小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

文部科学省はバカ

2014-02-14 01:16:55 | 政治
文部科学省は、覚えるだけの勉強では思考力が身につかない。だから、考える勉強が大切だ、と、以前から主張している。

これは、私は、全くバカげた、考え方だと思う。そもそも人間は、生まれながらにして、考える能力をもっているのである。

(程度の差はあれ)ものを考えない人間というものが、はたして存在するのだろうか?

より深く、物事を考えられるためには、考えるための道具である知識のストックが頭の中に、より豊富にある人間が勝つのである。

政府は、人間認識が全然、間違っている。彼らは、人間をコンピューターと見ているのだろう。

コンピューターは、インプットされた多くの情報を、そのままの形でしかアウトプット出来ない。

しかし人間は、インプットされた知識を使って、考えるから、コンピューターと違って、インプットされていない考え方や意見がアウトプットされて出てくるのである。そこに人間の尊厳もある。

だから、教育は、知識の詰め込み教育でいいのである。

そもそも役人や政府の考えることは、ロクなことがない。
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