ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

シーズ犬

2007年11月13日 | 譲渡犬里親募集
本日保健所に収容されていたシーズをレスキューしました。
この子の飼い主さんがお亡くなりになり、その子供さんにより
処分に持ち込まれました。

何故どうして?とこの子の表情に不安が漂っています。

この子を救いたいけど現在シェルターは満杯で保護は無理です。
そこで数年前から計3頭の里親になって頂いているFさんに連絡を取り
事情を説明しました所、一時預かりOKとのお返事を頂き
本日保健所よりレスキューに至りました。

2年半以上になりますが、Fさんに里親になって貰ったこのわんちゃんを
見て下さい。
  

初めて見た時、一体何犬ですか?と考えてしまうほど、ものすごく劣悪な環境で
飼育されていたこと一目両全です。
拾得され警察に保管されていました。
きっとこの子が保健所に収容されていたら処分されていたと思います。
警察だから引き出せたのです。

全身がニキビダニに侵され、手足ははれ上がっていました。
フィラリアも強陽性だったので、治療の注射を接種することが出来きず
週一の薬浴を繰り返し薬浴は今でも続けているそうです。

僕幸せになったよ。

上のボロボロの犬と同一犬とは思えないほど変わりました。
あの時、処分されているかも知れない命が救われ、
今でも元気一杯に暮らしています。

その2年半前夏この子の里親に名乗りを上げて下さった方が今回も救いの手に
協力を頂きました。

今回レスキューしたシーズちゃんの飼い主の死が、この子の運命を
最悪な方向へと
でも、生きるチャンスさえあれば幸せになるチャンスもあるのです。

保護日11月13日
シーズ犬 
男の子
体重7kg
フィラリア+
性格は大人しく他犬に対しても友好的です。
お腹に大きなヘルニアがあり手術にて切除予定です。
手術費用の援助にご協力をお願い申し上げます。

12月から遺失物法が改正となります。
これまで警察に届けられていた迷子犬達が保健所に収容されることになれば
処分される犬達が増えるのではないかと危惧しております。
DSVは処分される犬達を救う為にこれからも頑張りたいです。

どうか応援して下さい。