ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

ウオーキング「秋編」スタート

2012-09-09 20:39:29 | アウトドア

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  開通50年になる若戸大橋

 

 夏の間、休みだったJRウオーキングが再開した。秋編だ。今年は残暑が厳しくてウオーキングも少し早いかなと思っていたのだが、その一弾が海底トンネル。これは絶対に逃してはならないコースだ!

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 若松と戸畑をつなぐ若戸大橋、完成してもう50年経つ。当時は東洋一の吊り橋として有名で、ゴジラもわざわざ壊しに来たほどだ。私も高校一年だったが、学校の行事でこの若戸大橋を渡った思い出がある。現在は歩行者道路は廃止されて車専用となっているが。

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それからずっと市内の大動脈として利用者が多く、朝夕のラッシュ時には数珠つなぎになる。この対策として第2若戸大橋として今度は若戸トンネルが若戸大橋に併設される形で9月15日に開通するのだが、その前に通り初めとしてJRと北九州市がタイアップして企画したようだ。自動車専用トンネルなので、二度と歩行して洞海湾を渡ることはできなくなるのでぜひとも参加しようと思っていた。

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 八時半、戸畑駅で受付を済ませ、案内パンフに従って若戸トンネルを目指す。この時点で参加者が多いと思ったのだが、私と同じように長い夏休み明けを待ちかねていたのか、海底トンネル踏破をしたかったのか、実に参加者が多く、ウオーキング参加者が途切れることは無く、1万人以上が参加したのではないかと思えた。

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 若戸トンネルの海底部分はわずか数100m程度で、そんなに長くは無かった。中央が仕切られた片側二車線で、何ということは無い普通の自動車道と思えたのだが、驚いたのが工事施工方法。片側二車線分の道路を100m位の長さで分割して作り、それを海底に埋めたという。要するにマッチ箱のような直方体の箱を必要数作り、海を曳航した後、それを海底を掘って埋めたのだ。もちろん、マッチ箱は据え付けた後で、その口の部分を取り外して互いに強固に連接して海水が入らぬように密閉する必要があるのだが、その技術は大したものだと思った。

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<o:p> 戸畑側トンネル入り口とトンネル中央部。資料などが展示されていた。</o:p>

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 私が凄いと感じたのは、このマッチ箱、曳航するのだ。要するに船なのだ。それを所定の位置に埋めるのだがどのように沈めるのだろうか。マッチ箱に水を入れて沈めた後に水を抜き取る? 海水だと手っ取り早いが、技術屋の私としては海水だと錆びや金属が劣化するからとてもじゃないがGOを出せない。内部の機能をそのままに保って、浮力を失くして沈める方法が私には思い浮かばない。マッチ箱内部を真空にすれば浮力は無くなるのだろうか?

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 そういえば、一週間くらい前、高校クイズ日本一のTV番組があって、東京の開成高校が三連覇したのだったが、私から見ると彼らは異星人のように記憶力と計算力が高く、この難問?にも簡単に答えを出すのだろうか、などと帰りの電車の中で思ったりもした。

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 海底ウオーキングも11時過ぎには終えて我が家に帰ったのが12時少し前。汗びっしょりだったのだが、ソウメンを食べて一休みした後、エアロビに。ウオーキングの万歩計は9950歩だったのに、何故か元気が溢れていた。長い夏休みでウオーキング復活が嬉しかったのだろう。

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 元祖若戸大橋も開通50年。これを記念して若戸大橋ウオーキングが来月末に催されると言う。これが最後の歩行者渡橋となると思う。参加予約が必要だとのことなので、昨日インターネットで申し込んだ。多数の場合は抽選らしいが当たって欲しい。50年ぶりに若戸大橋の上から皿倉山や足立山が見渡せる。

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コメント (13)
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