秋の雰囲気とはほど遠い、まだまだ厳しい残暑のなか、
イタリア娘との小旅行を楽しできたのは前述したとおりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/cd/baded86cba7d2970171efe75e964f61b.jpg)
σ(^^)と同業者ながら玄人裸足の腕前を持つUJさんに撮っていただいた宝物の一枚。
カメラは同じペンタックスなのに、なんでこんなにピカピカした画像が撮れちゃうんでしょ!!??
300キロほどの走行距離を重ねて感じられたことがいくつか。
イ) 冷静になったら見えてきたエンジンの印象
a) 450馬力を謳うほどパワー感はないんです。
感覚的には993RSのちょっと上くらいの加速G。
ただし、458Italiaの後を追って、ちょっと踏んだら、
数瞬後に150マイルに達しましたから錯覚なのかもしれませんが。
b) 歌声はF様とは全く違う。明らかにクラシカルで円やか、ちょっとビブラート付き。
まさにフラットプレーンとクロスプレーンの違いが、そのまま出た感じなのでしょう。
不思議なことに等間隔爆発のフラットプレーンよりもOtto Cの燃焼音の方が
音楽的に聞こえます。。惚れ込んだせい?
ロ) シャシの印象
a) 6ポッドブレーキは十分に効くみたい。
ただし、イタ車は伊達を気取ることが必須ですから、
いつ何時たりともホイールにブレーキダストが付いていてはいけない。(爆)
この娘はドイツ車ではないのだから、
フルブレーキなどしてはいけないのだ、きっと。 宗旨替え? (苦笑)
b) フロントの接地性能がやはり低いと言わざるを得ない。
旋回中の僅かなパワーオンでノーズアップするのが、ちょっと気持ち悪い。
どうやら、目を吊り上げて本気で走らせるためのセッティングではないようです。
でも、日本の交通環境程度には、まさにピッタリコンな味付けなのかもしれません。
乗り心地はレンジローバーなみか、あるいはそれ以上にソフトで快適です。
ガチガチに固められた993RSは、公道では本当に持て余しましたから。