江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

今年ハマった作品達―その2。

2006年12月31日 03時23分46秒 | 今年ハマった作品達。
 ども、今年も残るところあと1日という事実にやや茫然としている江戸です。もう、時の流れるのがはやい事はやい事。
 それにしても、この1年を振り返ってみると、今年は人生最大の激動期だったように思います。まあ、その詳細はこのブログを遡って読んで貰えればある程度把握できると思いますが、あの頃を思い返してみると何だか夢のようです。ええ、最上級の悪夢という意味で。よく倒れて病院送りにならなかったなぁ……と不思議に思います(もう出血してはならない所から出血してましたから)。
 出来れば来年は良い年になって貰いたい物ですが、現在自分が置かれている状況を鑑みてみると……うん、贅沢な望みかな(;´Д`)。せめて健康だけでも維持できますように……。



 さて、それでは昨日に引き続いて、私がこの一年間でハマった作品等を紹介していきましょう。


●アニメ部門
 私の住んでいる地域では、あまりアニメは放映されていないので、その中から選ぶと該当作品は零です。ですから、「DVDで発売されている作品も含む」という基準で選んでいます。当然、その中には古い作品も含まれますが、まあ気にしないように。


     
     涼宮ハルヒの憂鬱
 世間のブームから相当遅れてハマる。最初はそれほど期待はしてなかったのだけど、巷での高い評価を聞いていたら段々と興味が出てきたという……。あと、webラジオを聴いていて、出演声優が好きになったというのも大きいですね。で、DVDを購入して観てみたら、個人的にはここ数年で最大のヒットでした。京アニ恐るべし!



     
     舞乙HiME
 こちらは前作の『舞HiME』もDVDを買っていたので、ある意味惰性で観ていたという面もあるのですが、終盤はかなり面白かったと思う。特に好きなのはマシロが女王として自覚を持ち、心を改めるシーン。思わず泣いたよ……つдT)。


     
     ぱにぽにだっしゅ!
 言わずと知れたネギま!?の制作スタッフによるアニメ。あのある意味、地味な内容の『ぱにぽに』をこれほどの怪作に仕上げた手腕はお見事。文句なく楽しめる作品でした。


     
     トップをねらえ2!
 デンドンデンドンデンドンデンドンデンドンデンドンデン! パッパパーパパラパーパッパパーパー(あのテーマ)。
 前作の『トップをねらえ!』で号泣した私としては、やはり観ない訳にはいかなかつた作品。まあ、結果としては前作を超えたとは言い難い内容でしたが、でも4巻だけでも非常に満足出来たのでまあいいや。とにかく、あの宇宙怪獣のデタラメな強さには度肝を抜かれましたよ。そして、そんな存在を億単位で相手にしていたガンバスターはどんだけ強いのよ!?Σ(゜Д゜;)……と。この衝撃を経験できただけでも観る価値はあったと思う。


●ラノベ部門
 基本的に私は一度読んだ小説を繰り返して読む事はまず無いので、単純に一度読んでみて面白かったと印象が残っている物を基準に選定。


     
     涼宮ハルヒシリーズ(谷川 流)
 アニメのおかげで再燃というか、去年までの段階では読んでいてもそれほど極端に面白いという印象は無かったのですけどね。でも、久しぶりに読んだら何故か面白くなっていた作品。アニメでも最近のエピソードを観たいですなぁ。


     
     乃木坂春香の秘密(五十嵐 雄策)
 今年の初夏頃にその存在を知って、一気に全巻揃えた作品。ともかく、読んでいて気が滅入るような展開も無く、終始ほのぼのとして読める一品です。ちょっとオタクネタもありますが、基本的には甘ったるいラブコメ(最近ハーレム物になりつつある気もするが)なので、そういうのが好きな人ならかなりおすすめ。
 ただ、独り身の人間が読むと、嫉妬の炎で身を焦がす可能性もあるので注意(笑)。


     
     ゼロの使い魔(ヤマグチノボル)
 これはアニメ化を切っ掛けにして読んでみたら面白かった作品ですね。まあ、どちらかと言うとストーリーよりも、ヒロインであるルイズの、他に類を見ないツンデレ属性が最大の見所ではありますが(笑)。そういう意味では、後に書くキャラクター部門でのエントリーでも良かったかもしれません。でも、ストーリーもなかなか面白いと思います。いかにも低年層向けのお約束展開もありますが、そういうのが好きな私としてはむしろ望む所。特に「単騎で7万の大群に挑む」という展開には燃えましたね。


●キャラクター部門。
 今年好きになった(もしくは以前から好きだった)キャラクターを紹介します。


     
     絡 繰 茶々丸
 まあ、一番はこれでしょうなぁ。たぶん、ネギま!で一番好きなキャラが茶々丸だという事は、今後も揺るがないでしょう。もう、単なる好意というよりは、「絶対的な存在」だと脳にインプリンティングされているような(笑)。盲目の愛ですな。



     
     ヘンゼルとグレーテル(BLACK LAGOON)
 『BLACK LAGOON』にハマる切っ掛けのキャラ。なんつーか、私は双子キャラには弱いのですよね。特にロリとショタの組み合わせが! この組み合わせって、なんとなく普通の双子よりもエロく感じませんか? つか、実際にこいつらは異常にエロイし。

     
 なにやらもうたまりません(*´д`*)ハァハァ。 取りあえず、こいつらが登場する巻だけはアニメのDVDを買うつもり。
 あと、バラライカの姉御にも一票!

     
 大尉かわいいよ大尉!



