小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

皇位継承問題

2012-03-01 21:32:55 | Weblog
水島聡のチャンネル桜で。小林よしのり氏が、陛下に仕える渡辺允侍従長が、サンデープロジェクトで、女性宮家を容認すべきだ、と発言した。ことを引き合いに出して、陛下にお仕えしている侍従長が陛下の意に反することを言うとは考えられない、と小林よしのり氏は発言した。一方、チャンネル桜の水島聡や、他の学者は、侍従長の発言=陛下のお心、ととらえるべきではないと、発言した。これは、どちらの意見が正しいのか。
軽く聞いていると、小林よしのり氏の発言がもっともなように感じられる。
しかし、よく考えてみると。
陛下も、皇位継承問題に関して、何らかのお考えを持っておらせられるかもしれない。
しかし、いくら側近で、陛下の身近にいて、陛下と話されているからといって、陛下が、政治的な考えを、もらしたり、お述べになったりすることは、絶対ありえないと私は考える。お顔にもお出しになられないと思う。
政治に関係のない雑事のことなら、色々とお話しになられるであろうが。
そして、もう一つ。
たとえば、糖尿病の人が、腹一杯食べたいが、食べてはならないと思っている場合を、例として考えてみたい。この場合。
「腹一杯、食べたい」というのは、その人の思いである。しかし、
「腹一杯、食べてはならない」というのも、その人の思いである。
この場合、その人は、全く違った正反対の二つの思いを同時に持っている、といえる。
前者は感情的な思いであるのに対し、後者は知性的な自制の思いである。
陛下にあらせられても、皇位継承問題に関しては、全く別の思いを二つ、同時に持っておられる、かもしれないことは、考えられる。だから、やはり水島聡の言うように、侍従長の発言=陛下のお心、ととらえるべきではない、というのが間違いなく正解だろう。
陛下のお気持ちを忖度することは、恐れ多く不敬であるので、これ以上は書けないが。
陛下も、皇位継承問題について、個人的に、こうあって欲しい、という希望というか感情をお持ちになっておられる、かもしれない。しかし、陛下にあらせられては、自分の思い通りになって欲しい、という、お考えはなく、日本のために一番よいように、皇位継承問題が解決されて欲しい、と思っておられて、それが陛下の本当のお気持ちである、と私は確信している。

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単細胞バカ2

2012-03-01 12:13:01 | 考察文
単細胞バカの特徴

「女と親しくしない男を見ると、あの人はホモだ、と陰口をたたく。」

もっとも、これは本心でそう思っているのではなく、軽いノリのふざけたお喋りである。統計的な資料がないので、わからないが、おそらく99%は、本心でそうは思ってないだろう。しかし、冗談にしても、クソつくまらない冗談である。

「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」

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