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小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

モハメド・アリの心理

2016-07-30 22:29:01 | 考察文
今年、亡くなったモハメド・アリ、は、自分の敵は、アメリカの白人すべてだ、と、主張していた。

もちろん、モハメド・アリは、アメリカの白人すべてが、黒人差別をしている、とは、思っているはずがない。

白人でも、黒人を差別する白人もいれば、差別しない白人もいる。

そんなことは、モハメド・アリ、も、十分、承知していたに決まっている。

では、なぜ、モハメド・アリ、は、乱暴な言い方をしたのか。

それは、たとえば、武田邦彦先生は、NHKの、クローズアップ現代の、やらせ、や、政権批判の手ぬるい八百長傾向、に、激しい、憤りを感じている。

「NHKは詐欺だ」の一言で、断じて批判している。

武田邦彦先生のNHK批判を聞くと、NHKの、全てが、悪いように、聞こえてしまう。

しかし、NHKだって、内容のいい番組だって、作って放送している。

むしろ、民放の、ワイドショーや、バラエティー番組など、騒々しいだけで、くだらなく、時間の無駄で、僕は、ほとんど、見ていない。

しかし。

「NHKは、いい番組も作っているが、やらせ、や、八百長も、やっている。これは詐欺だ」

と、いうように、批判すると、批判の、インパクトが、弱くなってしまうのだ。

同様に、モハメド・アリ、も、「黒人を差別する白人もいれば、黒人を差別しない白人もいる。オレの敵は、黒人を差別する白人だ」というように、長たらしい、フレーズにすると、批判の、インパクトが、弱くなってしまうのだ。

それよりも、ワンフレーズで、「オレの敵は、アメリカの白人すべてだ」、と言った方が、批判の効果も上がるのだ。

それに、当時の、アメリカでは、黒人差別に対して、それくらいの、荒療治が必要だった。

それは、何事にも当てはまる。

日本人は、中国を批判するが。

「共産党の洗脳によって、日本に対して間違った批判をする中国人もいるが、歴史や事実に詳しく、日本に対して正当な認識をもった中国人もいる」

というふうに、言うと、中国に対する、批判の、インパクトが、弱くなってしまうのだ。

かく言う私も、粗削りに、「医者はバカだ」とか、言っているが、もちろん、良心的な優秀な医者もいれば、バカな医者もいる、ということくらい、十分、知っている。

しかし、そういう、長たらしい、言い方をするのは、面倒で、批判にパンチが出ないから、粗削りに、一括りに、「医者はバカだ」とか、言っているのである。

僕が書いた、「武道・スポーツ上達法」の、前書きで、僕は、こう書いている。

「まず言っておきたい事がある。文の中で、断定的な言い方をしている所もあるが、もちろん世の中には、当てはまらない人もいる。しかし文章において、いちいち、「そうでない人もいるが・・・」とか、「全員がそうではないが」と言い続けるのは、面倒であり、また、文章にインパクトがなくなってしまう。文章は60%くらい当てはまるものなら、断定的に言い切った方が、インパクトが出るのである。私の性格を誤解されたくないので、野暮な前置きを念のため・・・」

全く、僕の思いも、この通りなのだ。

ましてや、モハメド・アリ、にとっては、ボクシングは、彼の命だったのだから、ボクシング・ライセンスを剥奪した、白人に対する、怒りは、想像に余りある。

黒人を差別しない白人の評論家のほとんどは、モハメド・アリ、の、暴論を、彼が頭が悪いから、と見なしているが、それは、こういう理由で、違う、ということを、まぎれもない天才である僕が、ちゃんと、説明しておかないと、全ての人が、モハメド・アリ、の、真意を誤解してしまう。

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オリンピックは観ない

2016-07-30 21:27:56 | 武道・スポーツ
リオ・オリンピック、や、その後の、夏の甲子園の高校野球も見ない。

テレビのニュースで、結果くらいは、見るが。

今、体調がいいので、小説を書ける。

本当に、自分のやることを、持っている人は、世間の、お祭りなんか、見る暇はない。

オリンピックだの、高校野球だのは、何も、やることのない暇人のやることだ。

それに。

スポーツはバカがやるもの。である。

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わざとストレスをかける治療

2016-07-30 13:53:17 | 医学・病気
今まで、自律神経失調で、体調が悪かった。

体調が悪い時には、休む、休息する、というのが、常識的な考え方。

しかし。

もう一つの、変わった方法がある。

それは、体調が悪くても、(否。悪い時ほど)わざと、少し、ストレスのかかる、仕事をする、という方法である。

仕事している時は、苦しく、体に悪いが。

仕事が終われば、ほっと、リラックスする。

その、苦しい状態から、リラックスする状態へ、変わる落差が、健康にいい。

0(普通の状態)から、ランニングなど、健康にいいことをして、+10、の状態にすると、健康が良くなるのと同じように。

体調の悪い時も、わざと、ストレスのかかる仕事をして、体調を、-30の状態にして、それから、仕事が終わって、リラックスして、0(普通の状態)になると、その、良くなった落差のおかげで、非常に体調が良くなる。

少なくとも、僕には、この方法が有効なのである。

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梅雨明け

2016-07-30 13:49:56 | Weblog
梅雨が明けて、太平洋高気圧になって、自律神経が安定しだしてくれた。

ありがたい。

今まで、暑くても、汗が出ない、無汗症だったが、汗が出るようになった。

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