OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



秋の雰囲気とはほど遠い、まだまだ厳しい残暑のなか、
イタリア娘との小旅行を楽しできたのは前述したとおりです。



 σ(^^)と同業者ながら玄人裸足の腕前を持つUJさんに撮っていただいた宝物の一枚。
カメラは同じペンタックスなのに、なんでこんなにピカピカした画像が撮れちゃうんでしょ!!??



300キロほどの走行距離を重ねて感じられたことがいくつか。

イ) 冷静になったら見えてきたエンジンの印象

 a) 450馬力を謳うほどパワー感はないんです。
   感覚的には993RSのちょっと上くらいの加速G。
   ただし、458Italiaの後を追って、ちょっと踏んだら、
   数瞬後に150マイルに達しましたから錯覚なのかもしれませんが。
 b) 歌声はF様とは全く違う。明らかにクラシカルで円やか、ちょっとビブラート付き。
   まさにフラットプレーンとクロスプレーンの違いが、そのまま出た感じなのでしょう。
   不思議なことに等間隔爆発のフラットプレーンよりもOtto Cの燃焼音の方が
   音楽的に聞こえます。。惚れ込んだせい?

     
ロ) シャシの印象

 a) 6ポッドブレーキは十分に効くみたい。
   ただし、イタ車は伊達を気取ることが必須ですから、
   いつ何時たりともホイールにブレーキダストが付いていてはいけない。(爆)
   この娘はドイツ車ではないのだから、
   フルブレーキなどしてはいけないのだ、きっと。   宗旨替え? (苦笑)
 b) フロントの接地性能がやはり低いと言わざるを得ない。
   旋回中の僅かなパワーオンでノーズアップするのが、ちょっと気持ち悪い。


どうやら、目を吊り上げて本気で走らせるためのセッティングではないようです。
でも、日本の交通環境程度には、まさにピッタリコンな味付けなのかもしれません。
乗り心地はレンジローバーなみか、あるいはそれ以上にソフトで快適です。

ガチガチに固められた993RSは、公道では本当に持て余しましたから。



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http://kimi.la/

Mariさんに教わってから、すっかりハマってしまったのが
君のラジオと言うサイト。
アーティスト名を入れたら、あとはyoutubeから聞き放題。
なによりも、優れているのがSimilar機能
好きなアーティストと共通性の有るアーティストがピックアップされてきます。




当時、スマッシュヒットを飛ばしたにもかかわらず、
メジャーとして生き長らえることなく、
とうに忘却の彼方に消え失せていたアーティストがポンッと目の前に現れるのです。


皆さま、覚えてますか? この曲。
σ(^^)と同じ世代で、遊び回っていた自信のある人は
最後まで聞いてみてください! 絶対に思い出すはずですよ。(^^♪

Kenny Nolan の Love's Grown Deep
σ(^^)は、軽井沢で大盛況だったディスコ Jerry's Place でよく聞きました。
1970年代後半、旧軽の街は夜の11時を過ぎても人で溢れ返っていて、
エクスプロージョン寸前の遊びエネルギーが充満している雰囲気でした。
その頃の定番チークです。


そして、その営業時間終了を告げるエンディング曲も
おなじ Kenny NolanのI Like Dreamin' だったでしょうか。

毎年、軽井沢のテニスコートや街で顔を合わせる、わずか数十日だけの夏の友だち、、
夏の始まりとともに集まり昇華し、
そして、夏の終わりとともに、また、それぞれの東京生活に戻っていく。
別れの挨拶は「また、来年の夏ねぇ~」
何とも、儚くもロマンティックな爆発的な遊びエネルギーを
こんな曲を聞きながら、懐しく思い出すのであります。

唖々、この曲をMarantzにALTEC A-7を合わせて、
頬を震わせるようなフルボリュームで聞きたいな、また。。



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快晴の軽井沢、狭いテラスで朝ごはん!
山盛りフルーツでヘルシーに。

 

これから、久々? 5年ぶりのポタリング。
洗車、空気圧調整、油さし、出発前に大汗かいて少々、グロッキー気味であります。笑



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久方ぶりのレンジローバーツーリング。
恒例に従い、ご隠居さんのプロデュースで開催される北関東そば巡りの旅。
このツーリングだけは外せません、今年も万難を排して参加させていただきました。
旧型レンジローバーという、ちょっと特殊車両の愛好家として知り合っただけに
車に対するスタンスというか、一家言というか、共通項が多くて、とても居心地のよい仲間達なのです。



集合場所にてWakaさんのオートバイオグラフィーと並んだOtto C。
場違い!? 
いえいえ、レンジローバーが好きであれば、参加車種はまったくの自由なのであります。





 

ほら、奥に派手な屋根なしが並んでるでしょ?