     
     綾 崎 ハーマイオニー(ハヤテのごとく!)
 性別? 何ソレ。二次元のキャラを相手に些細な事にこだわっても仕方がありませんよ。性別なんて作者の筆加減でいくらでも変更がききますし。実際、過去にも男として登場したキャラが、後になって女に変わったという例は沢山あります(もちろん逆のパターンも)。つまり二次元のキャラには性別なんて有って無きが如し。それならば可愛いければなんでもいいや! と、私は悟りの境地に至りました。
 ……二次元コンプレックスも末期になるとこうなるので気をつけましょう(;´Д`)。



     
     ルーシー(エム×ゼロ)
 ここ一月ほどで好きになったキャラ。だから、これが一過性のものなのかはまだ判断がつかないところですが、しかし、現在においてはジャンプどころか他誌を含めても、最萌えのキャラである事は間違いありません。今後も沢山活躍して貰いたい物です。



●その他
 その他でハマった物を挙げるとしたら、webラジオですかね。ネット自体は2年以上前からやっているのですが、webラジオを頻繁に聴き始めたのはここ数ヶ月の事です。ハマるきっかけとなったのは、やはり『うたわれるものらじお』でしょうか。面白いですよね、これ。最近では別の番組にまで影響が出ていて、凄いと思います。『檜山修之のあにめじ湯』でも、柚木さんがゲストとはいえフォークのネタが出ていて思いっきり吹いたわ(笑)。

 そしてもう一つはこのブログでしょうか。今年の5月の下旬に初めて以来、1日も欠かさずに更新をしているのですから、やはりハマっているのでしょうね。実際、ブログで何を書くか考えながら、その日の行動を決めている事も多いですし。
 しかし、読者の反響が無ければここまで頑張れたかどうか。開設当初には全く予期していなかった多くの方々の訪問には励まされました。本当にありがとうございます。そして、今後ともよろしくお願いいたしますね。


 じゃ、今日はここまで。よいお年を~。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年ハマった作品達―その1。

2006年12月30日 20時28分46秒 | 今年ハマった作品達。
 ども、数年ぶりにのんびりとした年末年始をを過ごせそうな江戸です。例年なら31日まで仕事で、正月も2日から働いていた……なんて事もよくありました。でも、今は無職なのでゆっくり過ごせますよ。……それがいいのか、悪いのかよく分かりませんが……(;´Д`)。


 さて、今日と明日は、私がこの一年間でハマった作品を紹介していきましょう。これは、毎年仲間内でやっている風物詩みたいなもので、相方の川合君もやっています。皆さんも私達の記事を読んで面白いと思ったのならば、自由に真似してみてください。


●漫画部門
 こちらは、作品の古さ新しさは関係なく、ある一時期において毎日のように読んでいた作品を対象としています。


     
     魔法先生ネギま!(赤松 健)
 これを挙げない訳にはいかないでしょう。ぶっちゃけ、私の生活はこの作品を中心に動いているといって良いほどですから。実際、今年はネギま!の同人原稿を延々と描き続けていましたし、このブログの内容もネギま!に関する要素で大半が占められています。最早、ハマるハマらないの問題ではなく、日常の一部ですな。


     
     ONEPIECE(尾田栄一郎)
 まあ、ダラダラとした展開も多いし、一部の設定等には「それはちょっと……」と、辟易する部分が無くも無い本作ですが、それでも毎回次の展開が気になる数少ない作品だと思います。それに、ここ二ヶ月ほどは話のテンポも良く、非常に面白い展開が続いていると思いますし。来年も今のようなノリを期待したい。


     
     CLAYMORE(八木教広)
 この作品はたまに思い出したように読むのですが、一冊読むと全巻読むまで止まらなくなる面白さがあります。つまり、読み手を話へと引き込む力が他作品と比べると桁違いに強いという事なのでしょう。今度アニメ化もしますし、今後の展開が気になるところです。


     
     惑星のさみだれ(水上悟志)
 個人的には、今ヤングキングアワーズで一番面白いのがこの作品。ともかく燃えるし泣けるしで、かなりの良作だと思う。取りあえず未読の人は、是非2巻まで読んで欲しい。たぶん愕然とするから。人によっては嫌う展開だと思うけど、そこで面白いと思える人はかなりハマれると思う。


     
     BLACK LAGOON(広江礼威)
 一番最近ハマった作品。なんというか、情け容赦の無い内容が良いですよね。昨今の人が死なない漫画が生ぬるく感じている人にはお勧め。でも、この作品の真骨頂はオマケ漫画だと思う。本編とのギャップが凄まじすぎる(笑)。

      
       これが  →  こうだもんなぁ
 マジで、オマケ漫画のノリで一冊描いてほしい。


●ゲーム部門
 該当作品は無し。『ディスガイア2』と『ゼノサーガ エピソードⅢ』を買ったけど、ハマるというほどでは無かった。
 というか、現在の私の生活サイクルに、ゲームをプレイする時間が入り込む余地が無いというか……。もうゲームは卒業かなぁ。


●音楽部門
 一時期、脳内でエンドレス再生されていた事を基準に選定。


     
     涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソングVol.2 長門有希
 某MADムービーのBGMに使われていた「雪、無音、窓辺にて」が耳から離れなくなり、CDを買うに至る。たぶんハルヒ関係のCDを買うのはこれが最初で最後。


     
     ぱにぽにだっしゅ!ボーカルベストアルバム 歌のベストテン
 『ぱにぽにだっしゅ!』のオープニングテーマって、妙に耳に残る曲が多いですよね。特に「少女Q」が脳内でリフレインされるぅ~。


     
     坂 本 真 綾
 時々無性に彼女の歌が聴きたくなります。一番良く聞くのは、アルバム「少年アリス」ですが、他のアルバムに収録されている「奇跡の海」、「tune the rainbow」もよく聴きます。特に劇場版『ラーゼフォン』のエンディングテーマだった「tune the rainbow」は、聴いていると思わず泣きそうになる。いい曲だ……・゜・(つД`)・゜・。


