。ただ……、

     
     
     
 悪いが、恋愛関係で翻弄されている時のあんたが一番輝いている!!(笑)
 いやホント、端で見ていて思わずニヤニヤしてしまいます。ある意味、恋愛関係では全キャラ中でも一番女の子してますよね。とにかく元が無表情(気味の)キャラだったとは思えないくらい表情が豊かになるので、見ていて飽きません。
 しかし、夕映は親友ののどかを崇拝していると言ってもいいくらい重要視しているので、今後ものどかから一歩引いた位置でネギに接していくものと思われます。ただ、パーティーの仲間としてネギに助言を与える事が多々あるので、ネギにとって頼れる存在として仲を親密にしていく可能性は大きいでしょう。のどかとの勝負はまだまだ分かりません。……って、最終的にメインヒロインの明日菜が横から全部かっさらって行く可能性も否定できませんが(笑)。

 その5 魔法使いとして。
 夕映はネギが魔法使いである事を切っ掛けにして、魔法使いの道を歩み始めました。

     
 世界樹の魔力が満ちている学祭期間とはいえ、既に初歩的な魔法が使えるようになっている事からも、その才能はかなりの物なのかもしれません。実際、極東最強の魔力を持つという木乃香の術と比べても遜色が無い所を見ると、生まれつき持っている魔力の容量もかなり大きい可能性があります(もしくは、魔力を効率的に扱う才能に長けているのか)。
 しかも、ネギと仮契約する事で手に入れたアーティファクト『世界図絵』は、使いようによってはかなり強力なアイテムです。

     
 望めば魔法界の機密情報まで手に入れられるので、この時点で既に、夕映は並みの魔法使い以上の知識を誇っているも同然という事になります。後は魔法を扱う技量さえ追いつけば、「大魔法使い」を名乗る事も不可能ではないでしょう。あるいは、麻帆良学園で魔法先生をしている未来もあるのかもしれません。まあ、あくまでも可能性ですが、彼女の将来を考えると色々と楽しみです。ともかく、今後の成長に期待したいと思います。


 それでは今回はここまで。あ~、夕映は書くべき事がありすぎて、正直まとめるのが大変だった……(;´Д`)。
 さて、次回は「アルビレオ・イマ」の予定。
コメント (4)
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しゅくしょー。

2006年09月09日 14時42分52秒 | 同人
 う~、久しぶりに熱帯夜にやられた江戸です。もう暑くて、明け方くらいにならないと眠れませんよ。あうあう('A`)。


 さて、今日は甥と姪が来ていて落ち着けないので縮小更新。昔描いた絵でも貼って誤魔化します(笑)。

     
 2年くらい前に作ったネギま!本に描いたカット。ネギが可愛く描けてお気に入り。
 ちなみにこの本は、現在「とらのあな」に委託している「その名はキティ!」に載っている通販欄から入手は可能です。

     
 以前、テキトーに描いて、このブログに載せたエヴァ様。この前載せたときは小さかったので再掲。カラーは苦手です。

      プロフィール等で使っているカットを大きめに掲載。全部マウスで描いているので、線がちょっと太め。でも、結構お気に入り。


 では、今日はこの辺で。子どもの相手は大変だ~(;´Д`)。
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ゼロ日記。

2006年09月08日 17時49分38秒 | ラノベ
 どうも、うたわれるものラジオを聞きながら更新作業をしている江戸です。なんだか今回は、小山力也さんがいない所為か、少々柚木さんは勝手が違う様子。まあ、いつもの暴走気味の状態から比べると、むしろ今回が正常なのかもしれませんが(笑)。どちらかというと、ゲストさんの暴走の方が顕著ですな。おかげで、今回は主題歌(放送禁止用語を消すときに使用)が多い多い。

 ところで、今頃になって残暑に襲われています。先日まで寒かったのに、いきなりまた気温が上がってダルダル。早く本格的な秋になって欲しい……(;´Д`)。

 さて、先日『ゼロの使い魔』を全巻買って参りました。

      

