英彦山モノレールの車窓越しにシャクナゲ園を。
ゴールデンウイークも終わってしまった。その最終盤の二日間、九州は遠出をするなら最後ですよというかのように初夏の輝きに恵まれた。連休期間中、どこにも行っていない妻が、JRウオーキングのカタログを見て、佐賀の九年庵なら同行したいと言う。春のツツジと秋の紅葉で有名な九年庵の評判を知っていて、前から一度行きたいと言っていたところだ。そのスタート駅は佐賀の神崎。古代遺跡で有名な吉野ヶ里の最寄り駅でもある。ところが小倉からは遠いので朝一番のバスじゃないと間に合わないし、夏日が予報されているなか、14キロの踏破距離に日頃歩きなれていない妻が耐えられるか心配だったので、急遽英彦山ドライブ+立ち寄り温泉に変更することにした。シャクナゲが見頃でもあるし、英彦山ならば網を持って採集もできると踏んでのことだ。
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快晴の天気の下、新緑の息吹を感じながらビッツは快適に走り、無事に英彦山の銅(カネ)の鳥居に着いたのが10時前。ここから中腹の奉幣殿までモノレールが通っている。もちろん登山道を歩いても良いのだが、帰路に歩くことにして登りはモノレールに乗ることにした。モノレールに乗ってみたかったのと、モノレールからシャクナゲの群落を眺めたかった。
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モノレールのおかげで奉幣殿から英彦山頂までは2時間弱と気楽に登れるようになったので、家族連れのハイキング気分のお客が多かった。もちろん天気も良く、子供の日ということもあったと思う。眼下にシャクナゲが咲き誇っているのを見下ろし、遠くに香春岳や福智山の山塊を眺望して、モノレールは実に快適だった。
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奉幣殿で参拝した後、下りは石段を避けて迂回路を歩いた。もちろん私は網を持って。ところが英彦山の気温は低いのだろうか、天気は良いのに蝶の数が少ない。時期的に少し早かったのかも知れない。
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<o:p>英彦山奉幣殿と満開のシャクナゲ</o:p>
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帰りに赤村の「源じいの森」温泉に寄った。ここはもう数度も来ている。のんびりした露天風呂と食事が安くておいしいところだ。たいして汗もかいていなかったが、風呂に浸かり疲れをほぐした後に、赤定食を食べた。赤米のご飯で、惣菜も山菜がメインで健康食の感じ。(写真を撮り忘れたのが残念)<o:p></o:p>
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連休最後は福智山へ。鱒淵ダム湖畔の私の穴場だ。ここで昨年に続いてトラフシジミなどをGET。<o:p></o:p>
帰りにフィットネスに寄って、翌日に疲れを残さないようにサウナに入った。
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そして今日から普通の生活に。 10日ぶりに接する学生たちは相変わらず元気で若々しく喧騒じみている。この日常が夏休みまで続く。元気をもらえるのだが、そのエネルギーの貯蔵庫が疲労しているのが気がかりだ。
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