19日、20日と、げに楽しき2台のクルマと仲間達で、素晴らしいサーキットライフを味わってきました。
初日は4時間練習会、2日目が7時間耐久の泊りがけ企画。
メンバーはいつものteam600の皆様に加えて新規入会のNishiさん。
初日の走行会は、T氏の企画で、レーシングドライバーの田ヶ原氏に、
同乗指導をしていただきました。
氏のレクチャーは、かなりユニークで、技術面はもちろん、
精神論についても指導があり、とてもタメになりました。
お隣のパドックでは、こんな車両展示もありました。
ちょっと、軽い眩暈を覚えました。変な病気の前兆でなければいいんですが。(爆)
明けて、いよいよ7時間耐久レース。
今回は、何でもありのレース形式の走行会という趣なので、
小排気量の私たちには、元々、勝ち目の無いレースということで、
逆に、凝ったストラテジーから開放されて、大いに楽しむことがました。
グリッドは申し込み順なので、SAXOの後方に凄すぎるポルシェが居たりします。
全エントリーのうち、1/3以上がポルシェだったんじゃないでしょうか。
レースは予想通り、1分48秒~50秒で走るポルシェ勢の圧勝に終わりましたが、
team600も十分にレースを楽しむことが出来ました。
600号車のシビック、100万円で手に入れた中古車なのに、
ベストは6秒が出ていました。
ストレートの最高速は、わずか220km/hほど、それで6秒ですからインフィールドでの
速さはハンパじゃありませんでした。
610号車のシトロエンSAXOには、正直、もっと驚かされました。
フランス製のスポーティカーというものに、この日初めて乗ったのですが、
シャシ剛性からエンジンの回り方まで、全く文句の付けようがない素晴らしさでした。
全くのノーマルエンジンに中古のアラゴスタとデビルマフラーを奢っただけなのに、
こいつのベストも15秒。
シャシアーム類の取り付け剛性のなせるものなのか、
シビックで感じられる“どっかへ飛んでッちゃうかも~?”という浮遊感が全く無いのでありました。
リザルト:
600号車はお決まりとなった感があるブレーキトラブルで下位に沈みました。
610号車は淡々と周回を重ねることに成功し、クラス別(2L以下、Sタイヤ)で、何と準優勝に輝いたのでありました。
ローリングスタートから2周目の模様。
余談:
お世話になっているteam600が、英国のレーシングエンジニアリング、ZYTEK社から
公認をいただきました。(こちらも、今回の監督役、T氏のおかげ)
これで、ルマン24時間参戦という夢の達成が、いよいよ近づきました。(ウソ)
ホントは、だからって、どうと言うことはないんですけど、何だかカッコイイでしょ!?(^^ゞ
謝辞:
マイナス7℃の往路、吹雪にSタイヤの復路、
暖房無しのEGを、全身ヒートテック&ホカロンで搬送して下さったTさん。
車両保管、整備のためのファクトリー出し入れ、レースディレクタ等々
を担当される、たまちゃん、myさん、Hさん。
50歳にもなって、いまだ幼児性を隠しきれないオッサンを
暖かく見守って下さる、その他のチームメンバーの皆様。
素晴らしいマシンをセットして下さった、アバンテのA監督をはじめ
メカニックの皆様。
心より深謝申し上げます。