2000年代前半、アフガン、イラク戦争支援と「構造改革」に狂奔する小泉政権批判の市民運動の先頭に立った日本共産党を狙ったビラ配布弾圧事件が続いた。2003年11月、休日に自宅近くで「しんぶん赤旗」号外などのビラを配り、国家公務員法違反(政治的行為の制限)に問われ、一審で有罪とされた社会保険庁職員、堀越明男さんの控訴審判決が29日、東京高裁であり、中山隆夫裁判長は逆転無罪を言い渡した。日本の公務員の市民的政治的権利の保障は国際基準からみて、あまりにも遅れている。この5月18日には、改憲手続き法(国民投票法)の施行期日が到来するという問題もある。公安警察による違法弾圧の追及が引き続き必要である。。
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