OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



Otto C、3週間の入院期間を経て復帰しました。
特に何をイジったというわけでもありませんが、
数週間ぶりの好天とあって、お手軽コースを流してきました。
千葉や茨城の県道を飛ばすようなわけには行きませんが、
NiceなCar guyにも出会えて、楽しい休日でありました。

コースは中央高速八王子~20号大垂水~宮ケ瀬~412号厚木~東名。
(僕らの世代、飛ばせないと分かっていても大垂水は外せません)

コチラにお集まりの皆様方、かなりディープなCar Guyが多かった。
2ペダルMTなどという軟弱仕様は、σ(^^)一人切りだったかも。

基本、走らずウダウダするのは苦手なのですが、
ここはもう一度、うかがってみたいと感じたのでした。



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晩秋の移動性高気圧、文字通りの小春日和となった一日。
濡れそぼった落ち葉でインナーフェンダーを汚すことも厭わず
久しぶりに箱根を目指しました。

予想通り、芦ノ湖周回路は針葉樹の落葉と水溜まり、、、
挙句の果てに絶望的な混雑。

MariさんにOtto Cの快音を聞かせてあげたくて来てみたものの、
叶わぬ夢と知り、、いえいえ、元々、興味を持っていただけなかったと言った方が正確か。(笑)
食事のための箱根となりました。

 

 

午前9時半出発のノンビリ箱根で気がついたことが一つ。
アルファロメオの多いこと多いこと、しかも僕らと同世代のご夫婦が意外や多し。
翻って、ポルシェ、、、チンタラ系の水冷は数台見かけたものの、空冷は絶無、
いずれにせよ圧倒的少数。かっ飛ばせる早朝はポルシェだらけなのにね。

車種なりのクルマに対するスタンスが見えて面白いですね。



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めずらしく早寝(と言っても0時半・・・)できたので、6時半に起きて軽井沢へ。

まずはMOTOTECAで朝ごはん♪
カフェラテとクロワッサンのツナサンドウィッチでコンチネンタルスタイル。
素晴らしく美味でありました。

旧軽~白糸~北軽ルートでパノラマラインを目指しました。
晩秋と言うよりは晩夏では?と勘違いしそうなほどの好天。
大排気量FRミッドシップのためか、キャビンは汗ばむほど。

 

秋のクルマミーティングもピークを過ぎたのか、それらしきマシンは影も形もなし。
4.7リッター、450ps/7000rpm、47.9kgm/4750rpmを初めて本気で振り回してみました。
トランスアクスル・レイアウトのグラツィアーノ製6段セミATの異様に早いシフトスピードと、
澄み切ったソプラノの音質が相俟って、
時として恍惚(「恍惚の人」ではありません)としてしまっことを告白しておきましょう。^^;

 

ハイスピードドライブに疲れた後は、
国道144号に抜けて東御町へ。
何よりも楽しかったのが県道4号線、全線追い越し可で交通量も僅少。
適度な速度で流す中速コーナーの連続の楽しいこと。

実はパノラマラインで、空冷ポルシェの偉大さをあらためて知る所がありました。
テールスライドに対する当て舵は、ポルシェの方が遥かに寛容なのですよっ! 本当に。
本日は情けないことに、カウンターが間に合わず、思わずステアリングから手を離して
クルマ任せにする場面が二度三度とありましたから。。冷汗。



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秋の雰囲気とはほど遠い、まだまだ厳しい残暑のなか、
イタリア娘との小旅行を楽しできたのは前述したとおりです。



 σ(^^)と同業者ながら玄人裸足の腕前を持つUJさんに撮っていただいた宝物の一枚。
カメラは同じペンタックスなのに、なんでこんなにピカピカした画像が撮れちゃうんでしょ!!??



300キロほどの走行距離を重ねて感じられたことがいくつか。

イ) 冷静になったら見えてきたエンジンの印象

 a) 450馬力を謳うほどパワー感はないんです。
   感覚的には993RSのちょっと上くらいの加速G。
   ただし、458Italiaの後を追って、ちょっと踏んだら、
   数瞬後に150マイルに達しましたから錯覚なのかもしれませんが。
 b) 歌声はF様とは全く違う。明らかにクラシカルで円やか、ちょっとビブラート付き。
   まさにフラットプレーンとクロスプレーンの違いが、そのまま出た感じなのでしょう。
   不思議なことに等間隔爆発のフラットプレーンよりもOtto Cの燃焼音の方が
   音楽的に聞こえます。。惚れ込んだせい?

