OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



 

新婚の頃から30年間の長きに渡って活躍するOster社製ブレンダー。
間抜けなことに大事なシリコン製パッキンをフルーツと一緒にミキシングして粉砕してしまった。(笑)

さぁて、困った。
さすがに30年前の家電パーツなど手に入るはずもなし・・・

ダメ元でwebをサーフしてみると、
これが何と、Oster社は50年以上前の製品でも
その交換部品のすべてを供給してるじゃないですか!!

パッキン、刃の切れ味が落ちているかもしれないブレード、
そして、ちょっと欠けてしまったガラスジャーの換えを求めて、
千葉県は船橋まで出かけてみました。



いやいや、本当に楽しませていただきました。
子供の頃に目にした、眩いばかりの舶来品のデッドストックモノから
今回のようなビンテージ物の補修パーツまで。

話し好きの店主と過ごす時間は、良いワインの芳醇な香りにも似た
深い味わいが在ったのでありました。

 

 



今回、手に入れた交換部品、当り前ではありますが
我が家のブレンダーに、ちゃんと、ジャストフィットしたのでありました。

 

ふと思い出して、40年前の愛機を引っ張りだしてみました。
Osterizerは、れっきとした現役機だから交換パーツが供給されているのは
理解できるところではありますが、
その役目をPCに完全に取って代わられたタイプライター、
さすがにolivettiの交換パーツは無いだろうなと思ったけれど、
驚く無かれ、インクリポンからキーまで、総てのパーツが入手可能なのでありました。

さらに付け加えると、数十年ぶりに動かしたにも拘らず、
乾いたインクリポンは、現役時代に遜色ないハッキリした
美しい印字を見せくれたのでした。

工業製品として、その精度を疑われがちなアメリカとイタリア。

しかしながら、米伊、両国の「製品」に対する態度が、
想像を超えて真摯であろうことを知ったのでありました。



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予てより、親戚共々、温めて参りました計画を実行することになりました。

せっかく手に入れたアルファロメオではありましたが、
国外に持ち出すには法外な関税が課せられるとのことで、泣く泣く手放すこととしました。

転居先はマレーシアはセパン・サーキットに隣接するコンドミニアム。

 

早々に日本を離れ、こちらに定住することになります。
今後もマレーシア発信でブログは継続しますので
お付き合いのほどよろしくお願い致します。




というわけで、今年の4月バカは、海外脱出ネタでありました。



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