     
     折 笠 富美子 Flowe
 某スレに挙がっていた『苺ましまろ』のエンディングテーマ「クラス・メイト」を聴いて、それが気に入ったので最近買ってきたアルバム。他の曲も聴いてみたけど、どれも良いですね。『ぱにぽにだっしゅ!』の頃から思っていたけど、やっぱりこの人は歌上手いわ。

 それにしても、見事にアニソンと声優ばかり。まあ、オタクですから(^^;)。


●映画部門
 今年に入ってから観た物で面白かった作品……という基準で選定。


     
     小さき勇者たち ガメラ
 ガメラ好きとしては外せないこの一本。派手なバトルはほとんどありませんでしたが、それでもそれなりに楽しめました。取りあえず前半は動物映画のつもりで観るべし。


ワールド・トレード・センター
 たぶん、今年観た映画の中では一番良かった映画。感想は以前書いてあるので、興味がある人はこちらをご覧下さい。

硫黄島からの手紙
 こちらも良かった。感想はこちらをご覧下さい。



 じゃ、今日はここまで。明日の記事に続きます。

     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まかでみ!

2006年12月29日 17時59分04秒 | ラノベ
 ども、ようやく風邪が快方に向かっている江戸です。ああ、健康って素晴らしい。いや、まだ油断は出来ませんがね。


 さて、今日は特にネタもないので、読んでいたラノベの話でも……。


     
     まかでみ・らでぃかる⑤(榊 一郎)

 現代の日本にある魔法学校の日常を描く(?)『まじしゃんず・あかでみい 』の短編集。
 現代日本で「魔法」、「学園物」云々というと、私は真っ先にネギま!を思い出します。で、ジャンルが被っている所為か、この『まじしゃんず・あかでみい 』とネギま!も色々と似通っている所があったり。中でも最大の共通点と言えば、羽瀬川鈴穂というキャラと、長谷川千雨の類似性でしょうか。「羽瀬川」と「長谷川」で、名字の読みが同じなのを筆頭に、「眼鏡」、「三つ編み」、「二面性」という共通属性が! 他にも「魔力無効化能力」みたいな能力の設定もあったり。
 そんな訳で、一時期は「どちらかが真似したんじゃないか?」とも思ったのですが、しかし調べてみると、奇しくも『まじしゃんず・あかでみい 』の初版が出たのと、ネギま!の連載が始まったのは同じ2003年2月。どうやら偶然が重なっただけのようですね。

 さて、短編集とは言いましても、内容に関しては本編との垣根はかなり曖昧な感じです。「本編=シリアス」、「短編=コメディ」という傾向はあると思うのですが、それもエピソードによっては必ずしも当てはまる訳ではありません。特にこの5巻では、シリアスとコメディがほぼ半々といった感じです。つか、馬鹿話1話とシリアス話1話の計2作しか載っていません。個人的には、もうちょっと馬鹿話も読みたかったので少し残念。
 ただ、所々に載っているオタクネタはやはり笑えます。いや、大多数の人間にはついて行けないほどマニアックなネタではありますがね。つまり、オタク度が高いほどネタが理解できるという、ある意味オタク度計測器みたいな作品だと言えます。でも、ネタが分かんなくても、たぶん支障なく読めると思いますよ。主人公の羽瀬川拓人も、そういうオタネタにはついて行けない人間なので、彼に感情移入できること請け合いです(笑)。

 そういえば、この作品も別メディアでの展開を噂されているようで。まだ発表段階にはないようですが、コミック化は既にしているから、次はCDドラマ化か、アニメ化でしょうか? どちらにしろ、何処まで危険なオタネタが再現できるかが肝要ですな。

 どうでもいいけど、本編の最新刊をまだ買っていない事に今気づいた……orz。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏スペシャル!?

2006年12月27日 17時35分05秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、全く風邪が治らない江戸です。このまま年を越しそう……(;´Д`)。


 さて、今日は今更ですが『ネギま!? 夏スペシャル!?』の感想をいってみましょうか。

     

 ん~、『春スペシャル!?』と比べると微妙というか……(;´Д`)。

 『春スペシャル!?』は原作のエピソードを使っていたので、それほど内容に不満はありませんでした。しかし、今回はオリジナル展開であった為に、なんか内容が薄いというか……。
 ぶっちゃけ、今回はのどか・夕映・ネギの三名さえいれば成立可能な話なんですよね。だから、他のキャラの登場に、必然性があまり感じられず、強引な印象がありました。
 まあ、こういうイベント向けの作品では、必要の無いキャラを登場させないという訳にもいかないのでしょうけど、もう少し上手く話に絡ませて欲しかったなぁ……と思います。

 あと、無駄にエロイですよね。個人的にはこういう中途半端なエロはいらないのですが……。ただ際どいいポーズをとるだけではなく、せめてなんらかのネタに絡めろと。
 そういう意味では、サウナでのネギとのどかはGJ! 一応ネタとして成立していますし、エロさとしても他とは段違いのレベルでした。このくらいやってくれれば文句はありません(*´д`*)ハァハァ。

 その他で良かった所と言えば、小林画伯の絵ですな。アレが突然出てきたら笑うしか無いわ(笑)。それと、ザジに負けた時の裕奈の表情には思わず爆笑してしまいました。なんで、そんなに愕然としているんだよ!……と。
 あと、美空の声のイメージが原作に追いついてきた感じですね。中の人もキャラを変えるの大変だったろうに……。

 まあ、総評としては、「テレビアニメもこんな感じなのか……」と、不安を感じずにはいられないという印象。全否定はしないけど、不満もやっぱりあるというか……。
 いや、そもそもこれだけ膨大な数の登場人物を全員活躍させて、それを面白い物として成立させる事がまず不可能だという気もしますが。少なくとも1クールや2クールの短い期間では相当難しい事でしょう。それが30分ならなおの事です。そういう意味では頑張っている方なのでしょうなぁ……。





 あ、最後に今回の話を根底から覆すツッコミを一つ……
 赤い糸、明日菜のハマノツルギで切れるよね?


