小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

なぜ、医学部の試験に数学があるのか

2015-09-03 08:18:14 | 医学・病気
「なぜ、医学部の試験に数学があるのか」

これは簡単なことである。

はっきり言って、医学を学ぶには、数学や物理の能力はゼロでも、身につけられる。

しかし、生物学や、化学は、しっかり、解っていないと、ダメである。

だから、医学部の入試試験は、生物学と、化学と、英語と、小論文、の試験を必須にして、数学や物理は、無しにしてもいい。

では、「なぜ、医学部の試験に数学があるのか」

それは、簡単なことである。

それは、学校側としては、受験者の、論理的思考能力を、知りたいからである。

もちろん、生物学や、化学の、試験、だけでも、思考力は、評価できる。

しかし、生物と、化学は、暗記だけでも、答えられる傾向がある。

だから、学校側としては、受験者の、厳密な論理的思考能力を知りたいために、医学とは、関係のない、数学の試験をしているのである。
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