まぁ、それほど大袈裟なものでないことは理解しているつもりですが、
そのたかがクルマのために命を削って仕事をするほどなのに、
最近なかなか思うような恍惚のドライビングを味合わせてくれる対象に出会えません。
そんなおり、1960年代のクラシックFに会いに行ってみました。
土曜日の昼下がり、東京を離れた神奈川県某市のショップなのに、
何と、顔見知りの方が偶然にもいらっしゃっているじゃありませんか。
まさに同病相哀れむ、、同じ穴の貉、、言い方はいろいろあれど、
要は齢50をはるかに越えた、いいおっさん二人がRoman求めて彷徨っているわけであります。
その方が乗ってこられたP、もちろんReplicaではありません。
恐れ多くも、356AにVWエンジンをフルチューンして載せちゃってます。(笑)
フルオリジナルはもちろん価値あることでありましょうし、
正統派であることは重々承知しておりますが、こういうことやっちゃうTさま、
愛すべきCar Guyなのであります。
で、肝心のフェラーリ365GTC/四、
結論から申し上げれば、私にとって、あくまでも私にとってでありますが、
箸にも棒にもかからない代物だったのでありました。
Dinoとは全く比較にならないほど恐ろしく低いシャシの剛性感、
あまりにトロいステアリング&ブレーキ。
もともと、十分に想像できたことではありました。
大昔に、365GTB/四、いわゆるデイトナを操縦させていただいた時にも
エンジンの歌声は素晴らしくとも、操縦感覚はいすゞエルフか
三菱キャンターと言った印象だったのでありました。
今回の印象も、残念ながらそれを大きく上回るはずもなく、
これは操縦で恍惚感を得るクルマではないなとの結論に達したのでありました。
なら普通免許で行けますね(違)(爆)
キャブオーバーを運転したことがあるわけじゃないんですが、、
イメージは、そんな感じでした。(+_+)