KSKさんのガヤスパ。


そして、真横を向いて(笑) 激撮中のUJさんもガヤスパ!



お久し振りのTom-Ariさんは、何と458 Italia!!


老舗レンジローバーサイトの主催者、changeさんのDB9 Volante。
並走して改めて感激したのがV12の咆哮! やはり只者じゃありませんでした。
Vantage V12に、ちょっと、未練が・・・(笑)

 

本日の主催者様、長きにわたり愛用されていたマゼラーティのマレーナ嬢から
今年、乗り換えられたAUDI TTRS。
たしか還暦をお迎えと伺ったような気がしますが、納車3ヶ月で10,000km走破の猛者で在られます。





しかし、毎度のこととは言え、北関東のカントリーロードは素晴らしいの一言ですね。
神奈川近郊のワインディングを走る気が失せてしまいます。





面白いなと思ったのは、みんなのクルマの変遷。

今回のクルマ撰びの根源的ポイントが、
プリウスや完全電動式Miniの出来の良さから、
これが最後の化石燃料車選びになるだろう!
という恐怖感に苛まれたこと。
「まぁ、ここは最後の一発! イタ車に行くしかないかも!?」
といった勢いで選択がなされたようで、
つくづく同じ穴の狢と感じた次第でありました。

オピニオンリーダーたるご隠居さんは、
5年前に、いち早くメルセデスからマゼラーティに乗り換えられ、
今回、またまた我々の一歩先をゆく選択なのか、
TTRsでドイツ車復帰を果たしたのが興味深い所でありました。



 

さてさて、Otto C を手に入れてから、初めてのツーリング。
お陰さまで、やっと車に慣れることができました。
正直、常磐道での4速フルスロットルには
本当に心の奥底から痺れました。
ご一緒させていいただいた皆さま
楽しいひと時をありがとうございました!



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993RSのどこが好きなのか?

軽量、ソリッド感、強大なトラクション、
フケ上がりの鋭さ、頑丈、エバーグリーンなデザイン・・・・


レンジローバーはどうだろうか?

品の良い内装、圧倒的な踏破力(それを使わないにしても安心感)
収容能力、故障知らず・・・・

 

 

 

翻って・・・

Otto C のどこが良いのか?

「好き」は好きなのであって、特にどこがどうだからなんて理由は無い、、
欠点なら、いくつか指摘できるけど。

好きな理由を列挙できるのは、、、
実は、完璧に好き!というほどでもない自分を納得させるために、
何度も考察を繰り返してるからか?

好きに理由など無い!、、 という時が、
根っから好きだ!ってことなのかな、と思った次第。



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8月初旬 義父が急逝した。
その訃報に触れた瞬間は、まさに“巨星墜つ”と感じた。

戦後の復興期から日本経済の中心に立ち、
さらには、文学、歴史、音楽、その豊富な知識は多岐にわたっていて、
機知に富むお話を聞かせていただくことが楽しみであった。



しかし、義父のいけとし生ける者としての最高の勲章はここにある。
上の画像は鵠沼の実家で営まれた仮通夜の時に撮られたものである。
彼が育てた6人の子、それぞれの配偶者、そして11人の孫達。

一人残らず、そのすべてが平服で駆け付けて大集合となった。
家族によるピアノとバイオリンの生演奏が延々と繰り広げられ、
それそれは華やかでなごやかな、今思い返してみても、ちょっと不思議な夜会となった。

二人きりの夫婦が60有余年の時を共にし、これだけの家族を創り上げた。
この通夜で感じた、喪失感に勝る不思議な充足感。
これは、まさに神様が下さったご褒美なのだとおもった。

巨星墜つとは、何とも日本的な言い回しなのかもしれない。
クリスチャンの鵠沼の家では、皆が“巨星、天に召される”と感じていたのだとおもう。



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