小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

戦後レジームからの脱却

2017-11-03 18:32:37 | 政治
戦後レジームからの脱却。

に対する、僕の思い。

自民党や、安倍晋三や、保守、右翼、などのいう、「戦後レジームからの脱却」

そうしたいのなら、それはそれでいい。

戦後レジームからの脱却。

つまり、第二次世界大戦前の日本の国にもどす、という考えは、否定しない。

その方が、国家として、普通のあり方なのだ。

どこの国でも、国家が認める軍隊を持ち、交戦権を持つ。

国家とは、動物と同じである。

どんな動物でも、自分を守る武器を持っている。

体に、備えている。

(スカンクなら、くさいガス)

だから、憲法改正して、自衛隊が軍隊になって、さらに国の交戦権を認め、核兵器さえをも、もっても、いいと思う。

自衛は、動物や国家の自然権である。



ただし、それには、絶対の、条件がある。

それは、日米同盟を破棄する、ということである。

在日米軍基地を全部、アメリカに、撤退させることである。

第二次世界大戦前には、日本は、アメリカと軍事同盟など、結んでいなかった。ぞ。

吉田茂と、岸信介の、日米安保こそが、まさに、戦後、日本がとった、「戦後レジーム」、じゃねえか。



アメリカに守ってもらいながら、(おいしい所だけ残して)、「戦後レジームの脱却」、など、甘ったれてる。

し、笑止千万である。笑わせんじゃねえ。

そんなの、「戦後レジームの脱却」、でも、何でもない。

狡猾な、いいとこどりの、ずるい軍国主義に過ぎない。



人間(自分)でたとえるなら。

不当な暴力に対して、(少なくとも)僕は黙っていない。

当然、反撃する。

僕は、マハトマ・ガンジーは尊敬するが、マハトマ・ガンジーになる気は、全くない。

しかし、強いヤツに守ってもらいたい、とは、死んでも思わない。

そんなの、僕の、「男の誇り」、が、絶対、許さない。

虎の威を借る狐、なんて、男として、最低なヤツだ。



僕が、日本を誇れるのは、太平洋戦争という、絶対、勝ち目のない戦争に、アメリカの不条理に対して、いどんだ勇気である。

日本がアメリカの植民地にされないように、日本の文化、伝統、歴史、天皇制、を守るために、夢も希望もありながら、命を捨てて、戦ってくれた、特攻隊員たち、に対してである。
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