岡田克也外相は17日の衆院外務委員会で、米軍核兵器積載艦船の日本寄港に関し、「(核兵器を作らず、持たず、持ち込ませずという)非核三原則を堅持する」としながら、「緊急事態」などで、核兵器を積んだ米艦船の一時寄港が必要な場合、「そのときの政権がギリギリの判断を、政権の命運をかけて行う」と述べ、“有事”の核持ち込みの可能性について関係閣僚として初めて言及した。これを有事の際に米国から核搭載艦船の立ち寄りを迫られた場合には、「時の政権が判断すべきだ」との考えを示したものなどと解説する馬鹿な報道も見受けられるが、密約と三原則の関係について何も分かっていない。
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