OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



Carmel & Monterey ドライブ旅行は一泊の予定でした。
ホテルもHyattを一泊だけのリザーブ、レンタカーだって48時間で返却予定でした。
サンフランシスコのFour Seasons Hotelも荷物を置きっぱで占有したままだし。

実際、Carmelのクラシックカーパレードを見学した後
インフィニティーに鞭打ってサンフランシスコを目指して50kmほど北上してたんです。

でっ、サンフランに向かう途中で寄ったメキシカンレストランでトルティーヤに噛み付きながら
ふと思ったんです、、このままサンフランに帰ってイイのか!? 俺。


きっと、その文言が、そのままワタシの顔に書いってあったんだと思います・・・
Mariさんと娘から、「Montereyに戻ろうか? 戻ってもイイよ!」のありがたいお言葉。

でっ、結局、踵を返して再びモントレーを目指すことにしました。


モントレーに戻るクルマの中から、やっと手配できたのが港の真ん前のB&B。

 


この週末だけのウルトラハイシーズンプライスは驚愕ものでしたが、
泊まれただけでも良しとしなくては。。
ちなみに、ロードサイドの極小ツインで600ドル! !((+_+)) 

 

翌日、目指したオークションは
モントレーベイの“Russo & Steels”オークション。
この時期、カリフォルニア中でクラシックカーオークションが催されているようで
フェラーリ一台、10億円の超高級ランクのRM Auctionをピンとして、
様々なランクがあるようでした。
その中で“Russo & Steels”は現実的クラスと見受けましたが
それでも参加するためのデポジットが数万ドル必要とのことでした。^^;

 



Russo & Steels Auctionで見かけた、極々、一部のクルマ達です。

値段も想像するより遥かにリーズナブル!
しかも、現代車と違って、値段が上がることは有っても、下がることはけっして無い
夢の様な宝の山。 皆様、気になるクルマはアリましたでしょうか?

 

クラッシクカーを満喫した後はMonterey bayのシーフードレストラ。
 

こちらも、サンフランのレストランより遥かに美味でありました。

遅い昼食を済ませてから、今回こそ本当にサンフランシスコを目指しました。
復路120マイル、山間ワインディングフリーウエーの17号線を使って
かっ飛んで帰りました。 レンタカーを24時間以上の延滞すると
ペナルティがかかるそうで、ちょっと慌てました。(^^ゞ




娘が、いつもお世話になっている日本食レストラン。 
お腹に優しい夕食でノンビリ。

最後はチャイナタウン前のイタリアンカフェで
サンフランのナイトタイムを過ごしたのでありました。
やっぱり、ウチの旅はゆったりリラックスって雰囲気にはならないんですなぁ~ ^^; 



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Hyatt Carmel Highlandsのディナーは素晴らしいものでした。
前述のとおり日本人観光客はゼロ! (これ、異国情緒を満喫するためには重要なファクターです)
カーメル産のアバロンステーキは日本の鮑を上回る香りを放っておりました。

 



ヴィラはメゾネットタイプでオーシャンビュー。
もちろん暖炉付き。
サマンサがタバサを連れて散歩してそうな、アッケラカンとしたオープンな配置が
アジアンリゾートと異なるところで、これはこれで素敵です。

エッグベネディクトで腹ごしらえを終えて、
早速、インフィニティーでビッグサーに出かけました。

 

 

 

 

途中、何の標識もない、観光地として認識されていないビーチに車を停めてみました。

そこは、もう只々、ひたすら驚愕の自然。
野生のハーブと色彩豊かな多肉植物が咲き乱れていて、
砂浜へのアプローチなのに素晴らしく良い香り。 
“天国”という言葉が自然に浮かんできます。

 

アメリカの自然は圧倒的な迫力で
これでもかという勢いで強引に迫ってきますね。
思い返してみれば、ユタのスノーバードでも、ネバダの砂漠でも、
おなじ経験しました。 

 

次に立ち寄ったのがクリント・イーストウッド所有のリゾート。
Mission Ranch Inn



ここがまた素晴らしかった。海に面する牧場って想像しにくい景色ですよね。
停まっているMustang GT.350は何とオリジナルで走行20,000マイル!!!
ここで見ると、あまり好みではないはずのAlfa Romeo 2000 belrinaもカッコ良く見えてしまうから不思議。

来年はここのヴィラだな・・・決心した次第でありました。
来られるかどうかは分からないけど。
 

 

ビッグサーからカーメルの街に戻ってからは
MariさんとEmiがお父さんにやさしい配慮をしてくれたお陰で
クラシックカーのパレードを見学することができました。

 