 1巻目は『ハリー・ポッター』の影響が強い上に、物語の序章にしか過ぎない展開だったのでイマイチでしたが、7巻まで読んだ現在、どっぷりハマっております。
 取りあえず、ルイズ可愛いよルイズ(*´д`*)ハァハァ。いや、この娘は、昨今では最強のツンデレじゃないですか? ツンの部分が強烈なだけに、デレ部分の落差が凄まじい破壊力を生み出しています。
 もちろん、ルイズだけじゃなくて、物語も非常に良いですね。特に7巻のラストで、7万の敵軍に一人で特攻するサイトはベタだけど燃えました。やっぱりこういう英雄物語は、男なら燃えずにはいられません。
 で、思わずアニメも観たくなりましたが、こちらじゃ放送してないんだよなぁ~。DVD買うにしても、無職には出費がでかすぎるし~(;´Д`)。とりあえず、YouTubeに上がっている映像で我慢しましょうか……。つか、そもそも6巻以降のエピソードをアニメでやるのかは謎ですけど。どちらかというと、ルイズが「虚無の系統」に目覚めてからの方が面白い気がしますが、アニメで目覚めるのは最終話辺りかな? いや、観てないのでよく分かりませんが……。

 ともかく、この作品には久々に創作意欲を刺激されました。私もこのようなファンタジー系の作品は好きで、昔同人誌でも小説を書いていましたしね。機会があれば、それをこのブログに連載という形で掲載してみたい気もしますが……。ただ、異常に長い話ので、どうしたものか……。その文字数は、ちょっとした文庫本の12冊分には匹敵するので……(;´Д`)。

 では、今日はこの辺で。「麻帆良学園中等部2-A・ヒミツの放課後Part2・2学期」を聴きながら、江戸まさひろがお送りいたしました~。
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ネギま!キャラクター大辞典 第6回

2006年09月05日 16時58分54秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 毎度! 寝起きに凍えていた江戸です。さすが北海道というか、朝はもう寒くなって来ましたねぇ。まあ、あんまり寒くなっても困りますが、このくらいが一番すごしやすいですな。


 さて、約1週間ぶりのネギま!キャラクター大辞典の第6回はこの人です。

     
     天ヶ崎千草
 え~、どれだけの人がこのキャラの特集記事を喜んでいるのかは謎ですが(笑)、とりあえず行ってみましょう~。
 天ヶ崎千草は関西呪術協会所属の陰陽師。どうやら20年前にあったとされる大戦で両親を失った関係で、西洋魔術師を憎んでいた模様。そして西洋魔術師が多数所属する関東魔法協会を敵視していたようです。それ故、修学旅行で京都に訪れていた木乃香を拉致し、彼女の極東最強とも言われる魔力を利用して関東魔法協会の掃討を目論みました。しかし、結局はネギ達に手駒をことごとく撃破され、最後にはチャチャゼロに捕縛されてその野望は潰えたのです。
 その後、天ヶ崎千草がどうなったのかは定かではありません。西洋魔術師の掃討という大それた事を試みた事を考えると、本来ならば死罪に近いほどの重刑を科せられてもおかしくはないと思いますが、関西呪術協会の長の性格を考えると、幽閉程度で済んでいるのではないでしょうか。いずれにせよ、物語に再び登場する事があるのかは、かなり微妙です。
 ちなみに、「天ヶ崎千草」という名前は元アシスタントの方から拝借していて、現在そのアシスタントの方は、『ベルセルク』の三浦建太郎先生のもとにいるそうです。

 さて、天ヶ崎千草にはいくつかの手駒が存在します。ここで、それらを紹介してみましょう。なお、犬上小太郎、月詠、フェイト・アーウェルンクスは、いずれ別項目として扱いますので、今回の記事での紹介は見送ります。

     
     猿。
 天ヶ崎が使役する式神。主に雑務などを担当しているようで、戦闘力はほとんど皆無だと思われる。また、猿以外にも、燕の形態を持つ式神も存在する。
 ちなみに、『ラブひな』の12巻目に、形態が酷似した猿が登場している。

