2016年のダンエレクトロ

2016-01-14 23:21:11 | Dano Info
毎年恒例、ダンエレクトロのニューモデルが発表された。しかしながら、今の気持ちを正直に記すならば、今回はなかったことにしたいくらいである。

2016年のニューモデルは3種類ある。まず最初は59M SPRUCE。



このモデルはトップをメゾナイトではなくスプルースにするという掟破りを犯しているばかりか、リッケンバッカーのキャッツアイのようなサウンドホールが穿たれている。用意されたボディカラーのラインナップも首をかしげるようなものばかりである。

次はThe64というモデルであるが、これは要するにモズライトのコピーなのであって、ダンエレクトロのロゴを冠するようなものではない。



正直、これをニューモデルとして出してくるとは、想像の斜め上を行くどころではない。

そんなこんなで、新年早々から気分が悪くなってしまったのだが、唯一の救いは最後のモデル、59DC BASSがようやくリイシューされたことだろう。



このベースはファット・マイクのファンならずとも、再発を望んでいた人はたくさんいたのではないかと思う。カラー・ヴァリエーションが豊富にあればさらによかったのだが。
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2 コメント

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Unknown (Negicie Jiu-Jitsu)
2016-03-05 17:37:12
長らくコメントしないですみません。
拝読はしていました。
確かに今年のラインナップは首を傾げたくなりました。
DCベースに関して、唯一の救いという点は同感ですが、

ローズサドルじゃないのか…

なんだこのスイッチ…

アジャストロッドカバー?ロッドはヘッド側なのか…

なんでマイナーチェンジするかねぇ?
と贅沢な文句を言ってみたり…
より使い易くなってるんでしょうし、
ずっと欠番だったのだから、新品が市場に出回ることのありがたみを享受すべきですけどね。
中途半端な中古がオクで高値になったりしないでしょうしね。
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Unknown (たくろ)
2016-03-05 18:43:47
お久しぶりです。コメントありがとうございます。

扱いにくいところとうまくつきあっていくのが、
ダンエレクトロの楽しみ方でもありますから、
扱いやすくなればいいというわけでは必ずしも
ないのですよね。

こういう面倒くさいことを言っていると嫌がられますかね(笑)。
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