ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

追悼アクアへ

2008年12月19日 | Weblog
モンド(旧タネ吉)の里親様
いつもDSVを温かく見守って頂き、そして
応援、ありがとうございます。

追悼アクアに送る虹の橋へ を
ありがとうございます。

切ない気持ちに涙しました。

一日も早く家族のいないわんこさん達に、「特別なあの人に」
なって上げて下さい。
ずっと待っています。

アクアちゃん天国へ

2008年12月19日 | アクアのこと
本日アクアの一時預かり様より、アクアが天国に旅立ったことを・・・。
先日お知らせ致しました様に、アクアの衰弱が著しく進んでいた為、
アクアの本当の家族探しは打ち切らせて頂き、間もない悲しい
ご報告となりますが、
最期のアクアは、幸せだったと思います。
一時預かり様の腕の中で、苦しまず、安らかに、眠るように息を引き取った。
アクアの、最期を看取って下さったことに、心より感謝致します。

アクアを引き取った2007年1月11日、まだまだ寒い冬空の季節でした。
約3ヶ月程シェルターで過しましたが、食に偏食で必要摂取量のフードを
食べてくれなかった為、見る見る内に痩せ始めたことに、
スタッフも心を痛め、懸命に一時預かり様を探しておりました。
心当りのある方にも、頼んでみたのですが、老犬は大変だからと
どなたにもお断りされて、やり切れない気持ちになったりもしました。
でも、飼い主に捨てられたアクアは、「これいらない」と飼い主と別れたことに
怒っていると思えるほどドッグフードをひっくり返したりで、拒否の態度
いわゆる偏食気味のアクアにして上げれること、シェルターでは限界を感じ、
どなたか、アクアの里親かアクアの一時預かり先が見かりますことを願い、
たんたん家さんにアクアの状況をお話したところ、
一時預かりを引き受けて下さったのです。
誰もが嫌がり、避けたい老犬のお世話、挙句の果てになんで老犬なんか
引き取ったん?安楽死をした方がましでしょう。など心無いメールも
ありました。しかしDSVは老犬だから最後が短い命だからこそ、
その犬の生命力に任せたいと考えます。
人間の判断で勝手に息を止める必要があるのでしょうか?と考えます。
もし老犬だから・・・。だけの理由で、見放す心無い冷たい行為は、
つまり人間に例えれば、老人や、介護に大変な老人を邪魔者扱いすることと、
同じ真意に取れます。

確かに老犬は、若い犬に比べて先が短いかもしれません。
だからこそ、慈悲の気持ちを捧げて欲しいと考えます。
若い犬より、短いかもしれない命だから、短い期間かもしれないが、
一緒に過す密度も深く、愛情も深く、愛おしく感じるものがあります。

多くの人が望む、一歳でも若い犬がいいです。という言葉には、
悲しい気持ちになります。
又、老犬だからと飼い犬を、保健所に持ち込む飼い主も少なくないようです。
何故、そんな惨いことができるのか?
そして捨てる神あれば拾う神あり。
どの子にも出会えてありがとう。と言う気持ちになります。

今回のアクアの死を迎えて、お預かり頂いたたんたん家様より
「たんたん家アクア」として、見送りたいとの意向を伺い、嬉しいです。
アクアのお世話にたくさんのエピソードを伺っておりましたので、
楽なことばかりではなかった思います。
本当に本当にアクアをありがとうございました。

そして、お一方様よりアクア募金1万円をご寄付頂きましたので、
わたくしどもからのお志を合わせて、3万円をアクア埋葬費として
アクアに送ります。どうかアクア、受け取って下さいね。

アクアと出会えてありがとう。

アクア、さようなら。。。