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネギま!キャラクター大辞典第26回

2006年12月26日 21時05分21秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 毎度! 風邪の症状が一向に改善しない江戸です。いつもなら一晩眠れば回復する程度なのですが、今回は既に一週間近く引きずっています。ともかく、咳が止まらないのが辛い~。


 さて、今日は忙しくて2週間ほど放置していたネギま!キャラクター大辞典を、久々にやってみましょうか。第26回目はこの人達。

     
     武道大会一般参加組四天王

 あ、「武道大会一般参加組四天王」ってのは私が勝手に言っているだけですので、他所で使っても通じない可能性が高いと思います(笑)。実際、他のサイト様では違う呼ばれ方をされていましたし。

 さて、彼らは10巻から13巻の間に開催されていた武道大会の参加者達ですが、この大会にネギの関係者が出場していなければ、彼らの内の誰かが優勝していた可能性は高かったと思われます。それどころか、プロ格闘技の世界でも充分に頂点を狙える実力があるのではないでしょうか。そんな彼らを一人ずつ紹介していきましょう。
 まずは……

     
     豪徳寺   薫

 リーゼントに長ランという、一昔前の不良、もしくは応援団風の格好をしている。一見周囲を威嚇しているかのような風貌だが、根は気さくな好青年であるらしく、ネギにガムを勧める場面も。

 武道大会の予選Bグループの試合では最後の方まで生き残っていたが、結局はネギに敗れて本戦出場はならず。しかし、我流と思われる喧嘩殺法(自称ケンカ三十段)の腕前はかなりの物らしく、「気」を用いた遠当ての技も習得している。

      
 また、彼は16巻からの学園防衛作戦にも参加している訳ですが、魔法アイテムを一切使用せずにチャオの配下であるロボ軍団と戦い、好成績を記録しています。
 
     
     150時間目の時点では30位。
 これは、13巻において、地下で田中さんの群れを相手にしていた明日菜達よりも撃破数が多い可能性もあります。まあ、地下は狭いので明日菜達は実力を出し切れなかったのでしょうから、豪徳寺の方が実力は上という訳ではないですが。しかし、一般人としては、彼が最強の部類に入る事は間違いないでしょう。

 また武術の知識も豊富で、本戦では解説役に収まっていました。おそらく、切っ掛けは93時間目(11巻)で千雨が見ていたインタビュー記事でしょう。そして実際、彼の解説者役は申し分の無いものだったようです。ただ、その知識の出所は漫画等ではないかとも疑われていたりしますが。



     
     中 村 達 也

 おさげがチャームポイント(?)な武道大会参加者。
 武道会本戦の第4試合にて長瀬楓に敗退しているが、遠当ても修得しているなかなかの実力者。

     
 技を見る限り、豪徳寺よりも気の扱いに長けているように見える。また、その「烈空掌」等の技の名称は、ギース・ハワードの技が元ネタだと思える(特に「烈空双掌」を「ダブルれっくうしょう」と読ませる辺りが)。もしこれが当たっているのならば、中村のイマイチ定かではない流派も、ギースと同様に古武術だと推測する事も出来る。
 また、亀仙流も多少はかじっているようだ(笑)。

     
 まあ、これが本当にあの技なら、気を練っている段階でこの構えになるのは間違っていますがね。

 なお、豪徳寺からは「たっちゃん」と呼ばれており、武道大会以前から2人は旧知の間柄であった可能性も考えられる。



     
     山 下 慶 一

 武道会本戦の第8試合にて、エヴァンジェリンに秒殺された「3D柔術」という謎の流派の使い手。ちなみに名前は赤松スタジオのアシスタントが由来であるらしい。
 その実力に関しては、一切描写がされていないので想像の域を出ないが、気を練っていると思えるシーンもある事から、それなりの実力はあると考えても良いのではないだろうか。

     
 エヴァンジェリンに試合を楽しむ余裕でもあれば、柔術対柔術で意外と面白い試合になったかもしれない。

 また、正体不明の「3D(スリーディメンション)柔術」であるが、おそらくこれは、地に足をつけて戦う通常の柔術を平面的な「2D」だとするのならば、それに高さの概念……つまり空中での戦闘技法を加えたものが「3D柔術」という事になるのではないだろうか。だとすると、山下は空中コンボ・空中投げ・対空技等に特化した使い手だという事になるのではないだろうか。
 ただ、おそらく遠当ての類は出来ないものと推測されているので、「豪徳寺や中村から比べると総合的な実力は劣るのではないか」という見方を少なくない数の読者からされているようだ。でも、一対一の接近戦でならばからり強いと思う。



     
     大豪院 ポ チ
 武道大会本戦の第2試合でクウネルに一撃で倒された男。たぶん某塾の三号生筆頭とは全く関係は無い(笑)。
 風貌から、おそらくは拳法使いだと思われるがその詳細は不明。ただ、動きを見る限り弱くはないようである。

     
 しかし、後の学園防衛作戦では一人だけ早々に脱落したのか、途中からまったく姿が見えなくなっている。

     
 その為、他の3人より明らかに実力が劣るというのが、大方の読者にとっての彼への評価なのではないだろうか。
 まあ、元々は『もうしませんから』の取材を赤松先生が受けたのを切っ掛けにして、その作者の西本英雄(ポチが通称)をモデルとして作られたネタキャラなので、このような扱いは当然だとも言える。今後もこのような酷い扱いを受けて、ネギま!の世界を地味に盛り上げて貰いたい(笑)。


