OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



週末は、二週続きでアクアラインを越えました。

目的地は、知る人は知ってる、、木更津の老舗外車整備工場。
木更津の有名アルファロメオガレージや、ケータラムの輸入元として有名なK商会も
元を正せば、この整備工場と所縁があるそうです。

 

この工場の怪しい雰囲気、クルマ好きには刺激的でありました。

工場内の事務所に、何気にこんなクルマが飾ってあったりしました。
ちなみに、LHM等、総て仕上げ済み。
大人のスーパーカー、カッコ良しです。

本当の目的はこれ。
この工場の2代目社長(ちなみに米国人)の愛車、XK-EのOTS。


ダングステン球に照らされたダッシュボード、素晴らしい雰囲気です。

ちなみに、私、LEDの色合いが大嫌い。
室内灯だろが、スモールランプだろうが、
蛍光灯色は雰囲気じゃないです。 (^^ゞ

乗せていただき、いささか戸惑ったことが一つ。
それは、ステアリング取付剛性の極端な低さでありました。
シートスライドさせようと思って、ステアリングに掴まったら、
グニャリと曲がりそうなのでした。

コイツは、想像していたほど、素敵な乗り物ではないかも・・・・・!?
偽りのない、正直な感想でありました。

気を取り直して、、木更津の、これまた老舗コーヒ店“ブラジル屋”へ。
白梅が飾られたフレンチコーヒー、なかなかお目にかかれない逸品でありました。

コーヒーの後は、アクアラインを戻って、羽田空港で寄り道。
予約なしの飛び込みだったのに、めでたく窓際コーナーテーブルへ案内!!


リーズナブルな価格なのに、十分に美味しい鴨のローストをいただいて、
彷徨える老夫婦のバレンタインナイトはふけていったのでした。(笑)

んーーー、XK-Eは、、厳しいかもぉ。
やっぱり、ファインチューンドのロメオがベストなのかーーーー?。



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等圧線の詰まった強烈な冬型の気圧配置
冷たい北風が吹き荒れる中
春を求めて南房総に出かけてみました



ご一緒したのは、RSnobu夫妻とトイプーのMogu嬢
何とRSnobu氏、横浜在住なのに
房総半島は初体験

山を掛け上がる頃には、すっかり北風も止みました



ポルシェ911、46年の奇跡!!
このボディーデザインも基本構造も46年前のまんま。
それでもSタイヤを履けばサーキット
高速道路上でもクラシックカー扱いを受ける事もなく
超高速航行が可能です




高速を下りて山を越えて向かったのが
今を遡ること20数年前、まだまだ子供が小さかった頃
よくお世話になった鴨川グランドホテル





ちょっと見、BaliのThe Legianみたい (^_^;)

昔はアワビの踊り焼きと
メロンのハーフカットデザートとか
派手な演出で客を驚かせていたのに・・・・

すっかりしおらしくなって
素晴らしく進歩してました

ゆったりと3時までランチを楽しんだ後は
千倉まで南下してみました
ちょっとミステリアスなCAFE

こちらの不思議な狭小空間はMariさんのブログでご覧下さいませ

“a window 鴨川千倉ドライブ”



Photo by OG

最後に千倉海岸でお決まりのツーショット


Photo by Maribali
クリックで拡大します


床まで踏んだのは最初の悪荒飲で
2速6700rpmだけ
あとは、ひたすら3000rpm前後で流してましたが
やっぱりそれでも気持ち良いのが
空冷ポルシェ

ちょっと乗り手の消耗が激しいけれど
やっぱり手放せません



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仕事の合間、会社の近くのショップで素晴らしい個体に逢って来ました。

740kg、138ps(SAE)
おーーー理想的なスペックです。

ドライビングポジションも完璧。ステアリング/ペダルの位置関係は申し分ありません。
大径2連メータが泣きたくなるくらい素敵な雰囲気。

内外装はイマイチの仕上がりではありましたが、
どうやら、機関、足回りは極上のようでありました。
昔からの憧れでもありますし、価格的にも欧州の相場よりも安く、
納得いくものでありました。
だが、しかし、泥沼が待っている予感がひしひしと。。



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Dinoが工場入りして、早10年が過ぎ去ったようです。(^_^;)

フォーミュラに乗ったことで公道用の自動車に対する情熱が急速に萎えてしまったことが、
拙ブログスタートの切っ掛けとなりました。

そもそも、フォーミュラに乗るに至る最初の切っ掛けは、
993RSを手に入れたことでした。

そもそも、そのさらにそもそも、993RSに乗るに至る切っ掛けは、
Dinoが手元を離れ工場入りした事で、モータリングライフが手持無沙汰になった事でした。

ですから、思い返せば長い話ではありますが、
Dinoのレストアーも、なかなか感慨深いものなのであります。

さてさて、Dinoレストアー開始10年を記念してというわけでもありませんが、
そろそろ、本気で“上がり”クルマについて考えてみようと思います。

以前にも書いた通り、“上がり”の漠然としたイメージは下記のようなところです。

「まず、日常に使えて、かつ非日常を味あわせてくれること。
 仕上がってしまったクルマではなくて、
 人生と同じように、日々、進化したり、退化したり、
 時の移ろいと共に、良きにつけ悪しきにつけ
 クルマの状態が変化する可能性があること。    
 冷徹過ぎて全くご機嫌が変わらないようじゃ、
 長い付き合いなんて出来やしませんから。
 かと言って、気難し過ぎないこと。
 ついでに、一般公道で、常にとは言わないけれど
 いざとならば、ある程度長時間にわたって全開走行が出来ること。
  そして、何より、乗るたびに飽きることのない感動が有ること。」

なので、自動車ヒエラルキーの頂点に立つ車を持つということとは、
全く次元が異なることなのです。

上がりのクルマは、やはりこれなのかな?と、、、おもったりします。
エンジンの歌声に文句はありません。
フロントフェンダーの盛り上がり具合といい、容姿も満点あげちゃいます。

デイトナ、カッコいいです。
250ショート、さらに凄いです。
でも、DinoはDino。

ご機嫌良く走ってさえくれれば、、、最高なのですが。
素性が悪すぎたせいか、これがなかなか難しくって。

それを考えると、やはりSU付き英国車が丁度良いのかもしれません。
多少、御機嫌が変わることはあっても、Dinoのように突然、昏睡することはないでしょう。
故障しやすいイメージとは裏腹に、基本は骨太・頑丈ですものね。

「MGA twin camで、スピード出してみなよ、、操縦感覚なんて最高だぜ!!」
まぁ、超訳すれば、こんなところでしょうか。

フレキシビリティーと繊細な操縦感覚、これが英国車の味わいの最たるところで、
そのことは、9年間乗ったXJ-Sでも十分に味わうことが出来ました。

さぁ、話の落とし所が見えなくなってしまいました。(笑)
今のところ、Dinoほど神経質でもないけど煽情的ということで、
ウェーバー付きアルファロメオ、SU付きXKが候補といったところでしょうか。
なかなか、悩ましい問題で正解に至るには、まだまだ時間がかかりそうです。

最後に自動車ヒエラルキーの最底辺に位置するであろうクルマ。
ただし、1951年、名古屋は中野自動車工業の工場を走り出た時の
感動たるや、さぞや大きかったであろうことは想像に難くありません。
その情熱や感動の瞬間が羨ましい。。 




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