<o:p> 博多総鎮守 櫛田神社。博多っ子の参拝が絶えません。</o:p>
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和君が頑張った運動会の翌日の日曜日、和君は空手の大会があった。 私も応援に行きたかったのだが、その日は丁度博多で櫛田本因坊戦という囲碁の大会があった。空手の大会はどんなものなのか良く分からないが、顔や頭を叩いたり蹴ったりすると反則で負けとなる。試合時間は1分間で、それでも勝負がつかないときは延長になると聞いた。何ヶ月か前の大会のときは、和君はルールを良く理解していなかったのか、開始と同時にいきなり顔を叩いて反則負けを喫したようだ。 今回は充分に指導を受けていて、反則負けではなかったが、延長戦までもつれこみ、最後は負けてしまったときいた。相手の年齢やどんな戦いをしたのか、ビデオが出回るまではお預けなのだが、和ママの話では、素早く動いて頑張って戦ったらしい。親の甘い視線なので、実際はどうだったのか、ビデオが待ち遠しい。
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実を言うと、私は博多山笠で有名な博多総鎮守、櫛田神社に詣でたことはなかったので、櫛田本因坊戦よりも櫛田神社に訪れるのが楽しみだった。その年の当番の一番山笠が早朝の博多を山笠を担いで激走し、櫛田神社の境内で祝いめでたを唄う勇壮な博多山笠は勿論知っているのだが、実際に見学したことは無い。
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櫛田神社の大銀杏、博多山笠を眺め続けてきました。自力では困難で介護されていました。
箒のあとも清清しい神社に詣で、大銀杏を眺めてこれがあの櫛田神社なのだなとしばし、感慨にふけった。
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さて、櫛田本因坊戦、私はBクラス(3,4段)に出場したのだが、緒戦は見事に負けてしまった。どうも猪年の習性の様で、気が逸って無理な戦いを仕掛けてしまった。反省だ。 敗者復活の2回戦は相手が小学校の4年生くらい。囲碁を覚えて短いのだろうが、伸び盛りなのか手が早い。今度は緒戦の反省を生かして、相手の石を取ってしまった。手筋のバラエティさではまだまだ負けていない。
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で、2回戦が終わると昼食を含め、2時間近くも待ち時間が有り、緒戦は負けているので、賞品は3位が最高で、それも残り3回を全部勝たなくてはならないという不利な条件だったので、櫛田神社に詣でただけで満足して、その日は帰ることにした。この日は快晴の上天気で、対局場が熱気もあって異様に暑かったので、気分が悪くなったことも要因ではあった。
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社長はAクラスで出場していたが、3連勝したあとで用事があるとかで帰ったし、Cクラスで出場していたA部長は3位の表彰前に遅々とした進行に痺れを切らしてやはり帰ったと聞いた。この日は暑かったので、体力的に負担が大きかったのだと思う。次回はもっと効率よい運営をお願いしたいが、この本因坊戦、39回を数える由緒ある大会なのだが、今年の異常熱波がこんなところにも影響を及ぼしていたのかも知れない。<o:p></o:p>
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和君の運動会で、和ママが頑張って放送係を務めたと前記事で紹介した。 何にでもチャレンジする姿勢は微笑ましく、嫌な顔せずに協力するので友達も多い。その和ママ、ピアニストグループの後輩がショパンコンクールの韓国予選に出るのでその練習相手として大わらわだ。運動会の頃には100ページほどのコンチェルトの譜読みが大変で、体調が悪かったといっていた。
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後輩の応援するのになぜ楽譜を覚えなければならないのか不思議に思ったのだが、ショパンコンクールは交響楽団とのドッキングで審査されるという。そういえば、超一流のピアノコンクールをTVで見たことがあるが、オーケストラと協演していた。和ママは何とそのオーケストラ役で後輩の協力をしていたのだった。オーケストラだから色んな楽器を模してピアノ演奏しなければならないし、第4楽章もあると曲自体がとても長い。100ページと云うのも頷ける。譜読みのあとは当然、その練習。ピアノの端から端まで使っての演奏だから疲れると思うが、自分の実力維持にも役立つので良いことだ
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後輩はポーランドにピアノ留学しており、現地で結婚してポーランドに居を構えているのだが、今回のショパンコンクールに出る事が決まって、急遽単身で帰国し、練習に励んでいるという。予選会は10月末らしいが、その間、色んな人に練習相手をお願いしているのではないかと思うが、大変なことだ。長女にとっても、自分のピアノを新たに見直す良いチャンスになるかもしれない。韓国での予選会、上手く行けば応援に出向くかも。
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