 それでは、今回はここまで。次回は「ココネ」の予定ですが、果たして年内にやれるかどうか……。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強行軍。

2006年12月24日 00時17分12秒 | 落書き
 ども、本日は札幌に出掛けようと思っている江戸です。いや、クリスマスイブだから誰かと会うとか、そういう事ではありません。ええ、残念ながらね……つдT)。
 じゃ、何しに行くんだという話ですが、『げんしけん』の9巻の限定版を買おうかと思いまして(他にも目的はありますけど)。北海道は2日遅れで入荷するので、今日が丁度発売日なのですよ。
 ただ、一部の専門店ではフライング発売しているので、既に売り切れという事態も有り得なくもないですが……(;´Д`)。あと、風邪が完治していないのに人混みを歩く事にちょっと不安感を感じます。悪化して倒れたりして……。しかしそれでも、オタクに行かねばならない時があるのですよ!(えー)




あ、そういえば……





 速攻で描いたのでいいかげんな絵ではありますが、感謝のパンチラ(ちょ)。



 じゃ、今日はここまで。今朝は5時半起床で、長距離バスだ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶不調。

2006年12月21日 20時05分12秒 | Weblog
 ども、熱がある江戸です。う~、身体の節々が痛い~、ダルイ~、目が痛い~……orz。もう夕方くらいから非常に辛い状態。
 おまけに、巷での訃報ラッシュに引きずられたり、その他諸々の事情により精神的にもダウン……。
 そんな訳で、今日は通常の更新は休ませていただきます……m(_ _)m。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネギま!についてふと気づいた事。

2006年12月17日 14時45分50秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、今日は2回目の更新をしている江戸です。


 さて、今日はネギま!を読んでいてふと気づいた事を書いてみましょう。まあ、大した事では無いのですけどね。

 まず、茶々丸は重量が「300㎏」もあると噂されていますが、その姉妹機も当然同程度の重量があるのではないかと予想されていました。
 しかし……

     
 159時間目で、ハルナが片手で引きずっているような……。もし、本当にハルナが自力で引きずっているのなら、茶々丸妹の重量は姉から比べると異常なほど軽いという事になります(30㎏~40㎏程度?)。これは、チャオとハカセが革新的な軽量化方法を確立したという事なのでしょうか。まあ、この辺はいずれ大辞典で、もう少し色々と検証してみたいと思います。

 それよりも気になるのは、何故ハルナが茶々丸妹を運んでいるのかという事です。その理由となりそうな物がいくつか推測出来ますので挙げてみましょう。

1、デッサン人形として使う。
2、オタアイテムとしてコレクションに加える(フィギュア感覚)。
3、何処かに売って換金。
4、なんとか修理して、自分専用の召使いにする。
5、自分が倒したと、仲間に見せびらかす。
6、戦いを通じて友情が芽生えたので保護。

 ……こんな所でしょうか(最後のはネタですが)。個人的には「5」が一番可能性が高いように思いますが、ハルナの性格を考えると「6」以外の全てにも少なからず可能性があるような……(笑)。一体彼女は何を考えているのでしょう……。


 それと、もう一つ。

     
 ウルスラ2Dの英子達が1時間目から登場していたというのは割と有名な話だと思いますが……

     
 その上のコマにいるのも全員ウルスラ2Dのようですね。
     
 5~6時間目を見てみると、同一と思われるキャラクターが存在します。私は今日になってようやく気づいたのだけど、他にはどれだけ気づいている人がいるのだろう……。周知の事実だったら恥ずかしいですね……(;´Д`)。


 じゃ、今日はここまで。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニメ化。

2006年12月17日 13時35分14秒 | Weblog
 ども、『ハヤテのごとく!』がアニメ化決定で狂喜している江戸です。まあ、2・3合併号で、「つい顔がほころぶ、今年一番の思い出は何ですか?」という質問に対するコメントが、↓のような内容だった時点である程度は予測していましたが。

     
 何はともあれ、これで動いて喋る綾崎ハーマイオニーに会える(えー)。あ、ハヤテの声優さんは是非女性でお願いしたい。男だと萌えないので(いや、その前にハヤテの性別については良いのか?)。それと、ナギの声も気になりますね。個人的には斎藤千和を希望!(誰もお前の意見なんか聞いていない)。
 ともかく、今からどのような内容になるのか楽しみですな。特に原作のオタクネタを、何処まで再現できるのかが最大の注目点だと思うのですが。まあ、『ぱにぽにだっしゅ!』や『ネギま!?』が大丈夫なら何とかなるような気がしないでもないけど(^^;)。あと、久米田師匠がどのような反応をするのかが非常に気になります(笑)。


 じゃ、次に続く。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乃木坂さんがお家にやってきた。

2006年12月16日 16時33分24秒 | ラノベ
 ども、昨晩は悪夢にうなされた江戸です。突然ですがワタクシ、昆虫が嫌いでして。いや、観察するのは嫌いではないのですが、触るのが致命的に駄目です。で、その嫌いな昆虫を、夢の中とはいえ服のポケットに大量に詰め込まれた日には……(((( ;゜Д゜))))ヒィイイイー。で、タランチュラみたいのが背中をはいずり回ったりしてね……つдT)。その感触のあまりの気持ち悪さに、思わず地面に倒れ込んだ……orz。
 ……あ~、私は夢見が悪い方なので、結構怖い夢には慣れているつもりだったのですが(おかげでホラー映画もあまり怖く感じないし)、今回のは久しぶりに心底恐怖に戦いたわ……。


 さて、今日は先日買ってきたラノベの話。

●乃木坂春香の秘密(五十嵐雄策)

