テニススクールで、かなりの高齢の人が、休み休みテニスをしている。もう技術云々、以前に、体力がなく、十分動けず、山なりのゆるいボールでもミスしている。腰痛もありそうだし、太っていて膝も弱っていそうである。こういう人は、テニスはやめた方がいいと思うのだが。運動も自分のコンディションを考えないと害になるだけである。転んで、大腿骨頚部骨折したら、どうするというのだ。テニススクールの人も、やめるようすすめた方がいいと思うのだが。まさか、若い時はウィンブルドンに出ていた名選手とも全く見えない。趣味など、持とうと思えば、他にいくらでもあるではないか。手っ取り早く、読書がいいのでは、と思ってしまう。しかし、本を読むのが好きでない人には、読書は面白くないようだ。私の父親も定年になって、趣味を持とうと、夏目漱石を読み出したが、三日坊主でやめてしまった。読書の面白さは、わかっている人なら、わかるが、本を読むのが嫌いな人もいるようだ。読書は、言葉の味というものを、あじわえる味覚がないと、面白くないのではないか。それで、テレビにもどってしまう。しかし。
テレビばかり見ていると確実にバカになる。
テレビばかり見ていると確実にバカになる。