小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

一番楽で儲かるプロスポーツは野球

2023-07-29 10:02:49 | 武道・スポーツ
一番楽で儲かるプロスポーツは野球。

なので。

楽して世界的な名声と金を儲けたければ子供の頃から野球をやればいい。

守備ならプロも高校野球もほとんど同じ。

守備なら甲子園に出られるほどの基本が身についているレベルの高校球児なら出来る。

野球は9回の守備と攻撃である。

野手は打者としての能力が一番、大きい。

なので打率、ホームラン数、が良ければ、プロ野球の球団は、何億という年俸で、スカウトしてくれる。

攻撃では。

バッターは1試合、最低3回、多ければ5~6回くらい打席に立てばいいだけ。

守備なら、たとえば外野(レフト)ならフライなら簡単にとれる。

1試合でレフトに飛んでくるヒット性の難しい球を上手く処理しなればならないのは、1試合で、多くても5回あるかないか、だろう。

それも無いこともある。

なので、野手は1試合に打席でも守備でも、何もしなかった、ということも、あり得る。

野球の試合時間は4時間くらいで長いが、一人の選手がする運動量は、極めて少ないのだ。

プロテニス選手の運動量と比べてみれば、それは一目瞭然である。

プロテニスには一瞬の休みも許されない。

絶えず全力で走り続け、相手の打ったボールは全て返さなくてはならない。

それは卓球やバトミントンでも同じ。

そもそも体形を見てみれば一目瞭然。

プロ野球選手は食いたい放題で、デブでも通用する。

否、デブの方がウェートがあって、パワーがあるから長打を打てる。

野球は瞬発力だけが要求されるスポーツだからだ。

しかし、テニス、卓球、バトミントン選手にデブはいない。

そんな体形では勝てない、という厳しさがある。

テニス、卓球、バトミントンなどは、有酸素運動の持久力と強い瞬発力の両方が要求されるスポーツだからだ。

なのに、卓球やバトミントンの選手はプロ野球選手のように何億と稼ぐことなど出来ない。

そもそも、プロ野球は毎日、試合をやれる。し、やっている。

試合場の移動もあるし、そもそも、プロ野球選手は、試合=実戦練習でもあるから、ハードな練習も必要ない。

オープン戦が始まったら、毎日が試合だから、試合前に軽めに、体をほぐすだけである。

そもそもプロ野球選手は、みな、老けている。

食いたい放題の瞬発力だけのスポーツだからだ。

他のスポーツの選手は老けない。

なのに、なぜプロ野球選手は何億と稼げるのか。

答えは簡単。

プロ野球は、プロスポーツの中でも一番、人気があって、観客動員数が多く、テレビ中継までされて、日本人のほとんどが観て知っているから、興行収入が多いから、有能な選手には、何億もの年俸を与えられるからだ。

それに比べ、フルマラソンの選手や、フェンシング、剣道の選手などは、プロ野球選手と比べものにならない厳しい練習をしても、収入は少ない。

観る人が少なく、野球より、はるかにマイナーなスポーツだからだ。

なので。

楽して世界的な名声と金を儲けたければ子供の頃から野球をやればいい。

のである。

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