土曜日、よく晴れていた。最近、仕事のストレスのためだろうか、気詰まりな気分だったので、妻とどこかに行こうかと話したら、孫たちを連れて外に行こうと言う。私も、1,2も無く賛成した。
<o:p></o:p>
妻が娘たちに連絡すると、10月から乳児院に通っている奏汰君は、父兄参観日という。園での様子を見学した後、3者面談とのことで夫婦二人で張り切っているとのことだった。<o:p></o:p>
「へぇ、乳児なのにもう父兄参観」と驚いたが、園での様子が分かって安心できる。聞いたところでは、奏汰君は臆することなく、自由闊達に這って回ったり、2歳児のおもちゃを取り上げたり、まるで自分の住家のように振舞っているとのことで、親としても預けるのは心配であろうが、そこは良くしたものだと感心してもいる。<o:p></o:p>
和音君とこは、12月に夫婦のペアでバドミントン大会に出場するらしく、その練習するので預かってくれると都合がいい、と即座に話がまとまった。長女夫婦はバドミントンが縁で結ばれたし、婿殿はこの前ダブルスで念願の優勝を果たしたので、のりに乗っているようで、和音君にも手がかからなくなってきたので、またバドミントンを楽しむつもりらしい。いいことだ。<o:p></o:p>
晴れてはいるが、風が強い。和音君を預かって若松のグリーンパークへ。ママと別れるときにぐずるかと思ったが、泣くことも無くすんなりと車に乗り込んだ。
<o:p></o:p>
グリーンパークの子供の広場では、電車の運転手や滑り台などで嬉々として遊んだ。大勢のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちに混じって、少々押されても泣くことが無くて、安心した。無謀な子供がいなかったのも良かった。みな、幼児だと思ってやさしく接してくれた。<o:p></o:p>
遊び疲れた後は、おにぎりのお弁当! 大きく口を開けて、おいしそうにもぐもぐ。近頃は、殆どなんでも食べられるようになったと聞いている。ただ、好き嫌いがあるようだ。味が判るのだろうか。<o:p></o:p>
熱帯園 カンガルー園
食後は、パーク内の熱帯園とカンガルー園に行った。熱帯園ではおおごまだらちょうが乱舞して、アマゾンの魚たちが泳いでいた。和音君は魚が好きなようで、魚たちを指差して喜んでいた。続いて訪れたカンガルー園ではロックワラビーやカンガルーたちと仲良く遊んだ。噛まれると思ってか手は出さないが、怖がる様子は見せなかった。さすが男の子、と嬉しくなった。<o:p></o:p>
夕方、疲れたのか、和音君が妻に抱っこをせがむ。さびしくなったのだろうか。風も冷たくなったので帰ることにした。よほど疲れたのだろうか、車の中ではすぐに眠ってしまった。ママの夢でも見ていたのだろうか、かわいい眠り顔だった。
<o:p></o:p>