一番に感じたことは出場者の年齢層が圧倒的に高いこと。
このことがイベントの格式を形成する大きなファクターだと感じました。
不思議なことに40~50歳代のワタシ世代の小僧がほとんど居ないのです。

もちろん、アメリカにも若いクラシックカー持ちは居るはずなんですが、
TPOなのでしょうかね、こういうところに出てくるのがおこがましい?・・・あるいは遠慮するという
不文律のようなものが存在しているのだろう思ったのでありました。



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夏休みのサンフラン3日目は国道1号をビッグサーまで南下するドライブ。
フォーシーズンズホテルからグロトロをズリズリ引きずりながら
ユニオンスクエア近くのHertzレンタカーへ。

待ってたクルマは予約しておいたキャデラックSRXではなくて、こんなクルマでした。

 

スタッフはインフィニティのどこに不満があるの? ってな感じでしたが、
キャデラックを3台乗り継いだ、私どもとしては残念至極でありました。

 

カーメルの街に向かうフリーウエーで目撃した最初の予兆はこれでした。

 

あれっ・・・・・!!!!
赤い丸っこいのに抜かれたーーーーーー。






クォーーーーーン
80マイルで走行するインフィニティーをさり気なく抜いてったのは
そう、Alfa Romeo Giulietta SZ。



ありゃりゃ~、今度は右からJaguar XK-Eが・・・・
何やら、とんでもなくビカビカ、しかも速い!!

スピードを100マイルまで上げて、ようやく追いつきました。



白髪の老紳士、フリーウェーを右へ左へスラロームしながら飛んでいきます。
品の良いドライブとは言い難いですが、ドライバーの年令と風体があまりに素敵で
微塵の嫌らしさも感じさせないのはさすがとしか言いようがありません。

 

 

SZの紳士とともにカーメルの街に突入してみると
目映いばかりのカリフォルニアの陽光と乾いた風が爽やかで
昨年の5月に訪れた時と、さほど変わらぬ様子でありました。
 


向こうに停まってるのはPorsche 997 4.0 ,,まぁ、この街の光景としては普通。^^;



あらら、ビカモノの356が路駐。
SZにXK-E、そして356・・・いったい、この街でなにが起こっているんだぁ~!?


 

あれっ、Porsche 356の三角窓になんか書いてあります。
何々?
「2012 CARMEL CONCOURS CLASS WINNER FOR SALE」

ここまで読んで、初めて理解しました。
全くの偶然、本当に偶然に、、カーメル・モントレー・クラシックカー・ウィークに紛れ込んでしまった!!!!
何たる幸運、、何たる幸せ!!
皆が前々からこの日を目指してカーメル旅行を計画するのだそうですが、
たまたま、旅行に選んだ日が、その日だなんて。
車マニアにとって、この幸運さ加減といえば、まさに宝くじに当たったのごとく、
歓喜の雄叫びをあげそうになりました、、イヤ、あげたかも。 


街はといえば、なるほどイタリア料理屋の店主だって歌い踊るの大騒ぎ!
完全に町ぐるみ、まるまる一週間のクラシックカー祭りなのでありました。




この店にランチにやって来た老夫婦のロールズロイス。
文句なしのカッコ良さ、まったく気取りやムリムリ感がありません。

 

 


同じ交差点をこんな車も。
手前が大型のクラシックアルファ、奥のフェラーリはさすがにレプリカでしょう。

 

 

さりげない路駐も For sale!! 安い!!

 

 

かつて、σ(^^)が乗っていた懐かしのDino GTSも。

 

このスモールベントリーはわずか250万円ほどでFor sale。

 

 

V8サウンドを撒き散らすJaguar XK120。
アメリカンレストアーと言えば、コテコテ&ビカビカ、
オリジナルなんて糞食らえの、こんな代物ばかりだと誤解してました。
しかしながら、これは偏見に満ちたジャーナリストからの誤った刷り込みでした。

アメリカ人、ノンシンクロMTの操縦は上手いし、
メカに詳しいし、塗装やメッキの頃合いのセンスも抜群なのでありました。

カーメルの興奮冷めやらぬウルトラハイな状態を維持したまま
チェックインしたのがコチラ。

 


Hyatt Carmel Highlands
もちろん、大挙してやってきているであろう
日本人モータージャーナリストの滞在者もゼロ。
素晴らしく落ち着いた、アメリカとは思えない
飛び切りフレンドリーなサービスが売りのヴィラでありました。



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