OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



時々ではありますが、サーキット走行についての質問を受けます。
要はどうしたら、速く走れますか?ってことなんですが、
そんなこと、私のようなヘボドライバーに聞かれても答えられるわけがありません。

理論はどうあれ、お薦めの習得方法だけお教えすることにしています。


動画です。CLICK!

はい、これだけです。(笑)
サーキットを走り始めた頃の仲間が企画してくれました。
筑波のジムカーナ場を借りてパイロン3本立てて走るだけです。

1本目のパイロンがターンインポイント、2本目がクリップ、
3本目がコーナー出口のアウト、これだけでコーナーのR、深さ、
ほぼあらゆるコーナーを体験することができます。
最初のうちは、ただの定常円旋回と変わらないと思ってしまい、
すぐに飽きるのですが、奥の深さが分かってくるとその重要さが身に染みてきます。
1~2ヶ月に1回、通算何回参加させていただいたか分かりません。

サーキットでスピンする・・・・
限界を越えたからスピンしたのだと思ってました。
速く走れる人は限界を越えてからの修正舵をあてる反射神経が良いのだと思ってました。
このトレーニングで、それが大きな間違いだと分かりました。
操縦法が正しければ140km/hで回れるコーナーも
基本を誤れば100km/hでもスピンする。

フォーミュラとポルシェはコーナリング法が違う・・・・
ミッドでもRRでも全く同じでした。FWDでも4WDでも同じでした。

一歩間違うとアンダーが出るナローでもこんなにきれいに回れます。
もちろん、定常円旋回で限界を越えた時の姿勢は違いますけど。

    

とにもかくにも、この“虎の穴”のおかげで、ちょっと前まで素人だった中年レーサー達が
それぞれのカテゴリーでトップクラスになったのは厳然たる事実なのです。
トレーニングを企画してくれた仲間には、今でも感謝することしきりであります。

早朝から始めて、一日中ぐるぐる回るだけ。終われば、いつもこんな時間でした。



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