     
 電撃文庫のアキバ系ラブコメもついに5巻目。今回はクリスマスのエピソードを中心に語られています。なので、独り身の読者には少々辛い内容かも(笑)。でも、ほのぼのとした内容なので、個人的には気持ちよく読めましたけどね。まあ、今回は春香のオタク的ながあまり書かれていなかったのが寂しくもありますが。でも、ドジっ娘なのは相変わらずですなぁ。
 あと、気になる新キャラも(前巻にもチラリと出ていたようですが)。

     
     天王寺冬華
 春香も典型的なお嬢様キャラですが、こちらも典型的なお嬢様キャラ。しかし、その属性は完全に春香とは対局にある。所謂、我が儘なツンデレ系ですかね。個人的にはかなり好みなキャラです。今回は顔見せ程度でしたが、次回以降の活躍がどうなるのか気になるところ。

 さて、個人的に『乃木坂春香の秘密』は楽しく読めるお気に入りの作品ではあるのですが、たまに気になる表現があったりします。今回では「皮膚呼吸」という言葉を使っていた事とか。人間は皮膚呼吸をしないそうなので、それを知った上で使っているのか否かで作者の力量への評価が分かれると思うのですが。
 まあ、面白い表現をしようとした結果、事実を知った上で使った可能性もありますし、そういう細かいところにツッコミを入れるのは野暮かなぁ……とも思いますが。重要なのは作品として面白いかどうかですしね。でも、ちょっと気になったので。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

硫黄島からの手紙。

2006年12月14日 23時44分34秒 | Weblog
 ども、ちょっと遠出をしてきた所為でグッタリしている江戸です。しかも、あまり時間も無いので、今日は文章のみで失礼。

 
 え~、本日は両親が「何か映画を観たい」というので、一緒に『硫黄島からの手紙』を観てきました。このチョイスは私の希望。最近、NHKで「硫黄島戦」の特集番組を観たり、フジテレビのドラマを観たりして興味があったので。

 で、感想なのですが、端的に言うと「酷い」の一言に尽きますね。いや、「作品の出来が」という意味ではなく、戦争の凄惨な描写が……という意味で。もう地獄絵図ですよ。特に中盤での集団自決のシーンは本気で気分が悪くなるほど悲惨。
 また、これほどの地獄がたった数十年前に繰り広げられていたという事実にも戦慄を禁じ得ません。そんな何百年も前の事ではないから、また同じような状況に日本が陥るのではないか……というような、漠然とした不安感を感じるのですよね。人間の本質なんて、そんな短い時間で変わる物ではないですから……。
 
 ともかく、この映画はかなり後味が悪い作品であることは間違いありませんし(まあ、戦争映画はそれでいいとは思いますが)、万人向けだとは言い難い作品なのかも知れません。
 しかし、それほどまでに凄惨な内容だからこそ、自分たちがいかに恵まれた環境に生きているのか、それを実感できます。その点だけでも、この映画を観る価値があるのではないでしょうか。

 また、私の親族にも先の大戦で戦没なされた方がいるのですが、私が生まれる何十年も前に亡くなられた方ですし、もちろん顔も写真でしか見た事がなかったので、まるで赤の他人であるような感覚でその人の事を認識していました。しかし、この『硫黄島からの手紙』を観て、「身内にもあのような地獄で戦い、そして亡くなった人がいたのだ」と思うと、もう悲しくて悲しくて。今更だけど心から哀悼の意を捧げたい。
 このように、多くの人がこの映画を観て、戦没者の方々を悼む気持ちを持ってくれるのなら、それは大きな意義があるのではないかと思います。しかし、日本人にそう思わせる作品を、かつての敵国だったアメリカの人間が作ったという事実が一番凄いやね……。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネギま!キャラクター大辞典第25回

2006年12月12日 17時51分26秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 毎度! 相変わらず眠気と戦っている江戸です。で、ふと気づいたのですが、実は自分、酸欠気味なんじゃないかと……。冬は冷気の進入を防ぐために、窓へビニールを貼って密閉しているので、酸素の供給が不足しているのかもしれません。だからいくら眠っても足りないという状態になるのでしょう。つまり、室内で七輪とか使ったら、即死亡フラグになるという事ですな(((( ;゜Д゜))))。


 それでは、早速ネギま!キャラクター大辞典の第25回目をいってみましょう。今回はこの人。

     
     古菲(クー フェイ)

 古菲といえば、現在はネギにとっての格闘面での師匠であり、武道四天王の一人であるというイメージが強いと思いますが、初期の彼女を語る上で欠かせない要素と言えば、やはり「バカレンジャー」ではないでしょうか。

     
 初期のネギま!にはバトルシーンはほとんどなく、また「武道四天王」という言葉自体も作中には出てきていないので、必然的に武闘派の古菲はバカレンジャーの一員としてしか活躍する機会を得られませんでしたし、このバカレンジャー入りを境にして、彼女は多くの読者に認識されるキャラになったと言えるでしょう。
 まあ、まだこの時点では、前作『ラブひな』の読者にとってカオラ・スゥの後継キャラというイメージの方が強かったかもしれませんが(笑)。

     
     カオラ・スゥ
 実際、肌・髪・瞳の色がことごとく類似しております。もしかしたら古菲は中国出身なのではなく、モルモル王国出身で只の中国マニアなのではなかろーか(笑)。

 さて、バカレンジャーとしての古菲ですが、そのテストの平均成績は学年の生徒737人中の600番台で、下から数えた方がはやいです。

     
 しかし、よく見ると、バカレンジャーのメンバー内では夕映に次ぐ2番手である事が分かります。また、他のテストでも常に2番手をキープしているのですよね。

     
 英語の居残り小テストでも、夕映に次いで2位。

     
 期末テストでも明日菜に次いで2位です。
 少なくともバカレンジャーの中では優秀な方ですし、日本語に不慣れだというハンデも考えると、周囲の評価ほどはバカでは無いという事になるのではないでしょうか。そもそも、多少怪しげな訛りがあるものの、これだけ流暢に日本語を操っている時点で彼女の頭が決して悪い訳ではない事を示しています。

