小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

安保法案8

2015-09-27 22:09:39 | 政治
安保法案は、自民党の、綿密な、計算によって、なされた、法案では、さらさらない。

衆議院、参議院の、数によって、出来ることを、安部首相の、個人的な、趣味によって、なされたものである。

日本は、自ら進んで、アメリカの奴隷として、生きる道を選んだのだ。

決まってしまったことは、もう、仕方がない。

さて。安保法案の、強行採決によって、これからの、日本は、どうなるか?

順番が逆なのである。まず、憲法を改正してから、自衛隊法などを、変えるべきだったのだ。

安保法案の強行採決は、シールズを生み出し、学生(高校生)にまで、日本の政治の腐敗を、目覚めさせた、という点は、阿部晋三の、不真面目な態度は、むしろ、良かった面がある。(結果論であるが)

ともかく、これだけは、言える。

「憲法改正が、行われる日は、永遠に来ないだろう」

そして、安保法案で、違憲だ、合憲だ、と、国会を、空転させ、本当に審議すべき、日本の経済問題にさくべき時間を、減らしてしまう。

それは、日本の政治にとって、非常に悪いことだ。



☆ちなみに、三島由紀夫の自決は、自衛隊の違憲性に対する、憤りのためでも、憲法改正の訴えのための、諌死では、決してない。(多少は、あるが)。彼は、ニヒリストであり、三島由紀夫の自決、や、憲法改正の主張や、自衛隊の違憲の訴えなどは、自分が、壮大な死に方をするための、便利な手段にしか、過ぎない。

自分が壮大な死に方をしたいための、手段なのだから、何も、防衛問題でなくても、日本の政治的な、矛盾なら、何でも良かったのである。

もちろん、私も、ニヒリストなので、政治になんて、全く、関わりたくなんか、ない。

だから、本当は、佐々木さやか、さんに、対しても、本心では、たいして憤ってはいない。(ちょっと、残念だな、と思っている程度である)

ただ、物事の、考察はしたい。

そういう点で、シールズは、偉い。

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