     
ロ) シャシの印象

 a) 6ポッドブレーキは十分に効くみたい。
   ただし、イタ車は伊達を気取ることが必須ですから、
   いつ何時たりともホイールにブレーキダストが付いていてはいけない。(爆)
   この娘はドイツ車ではないのだから、
   フルブレーキなどしてはいけないのだ、きっと。   宗旨替え? (苦笑)
 b) フロントの接地性能がやはり低いと言わざるを得ない。
   旋回中の僅かなパワーオンでノーズアップするのが、ちょっと気持ち悪い。


どうやら、目を吊り上げて本気で走らせるためのセッティングではないようです。
でも、日本の交通環境程度には、まさにピッタリコンな味付けなのかもしれません。
乗り心地はレンジローバーなみか、あるいはそれ以上にソフトで快適です。

ガチガチに固められた993RSは、公道では本当に持て余しましたから。



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993RSのどこが好きなのか?

軽量、ソリッド感、強大なトラクション、
フケ上がりの鋭さ、頑丈、エバーグリーンなデザイン・・・・


レンジローバーはどうだろうか?

品の良い内装、圧倒的な踏破力(それを使わないにしても安心感)
収容能力、故障知らず・・・・

 

 

 

翻って・・・

Otto C のどこが良いのか?

「好き」は好きなのであって、特にどこがどうだからなんて理由は無い、、
欠点なら、いくつか指摘できるけど。

好きな理由を列挙できるのは、、、
実は、完璧に好き!というほどでもない自分を納得させるために、
何度も考察を繰り返してるからか?

好きに理由など無い!、、 という時が、
根っから好きだ!ってことなのかな、と思った次第。



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空が茜色に染まる頃を見計らっての都心ドライブ。

コースは井の頭通り、甲州街道、環状5号、表参道、青山通り、外苑、首都高。
一言で申し上げれば、“涙もの”の感動を味わうことが出来ました。
わずか20数キロの街乗りドライブにもかかわらず、
なぜか十分にイベントフルな感覚が味わえるのは
イタリア車の成せる技なのかもしれません。

エンジンの咆哮は出自を完全に包み隠していて、FerrariともMaseratiとも異なる歌声で、
なぜかやはり、ノルド系の4気筒ロメオを想起させる音程であることが摩訶不思議。
ナラシ中なので高回転を試すには至りませんが、
それでも、3~4000rpmの噎び泣くような天使の歌声がキャビンに木霊する瞬間は
ちょっと涙腺がゆるみそうなほどでありました。 

シングルクラッチのロボタイズドMTはAutoモードでも、
十分に実用に足る仕上がりで安堵を覚えました。
ギアーを落とすごとに、強力なGが立ち上がるエンジンブレーキも秀逸で、
この点はPDKより、はるかに好ましく感じました。

軽やかな動きを見せる足回りの出来は信じ難い程ソフィスティケートされており、
996乗りのMariさんも、その快適さに驚嘆の声をあげておりました。

首都高を、それなりのスピードで流してみると、僅かにフロントの接地不足を感じましたが、
ロメオたる物、電制装置オフを前提に設計されているに違いないので、
電子制御オフ、前輪荷重を十分に架けて、ゼロカウンターで振り回した印象を
また改めて報告したいと思います、、数年後かな? (笑)

以上、拙い1stインプレでありますが、
手に入れて良かった、と心の奥底よりおもったことを申し添えて、今宵の結語にしたいと思います。



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Otto C  


今宵は、我が家に天使が舞い降りたかのような気分で書いております。

思い返せば、本当に長い憧れです。
はつ恋は1967年10才の時、場所はたぶん軽井沢の塩沢辺りだったでしょうか。
ジュリアの咆哮は、あまりに鮮烈でした。 画像は10才のσ(^^)

 



時は流れて10数年後、自動車好きな母親からの薫陶を
素直に受けた私は真っ当な自動車青年に成長しました。

 

当時のイタ車といえば、少なくとも洒落者が乗るなどというイメージは微塵もなく
ただの変わり者に偏愛されるような代物でしたので、
ほぼ新古車といえるようなタマが新車価格の半額で手に入るのでありました。
画像は23才のσ(^^)



諸事情からロメオを手放さざるを得なくなったあの日。。
ガレージに篭って、私は誓ったのでありました。

「今宵は別れざるをえないが、いつかかならず、
           このガレージにロメオを再び収めてみせようぞ・・・・・」

1981年夏の夜のことでありました。



ああ、あれから、ピタリの30年。
ついに、その日がやって来たのであります。
我が家のガレージにロメオ (当時のアルフィスタは“アルファ”なんて呼び方をしなかった) が帰ってきました。
ボディもダッシュボードもシートも、ぜ~んぶカーボン製の変なロメオ。
ちょっとモダン過ぎるし、大きいし、クラッチペダル付いてないし、クルーズコントロール付いてるし、
そもそも、クルマそのものの出自がロメオじゃないし。。^^;





でも、私にとってはロメオという響きが大切ですし、
コーダトロンカの美しすぎるテール、
表現する言葉が見つけられないほど魅力的な
フェンダーラインとウインドーグラフィック。
デザインは、まごう事無き、自分のイメージ通り、
まさに、ロメオの天使なのであります。

Mariさんはコーダトロンカのことを、
「ロメオはみんな尻切れトンボ!」などと悪口を言ってますけどね。(笑) 



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