土曜日、奏汰君が通っている保育園は卒園式と云うことで、2歳児はお休み。パパ・ママは仕事なので我が家で奏汰君を預かることになった。前日が和音君、今日は奏汰君と連日のお守りデーだ。次女から聞いた話だが、奏汰君が「バアバの家に行って、ジイジと遊ぶ」と言ったそうだ。遊び友達と思われているのが何となく嬉しい。我が家に来ても、まず「ジイジ!」
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天気は良いし、家の中ばかりじゃ退屈だろうと、我が街の動物園に行くことにした。旭山動物園が有名だが、この到津(いとうづ)の森公園も色んな趣向を凝らしている。夜中の動物園探索とかいう企画もあるようで、人気が出ている。
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<o:p>モルモットとふれあい。</o:p>
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動物とのふれあいが人気があるようで、餌をやったり抱きしめたりするヤギやウサギ館に人が集まっていた。まず、奏汰君はロバに乗り、次いでヤギにキャベツを与え、モルモットを抱きしめて、ふれあい体験。動物好きの奏汰君、恐れることなく堂々と触れ合っていて小さな身体が頼もしく感じた。
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ゾウさんやサル山、チンパンジーなどを順路に沿って見物したが、ライオンのバリバリショーがまもなく開かれると場内放送された。どんなものだろうかと興味津々でライオン舎のガラスの前にゆくと、もう大勢の子供たちが待ち構えていた。妻は奏汰君を抱きかかえて何とか最前列を確保したので一安心。
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係員の説明によるとライオンの食事は1日1食で、肉を3キロくらい食べるらしい。バリバリショーと云うのは、おやつに相当しており、牛の肉付きアバラ骨を与えるのだそうだ。ライオン舎にはオスとメスが1頭ずついるが、食事の習性としてはまずオスが餌を取り、その後でメスがおこぼれを頂戴すると言っていた。なるほど、ルールがあるのだ。
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時間になって、ライオンも気配を知ってか動きが慌しい。アバラ肉が投げ込まれた瞬間にオスが駆け寄ってすぐさま咥えた。その後2本目の肉が投げられたが、それにメスは咥え付いて遠く離れた場所で食べ始めた。骨を折る音がバリバリ聞こえた。それでバリバリショーなのだった。
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和音君だったら眼を輝かせて乗ると騒ぎ出すであろうミニSLには私と奏汰君が乗った。1週150m位の乗り物広場を2週だ。結構風を受けたり、汽笛が鳴ったりして面白い。子供が喜ぶのも無理は無い。
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昼になってお腹も空いてきたので帰路に着いた。奏汰君、用意していたバギーにも乗らずに元気に歩いて確実に成長していることが感じられて嬉しかった。
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午後は居間で奏汰君と遊んだ。いつもは昼寝をするのになぜか寝なくてお守り役は大変。部屋の中はカードや積み木、ペンシル類がばら撒かれて足の踏み場も無いほど。にこっと笑って悪戯をする奏汰君なのでした。
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