もちろん、ソウルでも旨いモノを食べましたが、
済州島の食事は、明らかに、さらに上を行くものでありました。
ミョンドンで食して感激したサムギョプサル。
しかし、日本の韓国街をいくら食べ歩いても、本物の味に出会うことはできませんでした。
カリカリに焼いても柔らかさを失わない豚肉が無いんです。
韓国産豚肉は禁輸になってるらしいので、日本で食べるというのが無理な相談なのかしれませんが。
最初に訪れたのが、民俗村近くのお店。
三段バラではなく、五段バラ、オーギョプサル屋さん。
くぅ~、これこれ!!
思った通り、いくら焼いてもカチカチに固くなりません。(^^)
焼き上がるまで、手作りのマッコルリをいただきます。
見たことがない色合いでしたが、飲んでビックリ、、今までのマッコルリは一体・・・?
甘味、酸味、そしてわずかな苦み、これが本物なんでしょうね。
大徳利、一本飲んじゃいました。
焼き上がりました!
ゼンマイキムチも一緒に焼いて、エゴマの葉っぱに包んで一口で。
激ウマウマです~。 しっかり焼けてるに、しっとり柔らか。
しかも、香ばしい!
遥々、来た甲斐がありました!
お次は、ヴィラのメインダイニング。
こちらも、侮り難し。。。
朝の韓定食、アワビ粥とも、ソウルの有名店より美味でした。
ぜったいのお薦めは、こちらのお店。
新チェジュにある“イェッチ”(和訳で昔の家とのこと)なるお店。
もともと、小麦のネリモノ系が苦手なんですが、初めて美味いと思えるチヂミを食いました。
ネチネチ感がゼロで、どちらかというとフワフワパリパリ系。
小麦粉は使わず、モチ米粉で作られているそうです。
ケジャン、、日本の韓国料理屋でも出てきますが、、
こちらのは、よほどデカイ渡り蟹なんでしょうか、身の量、うま味、
すべてが初体験なのでありました。 美味し!!
一口食べて、あまりの美味さに、迂闊にも流涙しそうになったのが、
実は、この何の変哲もない渡り蟹の味噌汁。
味噌の味そのものは、日本の味噌と大差ないんですが、
かくし味程度に使われた、微妙なニンニクの香りがキーポイントでした。
そしてメイン、太刀魚の塩焼き。
同じ海のはずなのに、、なぜか日本の太刀魚とは全然違ってました。
身が水っぽくなくて、締まってて、肉厚で、味も濃厚。
済州島恐るべし!!
何てったって、飛行機で片道1時間と55分、
一泊で美味いモノを食べに行ったとしても、けっして後悔しないと思います。
皆様も、いかがですかぁ!