     
 これがモデルと言えばモデルなのかもしれない。

     
     猿鬼。
 天ヶ崎が使役している式神で、彼女を守護する前鬼か後鬼のいずれかと思われる。着ぐるみのように着込む事が可能で、その場合は超人的な運動能力を発揮する事が可能であるようだ。しかし、その可愛らしい容姿は、遊園地の着ぐるみショー等での方が存在の真価を発揮しそうな気がする(笑)。

     
     熊鬼。
 天ヶ崎が使役している式神で、彼女を守護する前鬼か後鬼のいずれかと思われる。巨大な爪を持つことから、猿鬼よりは高い戦闘能力を持つのではないだろうか。

     
     鬼蜘蛛。
 天ヶ崎が使役する巨大な蜘蛛の形態をした式神。明日菜に瞬殺されてしまったが、小太郎のセリフから、本来はかなり防御能力の高い存在であるらしい。また、糸等を吐かれる事を考えると、普通に戦えば結構厄介な相手だったのかもしれない。

     
     ルビカンテ。
 天ヶ崎が使役している式神……というよりは、召喚した悪魔を符術によって操っているものだと思われる。天ヶ崎が操る場合と、フェイトが操る場合では、使われている符の文字が違っている。

     
     
 これはおそらく、使役するための術の体系が異なっているのであろう。
 また、左の角が折れているのは、『ベルセルク』に登場する、「不死のゾッド」のパロディだと思われる。

     
     参考画像。
 『ベルセルク』のネタは他にもいくつか含まれているので、ネギま!をより深く楽しみたい方は一読をおすすめしたい(ただし、暴力・グロ・エロ等の表現に耐性の無い方は注意)。

     
     鬼神衆。
 天ヶ崎が木乃香の魔力を用いて召喚した魔物の群れ。主に鬼族を中心にして編成されているが、他にも鳥族・狗族・河童等も含まれている。
 彼らの肉体は、明日菜の「ハマノツルギ」の一撃によりあっさり消滅する事から、どうやら本体ではなく、魔力で構成された分身のような物ではないかと推測される。それ故、刹那達に倒された個体も当然生きており、再召喚を行えば再び登場する事は可能であろう。いずれは木乃香による召喚も可能になるのではないか……と期待している。

     
     リョウメンスクナノカミ
 かつて、ナギと近衛詠春が封印していたものを、天ヶ崎が木乃香の魔力を用いて復活させた大鬼神。ネギの最大攻撃魔法である「雷の暴風」さえもはね除けるほどの強大な力を持っていたが、さすがに本気のエヴァンジェリンには勝てなかった。
 そのモデルとなるのは、飛騨の鬼神「両面宿儺」であり、その辺の詳細は6巻にも載っているので、そちらを参照されたし。
 ただ、その名前にはより深くその背景を探るためのヒントがある。「リョウメンスクナノカミ」の「ノカミ」が「の神」なのか、それとも別の字をあてるのか、その辺は定かではないが、いずれにせよ高い「位」を表しており、「守護神的な意味合いが含まれているのではないだろうか。これは、日本に古くから伝わる御霊(ごりょう)信仰と関係があるものと推測される。
 御霊信仰とは、疫病や自然災害などの厄災を怨霊の祟りによるものとし、その怨霊を神格化して祀る事によって祟りを静め、平穏を得ようというものである。この代表的な者には、現在は学問の神として知られる「菅原道真」や、日本最大の怨霊であり大魔王とも呼ばれている「崇徳上皇」等が挙げられる。
 おそらくリョウメンスクナノカミも、これら御霊と同様に神格化して、関西呪術協会(あるいは別の組織)が制御を試みたのではなかろうか。しかし、その強大な力を誰も制御することが出来ず、結局は封印される事になったのだろう。

 このように、様々な手駒を操っていた天ヶ崎千草は、自身の実力はともかく敵としてならばかなり厄介な相手だったと言えるでしょう。もしも、他に行動を共にする陰陽師があと数人いたならば、ネギ達はより大きな被害を被っていたはずです。まあ、いずれにしても、エヴァンジェリンが来た時点で天ヶ崎一派の敗北は確定でしょうけども(笑)。


 それでは今回はここまで。次回は「綾瀬夕映」の予定。
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