     
 実際、146時間目(16巻)でも、とっさの機転でいいんちょの説得を成功させていますよね。まあ、物事を深く考えるのがあまり得意ではない事は確かだと思われますが、頭の回転ははやい方でしょう。

 ただ、古菲の場合、実は日本での生活が中学からではないという可能性も否定出来ませんので、日本語に不慣れだというハンデは成立しない事も考えられます。実際の所、彼女の出身や国籍はもちろん、いつ頃日本に来たのかも謎に包まれているので、上記の「モルモル王国出身説」はもちろん、「日本出身説」を唱える事も可能です。
 つか、日本人でしょ、この阿久津?(笑)

     
 初期設定ではどうやら日本人だった模様。1巻巻末の身長設定では、古菲に「阿久津(?)」、チャオに「古」と名前がついていますよね。この事から推測するに、古菲は元々日本人だという設定で、褐色の肌は当時まだ強い勢力を誇っていたヤマンバギャルのガングロの名残だったのではないか……とも思えます。もしも本当にそうだったのだとしたら、今の設定になって本当に良かったと思う(笑)。
 まあ、「日本出身」はオーバーだとしても、「中国出身の日本育ち」という可能性は充分に有り得そうです。

 それでは、何故古菲が麻帆良学園に来たのかを考えてみましょう。私が思うに、古菲に限らず、特殊な能力を持った生徒は学園にスカウトされて麻帆良の地に訪れたのではないでしょうか。実際、3-Aの生徒の面子を見ると、全員魔法使いか、その従者になれる才能を持った生徒ばかりが集められているように思えます。つまり、古菲も学園、ひいては魔法界にとって、将来的に有益な人材だと判断されたのでしょう。だから、彼女の留学についても、学園から資金援助等がなされているものと推測されます。

     
 仮に魔法界が関係なくても、55時間目(7巻)でのボーリングの件でも分かるように、あらゆるスポーツをプロレベルでこなせる彼女の存在を放っておく手はないでしょう。各種のスポーツ大会に出場させれば、ほとんどの個人種目で世界新記録を出して優勝してしまいそうですし、それならば彼女が所属する学園の名を全国的に広める等の利用価値は色々あるはずです。

 ところで、古菲は周囲から「バカで色気が無くて、恋愛事にも無縁」という風に認識されているようですが……

     
 37時間目(5時間目)では、ネギ(偽)とのキスに照れたり、

     
 75時間目(9巻)では世界樹の噂に反応するという、意外に乙女な側面も。また、94~95時間目(11巻)では、ちょっとネギの事を意識し始めている描写もあります。

     
 今後、恋愛面で彼女がどのような変化を見せてくれるのか、それが気になるところです。


 さて、物語が進んでくると、古菲はバカレンジャーよりも、武道四天王としての側面の方が重要になってきました。
 まず、古菲にとっての大きな転換期は、やはり修学旅行終盤での、ネギ陣営と天ヶ崎陣営の総力戦でしょう。

     
 ここで戦力として無視できない存在に昇格したのは勿論、後にネギの師匠になる事にも繋がっていきます。そして、ネギの師匠となってからは、完全にネギま!という作品にとって欠かせない重要な立ち位置を手に入れました。
 ただ、この時点では作品にとって必要な存在でも、大多数の読者にとって必要にされていたかというと、そうでもなかったように思えます。事実、人気投票の3回目と4回目はともに25位という低い順位に甘んじていました。
 そんな状況が一気に変わったのは、やはり武道大会編からでしょうか。

     
 もう、龍宮との死闘には読んでいて思わず泣きそうになりました。個人的には武道大会で最も熱い試合だったと思います。直向きに強さを求める古菲の姿に感銘を受けた読者も多いのでは?
 あと……

     
 このヘソの可愛さは異常!!(笑)
 これで古菲に転んだ人も少なくないはずです。ともかく、この試合を境にして人気が上昇し、その後に行われた人気投票でも13位と、見事に復権を果たしました。私個人としても、ベスト5に入るほど好きなキャラになっています。

 ところで、武道四天王の中では最弱とも言われている古菲ですが、それでも初期から比べるとその成長具合が見て取れます。
 例えば、10時間目(2巻)でのこのシーンですが……

     
 学園長が操るゴーレムを相手にナックルダスターを用いて打撃を与えている訳ですが、亀裂こそ入れている物の、ゴーレムをぐらつかせる程度の威力にしかなっていません(ゴーレムに魔法防御が施されていた可能性や、まき絵の安全を配慮して古菲が手加減した可能性もありますが)。
 しかし、149時間目(16巻)では……

     
 多脚戦車を、素手で完全に吹っ飛ばしています。ゴーレムと多脚戦車の正確な重量は定かではありませんが(おそらく双方とも1㌧超)、サイズから推測すると多脚戦車の方が重い可能性が高いのではないでしょうか(構成物質にもよりますが)。となると、現在の古菲は物語の初期から比べると、桁違いの攻撃力を得ている可能性も考えられます。これは、ネギ等が使う自身への魔力供給をヒントに、気の使い方に工夫を加えたからなのかもしれません。
 その真偽はともかく、既にほぼ完成された強さを誇っている他の四天王とは違い、古菲はこれから成長していくキャラだというのは間違いないでしょう。今後の成長と活躍が楽しみですね。


 それでは今回はここまで。次回は「豪徳寺薫 他」の予定です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エネルギー切れ。

2006年12月10日 17時15分12秒 | 落書き
 ども、除雪作業で力を使い果たした江戸です。いや……大した運動量では無いのですが、普段はあまり動かないのでキツイです。もう嫌!つдT)
 でも実際の所、雪国で一番嫌な事と言えばやはり除雪作業です。寒いのはまだ我慢できるけど、除雪作業は1日に何回もやらなければならない事もあって非常にメンドイ。どうせ春にはとけるのだから、いっその事そのまま放置したい所ですが、それをやると社会的立場が危うくなる上に、玄関が雪でふさがれて閉じこめられる罠。結局、やらない訳にはいけません……(;´Д`)。


 それはさておき、今日は除雪作業で疲れたので、昔描いた絵を貼ってやり過ごす事にしましょう。
 ちなみに、これらの絵は1999年~2002年頃に描いたものです。

     

     

     

     

     

 これらは、私が書いた小説の挿絵として描いたものです。確か全部で70枚以上描いている筈なのですが、その中から比較的まともなのを数点ピックアップしました。なんつーか、やっぱりモンスター関係に力を入れて描いてますね。
 あと、カラーは苦手なので、あまりまともなのがなかったので1枚だけ掲載。これも表紙用として十数枚は描いてるのですが、最後まであまり良く描けなかったなぁ……。
 それにしても、自分の小説の挿絵を自分で描くのは効率が良いのか悪いのか……(;´Д`)。

 なお、この絵の元となった小説は、いずれこのブログ上で連載してみたい気もしますが、今のところ未定。なにせ一番最初に書いたのが10年以上前の話なので、既に時代遅れの感が否めませんし、文章自体も拙いですから……(^^;)。でも、愛着のある話なので、機会があればなんとかしたいですね。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラノベと私。

2006年12月09日 15時39分36秒 | ラノベ
 ども、髪を切ってきた江戸です。もちろん失恋したからとかそういう事ではありません(笑)。なんというか、髪質が柔い所為か、ちょっと伸びるとカールして収拾がつかなくなってくるのです。だから割とこまめに床屋に行ったりするのですが……冬なのでちょっと頭が寒い気が……。あと、田舎なので散髪代高いのも痛い。他所の倍くらいの料金になるんですよねぇ……つдT)。


 さて、今日はちょっとラノベ(=ライトノベル)の話を。
 私はラノベが好きで、自分でも同人で書いていたくらいなのですが、最近は読む量が激減してしまいました。昔は1日に3冊くらい読んでいた事もあったのですが、今では半月に1冊くらい。
 いや、読む暇はあるんですけどね。だけど、暇があると何故か逆に読まなくなる不思議。たぶん「いつでも読めるから、今じゃなくてもいいや」という心理が働いているのでしょう。あとは、ネットで日常的に大量の文章を読んでいるから、文章に飢えていないという事もあるのかもしれません。
 だけど、最大の原因は「目が悪くなった」事が大きいのかも。なんだか、すぐ目が疲れて、小さい字を読むのが辛いんですよねぇ……。たぶん、眼鏡が合わなくなってきているのでしょうな(年齢の所為だとはあまり考えたくない)。
 「じゃあ、眼鏡を買い換えればいいじゃない」
 ……という意見も聞こえてきそうですが、普通に5~6万円もする物を頻繁に買い換えてはいられません。最近は安い店が増えてきたとはいえ、それでも2万円はしますしねぇ……。眼鏡に2万円使うくらいなら古くなったPS2を買い換えたいよ!(えー) 結果、ギリギリまで我慢してしまうのです。

 で、話はラノベに戻りますが、あまり読まなくなったとはいえ、面白い作品なら一気に2~3時間くらいで読んでしまいます。最近では『涼宮ハルヒ』シリーズがそうですね。他には『ゼロの使い魔』シリーズも一気読みできました。

 で、今はこれを読んでいるのですが……

     
  ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険(ヤマグチノボル 著)
 実はまだ2話目。主役のタバサがルイズのように強力なツンデレオーラを出している訳でもないので、ちょっと地味目な感じがします(まあ、他に目立つ奴が居ますけど)。あと、今2話目を読んでいる訳ですが、先の展開が手に取るように読めるというのも、ページをめくる手を鈍らせている要因でしょうか。試しにちょっと先の方をぱらぱらめくって見たのですが、やっぱり予想通りの展開でしたし(ちなみに、ネタバレは結構平気な人間です)。良くも悪くも王道的なストーリーの構成をしているんですよね。
 まあ、まだ最後まで読んでいないので、今評価を下すのは早計というものです。それに、シルフィードの設定にはちょっと意表を突かれましたし。ただ、やはり本編から比べると淡々とした印象があります。
 でも、取りあえずタバサの声を茅原実里に脳内変換しながら読めば結構楽しめるような気がします(を)。いや……だって、ゼロのアニメ観はた事無いから、タバサの声知らないし……(問題はそこじゃねぇ)。でも、みんなナガトって思うよね……?(;´Д`)


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たぶん太陽電池で動いている。

2006年12月08日 16時15分14秒 | 落書き
 ども、日が沈むと途端に行動力が落ちる江戸です。もう夜が眠くて仕方がありません。昨晩も深夜の1時まで起きているのが限界でした。おかげで深夜アニメも観られませんよ……つдT)。


 さて、今日は特にネタがないので、いつものように絵を貼っておきます。

 まずは、なんとなく鳴滝姉妹。


 テキトーに落書きしていたら、何故かこんな絵になりました。あと、髪の色がなんとなく違うような気がする……(^^;)。

 次は、ちびせつな学祭仕様。


 これは次に出す同人誌の表紙の一部です。他にも何か描くけど、まだ下描きが終わってなかったり……(;´Д`)。あと、実際にはカラーじゃなくて2色カラーの表紙になります。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする